『ファイブ・デビルズ』“5人の悪魔”を写すアートポスター6種が一挙解禁!各界の著名人総勢8名から絶賛コメントも到着

ファイブ・デビルズ

『パリ13区』(ジャック・オディアール監督)の脚本を手がけるなど、フランスで最も注目されるレア・ミシウス監督最新作『ファイブ・デビルズ』(11月18日(金)公開)のアートポスターと著名人からのコメントが解禁された。

嗅覚に不思議な力をもつ少女はこっそり母の香りを集めている。そんな彼女の前に突然、謎の叔母が現れたことをきっかけに彼女のさらなる香りの能力が目覚め、自分が生まれる前の、母と叔母の封じられた記憶にタイムリープしていく。やがてそれは、家族の運命を変える予期せぬ結末へと向かっていく──

今回解禁されたのは、一部劇場とWEBでの限定となるアートポスター6種見るものの予想を正面から打ち砕き、新感覚の映像世界に誘う本作。そんな、かつてない世界観を表現したポスターには、フランスの山々に囲まれた架空の村ファイブ・デビルズに住む“5人の悪魔”たちの姿が写され、それぞれのキャラクターたちの“心の声”が浮かび上がる。

「生まれる前から私を愛してた?」「パパを愛したことは?」と“香り”の能力を持つヴィッキーは心に秘めた、大好きな母親・ジョアンヌへの疑問を覗かせ、青い舌を出し、おどろおどろしい姿のジョアンヌの同僚・ナディーヌの横には「私の人生を返して」と、いかにも意味ありげなメッセージが。

さらに、「fxxk!!!!」の字が目に飛び込む、衝撃的なポスターもあれば、「今夜永遠がはじまる」とジョアンヌとジュリアが見つめ合う美しいシーンが切り取られたものもあり、愛し合っているはずの夫婦の間に一体何があったのか、そして、ジョアンヌとジュリアの関係とは?などと、その先の予想不可能な展開を連想させる。

また、作家の乙一や小説家の柚木麻子ら、各界で活躍する著名人から寄せられたコメントは以下の通り。

コメント一覧(※五十音順、敬称略)

○宇野維正(映画ジャーナリスト)
『パリ13区』『TITANE チタン』『彼女のいない部屋』『秘密の森の、その向こう』『アテナ』。
映画の最前線を切り拓く作品が続出した「フランス映画の当たり年」を締めくくる一本。
スリラーとホラーとラブストーリーを調合した鮮烈な香りにすっかり眩惑された。

○枝優花(映画監督・写真家)
主人公がもつ能力は一見特殊であり奇妙に映るが、
きっと人間誰しも内側に秘めた可能性や能力を持ち得ているはずだ。
それらを封じ込める蓋となるものが、社会性や規範だろう。
しかしひとたびそれが外れた瞬間、
人間は、物事の真理やこの世の愛に触れる大いなる何かになるのではないか。

○オカモトコウキ(OKAMOTO’S/ミュージシャン)
謎が解けるほど、切なさは増していく。様々なジャンル感や要素が絡み合った新感覚作品ですが、結局はシンプルに愛の話だということが、この作品を傑作たらしめている。

○乙一(作家
少女はいつも疑問だったのかもしれない。
「なぜ自分は存在しているのだろう?」
その探求心こそが、人を人として存在させている。
子供の視点で綴られたこの映画は、まるで恐ろしい児童文学のようだ。

○児玉美月(映画執筆家)
誰かが去ったあとにこの身を支配してくるのは、姿でもなく、声でもなく、匂いなのかもしれない。どれだけ障壁に阻まれようとたやすく離れられないこの映画の女と女もまた、きっとそうだったに違いない。

○松田青子(作家、翻訳家
切なくて、熱い。母という謎を探る少女の”旅”がたどり着く場所の柔らかさに歓喜した。あのカラオケシーンは胸に焼き付く。

○山崎まどか(コラムニスト)
鋭い嗅覚と強い意志で、少女は運命を覆す方法を見つけ出す。
魔女の系譜にある女たちはこんな風にあらゆる手段を使って
自分がどうしても欲しいものを守り抜くものなのだろう。

○柚木麻子(小説家
香りが時間とともに変化するように、物語のジャンルがどんどん切り替わっていく未知の映像体験。トップノートはホラー、ミドルノートはタイムリープ、ラストノートは…?? その余韻は、力強く、あまりに豊か。

ファイブ・デビルズ
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ファイブ・デビルズ
ファイブ・デビルズ

ストーリー
嗅覚に不思議な力をもつ少女はこっそり母の香りを集めている。そんな彼女の前に突然、謎の叔母が現れたことをきっかけに彼女のさらなる香りの能力が目覚め、自分が生まれる前の、母と叔母の封じられた記憶にタイムリープしていく。やがてそれは、家族の運命を変える予期せぬ結末へと向かっていく―。

《第75回カンヌ国際映画祭 監督週間正式出品 クィア・パルム選出》
作品タイトル:『ファイブ・デビルズ』
出演:アデル・エグザルコプロス、サリー・ドラメ、スワラ・エマティ、ムスタファ・ムベング、ダフネ・パタキア、パトリック・ブシテー
監督:レア・ミシウス『パリ13区』
脚本:レア・ミシウス、ポール・ギローム
2021年/フランス/仏語/96分/カラー/シネスコ/5.1ch/原題:Les cinq diables/英題:The Five Devils/日本語字幕:横井和子
配給:ロングライド

公式サイト:https://longride.jp/fivedevils/
公式Twitter:@5devils_movie
コピーライト:(C)2021 F Comme Film – Trois Brigands Productions – Le Pacte – Wild Bunch International – Auvergne-Rhône- Alpes Cinéma – Division

11月18日(金) ヒューマントラストシネマ有楽町、新宿武蔵野館、アップリンク吉祥寺ほか全国公開

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