映画『葡萄畑に帰ろう』公開記念!絵本作家はらだたけひで氏が描き下ろした新ビジュアル公開―12月15日(土)全国順次公開

葡萄畑に帰ろう『放浪の画家 ピロスマニ』や『祈り三部作』を生んだジョージア映画界の、最長老監督エルダル・シェンゲラヤが、85歳にして21年ぶりに贈る人生賛歌、映画『葡萄畑に帰ろう』は12月15日(土)より岩波ホールほか全国順次公開となる。この度、絵本作家はらだたけひで氏がイラストを描き下ろした新ビジュアルが完成した。

はらだたけひで氏は、絵本第一作『パシュラル先生』が産経児童出版文化賞入賞、1992年の『フランチェスコ』でユニセフ=エズラ・ジャック・キーツ国際絵本画家最優秀賞を日本人で初めて受賞した絵本作家。1999年から朝日新聞日曜版で長期連載していた『パシュラル先生からの手紙』は、その“癒し”の絵手紙が大きな話題となった。
今回のイラストのタイトルは、<エルダル・シェンゲラヤ監督作『葡萄畑に帰ろう』によせて~ピロスマニにならって>。ジョージア人の魂を象徴するといわれる画家ニコ・ピロスマニにオマージュを捧げたもの。
ピロスマニは、放浪の人生を送った孤高の画家で、「ワインこそ生命」、ワイン発祥の地のジョージア人らしく葡萄棚の下での宴の絵を何枚も残した。日本では1986年に大きな展覧会が開催され、また、貧しい画家の恋を歌った人気曲「100万本のバラ」(加藤登紀子さんの代表曲)のモデルとしても知られている。そのピロスマニの人生を描いた映画『放浪の画家 ピロスマニ』に人生が変わるほどの衝撃を受け、以降、40年に渡り日本とジョージアの文化の架け橋となり、ジョージア映画を紹介してきた人物こそ、絵本作家であり、岩波ホール・編成担当でもある はらだたけひで(原田健秀)氏なのである。

はらだ氏は今年、ジョージア映画への情熱の結晶でもある著書「グルジア映画への旅~映画の王国ジョージアの人と文化をたずねて」(未知谷)を刊行したり、岩波ホール創立50周年記念でジョージア映画祭を開催するなど、知られざる映画大国ジョージアの魅力を日本に紹介するため大活躍。そして2018年のラストを飾るのが本作『葡萄畑に帰ろう』だ。
偶然にも、『葡萄畑に帰ろう』の監督エルダル・シェンゲラヤは、『放浪の画家 ピロスマニ』のギオルギ・シェンゲラヤ監督の兄。弟の作風と異なり、兄エルダルの作品はユーモアとアイロニーに満ちた寓話的な作品が多く、枠にとらわれない自由な空想力が特徴だ。ジョージアと日本が映画で結ばれた2018年のラストを飾る『葡萄畑に帰ろう』のために、はらだたけひで氏が描きおろしたイラストによる新ビジュアルに是非ご注目頂きたい。

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はらだたけひで・画
[エルダル・シェンゲラヤ監督作『葡萄畑に帰ろう』によせて~ピロスマニにならって]
映画に登場するクヴェブリ(ワイン甕)、カンツィ(角杯)、葡萄、オウム、金魚などが散りばめられたイラスト。ほっこりお母さんも!クヴェブリからにょきっと腕が出ている理由は映画でお確かめ頂きたい。なお、ポストカードとしての販売も決定している。

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2018 ロシア・アカデミー賞最優秀外国映画賞

世界最古のワイン発祥の地ジョージア(グルジア)
政界に身をおいた実体験をもとに、大らかなユーモアで虚言に満ちた
権力社会を風刺し、故郷への愛を謳う楽しき人生賛歌。

ストーリー
故郷に残した母のことはすっかり忘れ、政府の要職で大臣の椅子の座り心地を満喫しているギオルギ。妻を早くに亡くし、娘とは少し折り合いはわるいものの、新しい恋まで手に入れた。それなのに、突然、大臣をクビに。ギオルギは災難に見舞われるのだが…。

作品タイトル:『葡萄畑に帰ろう』
出演:ニカ・タヴァゼ、ニネリ・チャンクヴェタゼ、ナタリア・ジュゲリ、ズカ・ダルジャニア
監督:エルダル・シェンゲラヤ
上映時間:99分
製作国:ジョージア(グルジア)
2017年|英題:The Chair|ジョージア(グルジア)|ジョージア語|99 分|カラー|DCP|
配給:クレストインターナショナル、ムヴィオラ

公式サイト:http://www.moviola.jp/budoubatake/

12月15日(土)より岩波ホール他全国順次ロードショー

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