『ブライズ・スピリット~夫をシェアしたくはありません!』9/10公開決定!名作戯曲が80年の時を超えて現代に蘇る

ブライズ・スピリット~夫をシェアしたくはありません!

大ヒットTVシリーズ「ダウントン・アビー」のスタッフ&キャストとオスカー女優ジュディ・デンチが贈る、楽しくてやがて切ない英国発ラブシックストーリー『BLITHE SPIRIT』(原題)が、『ブライズ・スピリット~夫をシェアしたくはありません!』の邦題で9月10日(金)TOHOシネマズ シャンテほか全国ロードショーとなることが決定し、場面写真が解禁された。

ベストセラー小説家である最愛の夫との再会を喜ぶ妻エルヴィラ。ところが、夫にはいつの間にか新しい妻がいた…!? 実は彼女は7年前に事故死した最初の妻で、霊媒師によってこの世に戻ってきたのだが──。

あの世から帰ってきた妻が夫とやり直したいと願うおかしさと切なさが織り交じった本作の原案は、ノエル・カワードによる1941年初演の戯曲「陽気な幽霊」。ノエル・カワードは1920~40年代に活躍し、俳優・作家・戯曲家・脚本家・演出家・作曲家・歌手・映画監督といくつもの顔を持つ天才エンターテイナーで、ポール・マッカートニーやブライアン・フェリーが彼のトリビュート・アルバムに参加するなどリスペクトしていたことでも知られている。なお、同作は1945年にデビッド・リーン監督により映画化され、51年に日本でも公開された。

時代を超えて約2000回にわたって上演され続けてきた名作中の名作を、現代にフィットする物語として蘇らせたのは、6年連続でエミー賞を合計15部門受賞した英国の大ヒットTVシリーズ「ダウントン・アビー」の監督のひとりであるエドワード・ホール。同ドラマのマシュー・クローリー役で大ブレイクを果たしたダン・スティーヴンスと再びタッグを組んだことは大きな注目ポイントだ。スティーヴンスは、本作でスランプから脱出するために霊媒師の力を借り、亡き妻をあの世から召喚させるベストセラー作家・チャールズをコミカルに演じている。

また、あの世から戻ってきた妻エルヴィラには『ブリングリング』のレスリー・マン、チャールズの現在の妻ルースに『お買いもの中毒な私!』のアイラ・フィッシャー。そして、今や世界の映画界の至宝、『007』シリーズのM役が忘れ難いオスカー俳優のジュディ・デンチが、不思議な力を持つ霊媒師マダム・アルカティを快演しているのも見逃せない。

1937年が舞台となる本作では、この時代に建てられた英国のアール・デコ様式の豪邸を使用し、レトロでエレガントなファッションとインテリアなど細部までこだわり抜いているところも魅力のひとつ。今回解禁された場面写真では、緑豊かな庭園で脚本執筆のためにチャールズとエルヴィラが共同作業する様子や、かつての妻と現在の妻そして夫という奇妙な関係が伺えるカット、そしてマダム・アルカティを交えて行われる摩訶不思議な儀式の様子などを捉えているが、バラエティに富んだ背景や鮮やかな色彩などからもそのこだわりを感じられるはず。

ブライズ・スピリット~夫をシェアしたくはありません!
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ストーリー
ベストセラー作家として名を馳せるチャールズは、スランプから抜け出すために、霊媒師マダム・アルカティに頼んで、事故死した最初の妻エルヴィラを呼び戻す。実は彼の小説は全て、生前エルヴィラが生み出したアイディアを書き留めただけのものだった。チャールズは、ハリウッド進出のチャンスをかけた初脚本も、彼女の力なしではムリだと思い知ったので、蘇らせたのだ。夫との再会を喜んだのも束の間、エルヴィラは自分が幽霊で、チャールズには新しい妻ルースがいると知ってショックを受ける。それでもチャールズに頼まれるままに“共同”制作するうちに、楽しかった日々がよみがえる。やがてエルヴィラは、このまま脚本が完成しなければいいと願うのだが、この世にいられる期限は刻一刻と迫っていた──。

作品タイトル:『ブライズ・スピリット~夫をシェアしたくはありません!』
出演:ダン・スティーヴンス、レスリー・マン、アイラ・フィッシャー、ジュディ・デンチ
監督:エドワード・ホール
原案:ノエル・カワード
2020年/イギリス/英語/100分/カラー/スコープ/5.1ch/原題:BLITHE SPIRIT/字幕翻訳:中沢志乃
配給:ショウゲート

コピーライト:(C) BLITHE SPIRIT PRODUCTIONS LTD 2020

9/10(金) TOHOシネマズ シャンテほか全国ロードショー!

 

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