映画『わたしはダフネ』2021年夏に公開延期 ―喪失を乗り越えるため、父と娘がかけがえのない旅へと歩みだす

dafne6月6日(土)公開予定となっていた映画『わたしはダフネ』の公開延期が決定した。

なお、到着したコメントは以下の通り。


【公開延期のお知らせ】

2020年6月6日(土)より岩波ホールほか全国順次にて公開を予定しておりました『わたしはダフネ』は、新型コロナウィルス感染拡大に伴う各行政機関の発表や方針、およびご来場のお客様の安全と健康を鑑みまして、慎重に協議を重ねた結果、公開を延期することといたしましたのでお知らせ致します。

延期後の劇場公開については、【2021年夏】を予定しております。詳細な公開日程が決まり次第、公式ウェブサイト・公式SNS等でお知らせいたします。

また、お買い上げいただきました前売券につきましては、延期後にもご使用いただけますので、そのまま大切にお持ちください。なお払い戻しをご希望の方は、岩波ホール再開後に9階事務所にて承ります。

公開を楽しみにお待ちいただいていた皆様におかれましては、延期となりまして誠に申し訳ございません。心よりお詫び申し上げます。何卒ご理解賜りますようお願い申し上げます。

2020年4月20日
株式会社ザジフィルムズ

『わたしはダフネ』公式サイト:www.zaziefilms.com/dafne/


ダフネが教えてくれる。
大事なのは、自分を好きになること。人を信じること。

ダフネは快活で社交的なダウン症の女性。スーパーで働きながら、母マリア、父ルイジと平穏に暮らしていた。しかしマリアに突然の死が訪れ生活が一変。年老いたルイジは自分が死んだら娘が独り残されてしまう、と不安に苛まれてふさぎ込んでしまう。ある日、ダフネは、母の生まれた村を訪れてみようと父に提案。その旅は、愛する人の死を乗り越え、お互いを理解し合うための、かけがえのないものになっていく…。

監督はデビュー作『Mar nero』(‘08)がロカルノ国際映画祭で3部門を受賞したフェデリコ・ボンディ。長編第2作にあたる本作はベルリン国際映画祭パノラマ部門に出品され国際批評家連盟賞を受賞。主演ダフネに扮するのは、監督がSNS で見出したカロリーナ・ラスパンティ。自伝を出版するなど創作活動はしていたものの、女優には初挑戦。チャーミングでシニカルなその自然体の演技に、観客は瞬く間に魅了された。

母の生まれた村を訪ねるため、ダフネと父はトスカーナへ向かう。宿屋の夫婦、若い森林警備隊員たち…、ちいさな出会いと別れを繰り返しながら、その旅は愛する家族の死を乗り越え、互いを理解し合う、かけがえのないものになっていく…。ささやかな日常にこそ真実があり、与え合い赦し合うことが幸せへの道なのだと教えてくれる、新たなる珠玉のイタリア映画が誕生した。

ストーリー
ダフネは快活で明るいダウン症の女性。スーパーで働きながら、母マリア、父ルイジと平穏に暮らしていた。しかしマリアに突然の死が訪れ生活が一変。年老いたルイジは自分が死んだら娘が独り残されてしまう、と不安に苛まれてふさぎ込んでしまう。ある日、ダフネは、母の生まれた村を訪れてみようと父に提案。その旅は、愛する人の死を乗り越え、お互いを理解し合うための、かけがえのないものになっていく…。

作品タイトル:『わたしはダフネ』
出演:カロリーナ・ラスパンティ、アントニオ・ピオヴァネッリ、ステファニア・カッシーニ、アンジェラ・マグニ、ガブリエレ・スピネッリ、フランチェスカ・ラビ
監督・脚本:フェデリコ・ボンディ
原案:フェデリコ・ボンディ、シモーナ・バルダンジ
エグゼクティブ・プロデューサー:アレッシオ・ラザレスキー
プロデューサー:マルタ・ドンゼリ、グレゴリオ・パオネッサ
撮影:ピエロ・バッソ
編集:ステファノ・クラヴェロ
音楽:サヴェリオ・ランツァ
衣装:マッシモ・カンティーニ・パリーニ
2019年/イタリア/イタリア語/94分/カラー/シネマスコープ
原題:DAFNE 字幕翻訳:関口英子
後援:公益財団法人日本ダウン症協会
配給:ザジフィルムズ

公式サイト:www.zaziefilms.com/dafne/
コピーライト:(C) 2019, Vivo film – tutti i diritti riservati

2021年夏ロードショー!

 

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