『ドリームランド』新進気鋭のマイルズ・ジョリス=ペイラフィット監督が語るマーゴット・ロビーとのコラボーレーション

DCコミックス『スーサイド・スクワッド』のハーレイ・クイン役で世界を魅了し、『アイ,トーニャ 史上最大のスキャンダル』などで2度のアカデミー賞ノミネート歴を誇るマーゴット・ロビー。彼女がオリジナル脚本に惚れ込み、自身の製作会社で映画化を実現させたプロデュース主演作『ドリームランド』が4月9日(金)より新宿武蔵野館ほか全国公開となる。

未知なる大人の世界や刺激的な冒険に憧れながらも、退屈な日常に囚われている17歳の少年と、彼の心を奪った美しき指名手配犯。まったく住む世界の異なる男女が偶発的に出遭い、次第に気持ちを通わせてゆく。ここではないどこかにあるはずの“夢見る場所を信じた共犯者として……。

名作『俺たちに明日はない』にインスパイアされた本作では、イノセンスと罪悪感の狭間で揺らめく彼らの運命が、儚くもスリリングに描かれる。

マーゴット扮する銀行強盗犯に恋情を抱く少年役にはNetflix『ピーキー・ブラインダーズ』、『ワイルド・スピード』最新シリーズ出演のフィン・コール。そして、主演兼プロデューサーとしてこのプロジェクトを牽引したマーゴット・ロビーが白羽の矢を立てたのがマイルズ・ジョリス=ペイラフィット監督だ。

米・ニューヨーク州オールバニー出身で2014年にバード大学を卒業したジョリス監督は、サンダンス映画祭史上最年少の23歳でUSドラマ・コンペティション部門に選出された長編デビュー作『As You Are』(16)で審査員特別賞を受賞。この初長編作の出来栄えに彼の才能を確信したマーゴットによって本作の監督に抜擢された。まだ20代のジョリス監督が、2本目の長編映画となる本作で、乾いた地を舞台に登場人物の“ドリームランド”への渇望を緊張感たっぷりに描き出した。

ジョリス監督は「サンダンス映画祭の後、ロサンゼルスでの初ミーティングの相手がマーゴットだなんて、信じられない気持ちだったよ。彼女はこの映画を僕の個人的なものにしてほしいと願っていたから、脚本を何度も読んで多くのアイデアを練った。それからマーゴットたちや脚本家に自分のアイデアを話し、まさに共同作業を行っていったんだ」と、ハリウッドのメジャー作で活躍するマーゴットから思いがけないオファーを受けた当時を振り返っている。

ストーリー
1930年代半ば、荒涼としたテキサスに暮らす17歳のユージン(F・コール)は、ある夜、納屋で大ケガを負った女性と出くわす。彼女こそが地元の銀行を襲撃し、警察から追われている強盗犯アリソン(M・ロビー)だった。危険な人物だと知りながらもアリソンに惹かれるユージンは、彼女を匿うことにする。捜査の包囲網をかわし、自由をつかみ取ろうとするアリソンと、希望に満ちた新天地への憧憬を膨らませるユージン。過酷な現実から逃れるという夢を共有したふたりは、果たして“ドリームランド”へたどり着けるのだろうか……。

作品タイトル:『ドリームランド』
出演:フィン・コール マーゴット・ロビー トラヴィス・フィメル ギャレット・ヘドランド
監督:マイルズ・ジョリス=ペイラフィット
2019年/アメリカ/英語/101分/カラー/シネスコ/5.1ch/日本語字幕:安藤里絵
PG-12
配給:ハピネット 配給協力:ギグリーボックス

公式サイト:dreamland-movie.jp/
公式Twitter:@dl_jpn
コピーライト:(C)2018 DREAMLAND NM,LLC

4/9(金)新宿武蔵野館ほか全国公開

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