SNS発の現代アーティスト、アマリア・ウルマン初長編監督作『エルプラネタ』来年1/14公開&ティザービジュアル解禁！

2021年サンダンス映画祭ワールドシネマドラマティックコンペ部門正式出品作品でワールド・プレミアされた映画「El Planeta」が、邦題『エルプラネタ』として2022年1月14日（金）よりWHITE CINE QUINTO、新宿シネマカリテ他全国ロードショーが決定し、併せてティザービジュアルが解禁された。

スペインの田舎町・ヒホンを舞台にロンドンでのファッション学生の生活を終え母の元に戻ったレオ（アマリア・ウルマン）と強制退去間際の母親（アレ・ウルマン）が、貧困という問題を抱え”崖っぷち”の状況にありながらも、ハッタリをきかせ、身分不相応でスタイリッシュな生活を目指す母娘の姿を滑稽に映し出している。

本作が初長編監督作となる現代アーティスト、アマリア・ウルマン。2014年、InstagramとFacebookを起点にスタートしたアートパフォーマンス”Excellences&Perfections“は「Instagram最初の傑作！」と一躍脚光を浴びる。2015年、Gucciが主催するクリエイティブデジタルプロジェクト #GucciGram のクリエイターの一人に抜擢。2016年、Forbes誌の「Forbes 30 Under 30｜世界を変える30歳未満の30人」ART＆STYLE部門に選出されるなど、ミレニアム世代を代表するアーティストとして注目を集めている。

端正なルックスを生かしたアートパフォーマンスが続くなか、本作ではアマリア・ウルマン自ら、主人公・レオを演じる。また、レオの母役に実の母アレ・ウルマンを起用。実の親子ならではの間合いがフィルムに収められた。監督・脚本・主演と手掛けた本作は、自分のパーソナリティを武器に制作した新世紀の”セルフィ映画“といっても過言ではない。ミレニアム世代の心を映しだす現代アーティスト、アマリア・ウルマンの時代性と作家性を備えた現代アート映画『エルプラネタ』は、2022年1月14日(金)公開。

アマリア・ウルマン
平成元年（1989年）アルゼンチン生まれ、スペイン育ち。名門大学・英セントラル・セント・マーチンズ卒（ファインアート専攻）。現在、LAのダウンタウンにオフィスを構える新進気鋭のアーティスト。本作『エルプラネタ』で長編監督デビュー。第78回ヴェネチア映画祭新人監督部門審査員に大抜擢される。
” Excellences & Perfections“- New Museum in New York City（デジタルアーカイブ）
作品紹介リンク：https://www.newmuseum.org/exhibitions/view/amalia-ulman-excellences-perfections

海外レビュー

90年代のニューヨークのインディーズ映画が放っていた無垢な美学を彷彿とさせる、とてもほろ苦く魅力的な作品
—ハリウッド・レポーター

スタイルを通そうとするほど破滅する母娘の魅惑的なオフビートコメディ
—Variety

ジャン＝リュック・ゴダールとグレタ・ガーウィグを少しずつ融合させ消費者の虚栄心を見事に皮肉ったフェミニスト・コメディ
—The Playlist

ユニークでメタ的な母娘の関係
—PAST MAGAZINE

アートで模した人生の遊び心溢れるリフだ
—INDIEWIRE

サンダンス映画祭　ワールドシネマドラマティックコンペ部門正式出品作品

ストーリー
父の死後、ロンドンでのファッション学生の生活を終えたレオ（アマリア・ウルマン）は母親（アレ・ウルマン）が立ち退きを迫られている故郷のスペイン・ヒホンへと戻ってくる。2人は身の回りのものをネットで売ったり、ハッタリをきかせお金を稼いだりして、なんとかその日暮らしを送っている。ある日ふたりが立ち寄った雑貨屋で店員の男（チェン・ジョウ）と出会うのだが・・・。

作品タイトル：『エルプラネタ』
出演：アマリア・ウルマン、アレ・ウルマン、チェン・ジョウ　他
監督・脚本：アマリア・ウルマン
音楽：chicken
原題：El Planeta / 2021年 / 82分 / スペイン語、英語 / モノクロ / 1.85 :1
配給：シンカ

2022年1月14日（金）WHITE CINE QUINTO、新宿シネマカリテ他全国順次公開