映画『ハード・コア』10月20日は山田孝之の誕生日!活躍の場を広げ続ける、山田の円熟した演技に今後も目が離せないー

ハード・コア

ドラマ「山田孝之の東京都北区赤羽」(15)で絶妙なコンビネーションを見せ、「山田孝之のカンヌ映画祭」『映画 山田孝之3D』(17)の2本では、自由な映像表現で映画ファンを驚愕させた俳優の山田孝之監督・山下敦弘。そんな盟友コンビによる待望の劇映画『ハード・コア』が11月23日(金・祝)に全国公開となる。

本作は、90年代に漫画雑誌「グランドチャンピオン」で連載され、多くの読者の共感を呼んだ伝説のコミック「ハード・コア 平成地獄ブラザーズ」(作:狩撫麻礼、画:いましろたかし)の待望の映画化。主人公の権藤右近を演じるのは、この役を体現する日がくることを待ち焦がれていた山田孝之。多彩な役柄を自らのものにしてきた山田が、無骨ながら実は優しい平成のアウトローを人間臭く演じていて目が離せない。右近の友人、牛山を演じるのは、「生きていく上でのバイブル」と言い切るほど原作を愛してやまない荒川良々。「牛山役は自分しかいない」と語る通りに、荒川の味のある芝居が本作を愛おしいものにしている。そして右近の弟・権藤左近を演じるのは、山田との兄弟役に「2秒で出演を決めた」という佐藤健。今まで見せたことのない表情と佇まいで頭脳明晰で生気が希薄な男を演じている。

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10年前に本書を読んで「男たちの結末に泣いた」という山田と20年近く前に愛読していた山下監督。映画化を夢みていた念願の企画が、ふたりがそれを表現するのに相応しい年齢になったいま、最高の形で具現化される。30年近く前の男たちの狂おしくも熱いドラマが、生身の人間に命を吹き込まれてスクリーンで蘇える。

映画やドラマ、CM等で様々な役を演じ、2019年に俳優活動20周年という節目の年を迎える山田孝之。近年は演じる側のみでなく、製作総指揮、プロデューサーを務めるなど、活躍の場が多岐に渡っている。そんな山田は今年の10月20日で35歳。
11月23日(金・祝)に全国公開となる映画『ハード・コア』では、人間関係が希薄になり、バブル崩壊後は経済成長率も低迷し続けている現代日本の都会の片隅で細々と生きる権藤右近を演じる。あまりにも純粋で、信念を曲げることが出来ず、世間に馴染めないアウトロー。権藤は弱者を見下し利用しようとする世間に対して、間違いを正そうとする信念を暴力に変え、仕事も居場所もなくしてきた男。

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本作には、この役を体現する日がくることをずっと待ち焦がれていた山田孝之を筆頭に佐藤健、荒川良々等の豪華キャストが結集し、山下監督の盟友・向井康介が脚本を担当し、これまでの山下敦弘タッチを漂わせながらも、切なくて可笑しく、ファンタジーも織り交ぜた、まさにこの平成末期に必見の、男たちの人生活劇となっている。
10月20日で35歳を迎える山田孝之。活躍の場を広げ続ける彼に、今後も目が離せない―。

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「腐っているのは世の中なのか、俺たちなのか――」

ストーリー
現代日本―。都会の片隅で細々と生きる権藤右近(山田孝之)はあまりにも純粋で、曲がったことが大嫌いだ。間違いを正そうとする自らの信念をいつも暴力に転嫁させてしまうため、仕事も居場所もなくしてきた。そんな右近の仕事は、山奥で怪しい活動家の埋蔵金探しを手伝うこと。共に働く牛山(荒川良々)だけが唯一心を許せる友人だ。二人を見守るのが、右近の弟・権藤左近(佐藤 健)。一流商社に勤務するエリートだが、腐った世の中にうんざりし、希望を失っていた。ある日、そんな彼らの前に、謎の古びたロボット(ロボオ)が現れ、男たちの人生が一変するような一大事が巻き起こる。

作品タイトル:『ハード・コア』
出演:山田孝之 佐藤 健 荒川良々 石橋けい 首くくり栲象 康すおん / 松たか子
監督:山下敦弘
脚本:向井康介
原作:狩撫麻礼・いましろたかし「ハード・コア 平成地獄ブラザーズ」(ビームコミックス/KADOKAWA刊)
音楽:Ovall(Shingo Suzuki mabanua 関口シンゴ)
エンディングテーマ:Ovall feat. Gotch 「なだらかな夜」(origami PRODUCTIONS)
制作プロダクション:マッチポイント
配給:KADOKAWA

公式サイト:hardcore-movie.jp
コピーライト:(c)2018「ハード・コア」製作委員会

11月23日(金・祝) 全国公開

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