マシュー・マコノヒー『ビーチ・バム まじめに不真面目』予告編&新場面写真解禁!批評家・浅田彰氏よりコメント到着

ビーチ・バム まじめに不真面目

マシュー・マコノヒーが演じる、かつて天才と呼ばれた詩人ムーンドッグの愉快な旅を描いた、ハーモニー・コリンの7年ぶりの最新作『ビーチ・バム まじめに不真面目目』が4月30日(金)より公開される

このたび公開された予告編では、物語の舞台である、アメリカ最南端の楽園、フロリダ州キーウエスト島で開催されている地元のフェスで、本人役で登場している伝説的カントリー・ミュージシャン、ジミー・バフェットらに続いて登壇したムーンドッグが、得意の下ネタポエムを朗読し、雄叫びで客席を沸かせる場面からはじまる。

スヌープ・ドッグがほぼ本人役で演じる悪友ランジェリーらと、ハウスボート上でパーティー三昧の日々を送るも、とある事件をきっかけに警察につかまり、「馬鹿騒ぎはおしまいよ!」と裁判所で更生を強要される――。
しかしムーンドッグは、何が起こっても、「Fun is a fucking Fun」と言い放ち、現状を楽しむ事を恐れない。

ビーチ・バム まじめに不真面目

予告では、ジョナ・ヒル演じるムーンドッグの出版担当から、「お前は酒と女で才能をムダにしたんだ」とからかわれながらも、ジャーナリストからのインタビューに対し「(社会の人々は)無理をしてつまづく奴が多い。(生きるのは)ただでさえ大変なのに。人生ってのは山あり谷ありだ。俺はとことん楽しみ尽くしてやる」と、自らの生き方を高らかに宣言する、印象的なシーンが切り取られている。

また予告には、ムーンドッグが刑務所で出会った、牧師の息子(ザック・エフロン)や、イルカ船の船長(マーティン・ローレンス)など、個性豊かな面々も登場。彼らを頼りながら自由を奪回する旅にでるのだが、果たして、ムーンドッグが辿り着く先は…。

そして、異例のベストセラー&ロングセラー哲学書となったデビュー作『構造と力』(83)と次作『逃走論―スキゾ・キッズの冒険』(86)によって、ハーモニー・コリンと同じく“アンファン・テリブル(恐るべき子供)”としてセンセーショナルに世に登場した、戦後日本の最高の論客のひとりである批評家・浅田彰氏よりコメントが到着。
マコノヒー演じる放蕩詩人・ムーンドッグの一見不道徳・不謹慎で、周囲から嘲笑されるその生きざまを、絶妙なバランスが取れた快楽主義者/真の自由人として賛美しつつ、「パンデミックと自粛で窒息しそうな私たちの社会に吹き込む一陣の涼風だ」と絶賛しており、この度の予告にも掲載されている。

浅田彰氏コメント全文
自己規制(自粛)と相互監視を逃れ、しかも「自由という名の野蛮」を振りかざして「死に至る悦楽」へと暴走することがない。軽やかに快楽の波に乗りながら、他者とともにあくまでも明るく生き続ける。
これはそんな真の自由人の姿を描く美しい映画――パンデミックと自粛で窒息しそうな私たちの社会に吹き込む一陣の涼風だ。

『ビーチ・バム まじめに不真面目』は、4/30(金)より、キノシネマ横浜みなとみらい・立川髙島屋S.C.館・天神の3館で公開したのち、順次全国の劇場で公開される。

ビーチ・バム まじめに不真面目
ビーチ・バム まじめに不真面目
ビーチ・バム まじめに不真面目
ビーチ・バム まじめに不真面目
ビーチ・バム まじめに不真面目
ビーチ・バム まじめに不真面目
ビーチ・バム まじめに不真面目
ビーチ・バム まじめに不真面目

作品タイトル:『ビーチ・バム まじめに不真面目
出演:マシュー・マコノヒー、スヌープ・ドッグ、アイラ・フィッシャー、ステファニア・オーウェン、ザック・エフロン、ジョナ・ヒル、マーティン・ローレンス、ジミー・バフェット
監督・脚本:ハーモニー・コリン
撮影:ブノワ・デビエ
美術:エリオット・ホステッター
編集:ダグラス・クライス
衣装:ハイディ・ビヴェンス
音楽:ジョン・デブニー
2019年/アメリカ/95分/カラー/シネスコ
原題:The Beach Bum/字幕翻訳:平井かおり
提供:木下グループ
配給:キノシネマ

公式サイト:https://movie.kinocinema.jp/works/beachbum/
公式Twitter:https://twitter.com/BeachBum_jap
コピーライト:(c)2019 BEACH BUM FILM HOLDINGS LLC. ALL RIGHTS RESERVED.

4/30(金)よりキノシネマみなとみらい・立川・天神ほか全国順次公開

関連記事:
マシュー・マコノヒー主演『ビーチ・バム まじめに不真面目』副題はみうらじゅん&町山智浩が考案!ビジュアル解禁
マシュー・マコノヒー演じる放蕩詩人とクレイジーな仲間たちの終わりなきお祭り騒ぎ『ザ・ビーチ・バム』(原題)4月公開!

↑上に戻る