映画『クリード 炎の宿敵』シルベスター・スタローンが42年間演じ続けてきたロッキー・バルボアを引退するとインスタで宣言

クリード 炎の宿敵

2015年、『ロッキー』シリーズの新章として公開され、全世界興収1億7,356万ドルを記録した『クリード チャンプを継ぐ男』。アドニスとロッキーの世代を超えた友情、リアルでダイナミックなファイトシーン、ひたむきに夢を追い求める姿が共感を呼び大ヒットし、批評家・観客からも“シリーズ最高の興奮と感動ドラマ”と大絶賛された。そんな前作から3年、全世界待望の第二章『クリード 炎の宿敵』が、2019年1月11日(金)に日本公開となる。
11月21日(水)から全米3,441館で封切られた本作は、11月21日~25日までの5日間で興行成績5,580万ドルを記録(※Box Office Mojo調べ)。シリーズとして最高のオープニングを飾り、熱い期待の声が上がっている。
そんな中、ロッキーを42年間演じてきたシルベスター・スタローンが、『クリード 炎の宿敵』を最後にロッキー役からの引退を宣言した。

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1976年に『ロッキー』が公開されて以来、42年間ロッキー・バルボアを演じ続けてきたシルベスター・スタローン。『クリード』シリーズではリングに上がることこそなかったが、今は亡き盟友アポロ・クリードの息子アドニス・クリードのトレーナー、セコンドとしてボクシングに心血を注いできた。ロッキーは自分自身と言っても過言ではないキャラクターなのだ。しかし11月29日(日本時間)に、スタローンが自身のインスタグラムを更新。『クリード 炎の宿敵』の撮影風景の中、ロッキー・バルボアを演じるのは本作が最後になるだろうと宣言するスピーチ映像をアップした。

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映像では、「『ロッキー』シリーズが誕生して、ここまでヒットするなんて想像もしていなかったし、2006年の『ロッキー・ザ・ファイナル』で、シリーズは終わったと思い満足していたんだ」と切り出す。そしてそばに立っているマイケル・B・ジョーダンを指しながら「だが突然この若者が現れて世界が変わったよ。新しい世代へ橋渡しされ、新たな困難と冒険が描かれた」と『クリード』シリーズ誕生の軌跡を振り返る。そして、42年間演じ続けてきた分身とも言えるロッキーについて、「俺の物語は語り尽くしたから一歩下がって、ファンと若者世代とともに完全なる新しい世界への扉が開かれるんだから、これ以上嬉しいことはない。それもスティーブン監督と、マイケル(・B・ジョーダン)のおかげだ!これからは君がこの奇跡の物語を受け継ぐんだ!」と、今後はマイケル・B・ジョーダンが演じるアドニス・クリードが、新たな伝説を作っていくことを示唆している。

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さらに投稿記事のコメントでは、「まずは40年もの長きにわたって、『ロッキー』ファミリーを心から受け入れてくれた世界中の人々に感謝したい」とファンに感謝の意を表し、「“ロッキー”という素晴らしいキャラクターを生み出し、それを演じられたことはこの上ない名誉だったよ。胸が張り裂けそうな気持ちになるけれど、すべてのことに終わりはある。広い心で受け入れてくれたファンが大好きだし、何よりも素晴らしいのは、“ロッキー”は永遠に不滅で、ファンの心の中で生き続けることなんだ……」と改めて引退を強調し、ファンへの感謝のメッセージを綴っている。

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突然の引退宣言を受けて一挙公開されたロッキーとアドニスとの場面写真でも、厳しいトレーニングの様子や試合中に叱咤激励するシーンなど、ロッキーがアドニスをサポートする姿が印象的だ。ロッキーの意志を受け継ぎ、本作ではチャンプとなっているアドニスとロッキーの最後のタッグで、最強の宿敵ドラゴ親子にいかに立ち向かうのか。世紀の決戦のゴングが、今鳴り響く。

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ストーリー
ロッキーの指導の下、世界王者に上り詰めたアポロの息子、アドニス・クリード。対するはドラゴの息子、ヴィクター。“殺人マシーン”と呼ばれた父から全てを叩き込まれた最強の挑戦者だ。宿敵を前に、過酷な試練が2人を待ちうける―。

作品タイトル:『クリード 炎の宿敵』
出演:シルベスター・スタローン、マイケル・B・ジョーダン(『ブラックパンサー』)
監督:スティーブン・ケイプル・Jr.
※『クリード2(原題)』全米公開11月21日
配給:ワーナー・ブラザース映画

公式サイト:www.creedmovie.jp
コピーライト:(c)2018 METRO-GOLDWYN-MAYER PICTURES INC. AND WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC.

2019年1月11日(金)より全国ロードショー

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