「アートとなった男」の数奇な運命…『皮膚を売った男』11月12日(金)日本公開決定!ネオン際立つティザーポスターも解禁

皮膚を売った男

第77回ヴェネツィア国際映画祭のオリゾンティ部門でプレミア上映が行われ、主演のヤヤ・マヘイニが男優賞を受賞。他にも第26回リュミエール賞合作賞の受賞や第31回ストックホルム国際映画祭脚本賞の受賞など、賞レースを席巻した話題作『皮膚を売った男』が2021年11月12日(金)より公開されることが決定し、ティザーポスターが解禁された。

日本でも東京国際映画祭で上映されるや「大傑作」「監督は天才か?」「最大級の驚き」「予想もつかない結末」と評判を呼び、多くの劇場公開を望む声が挙がった。映画批評サイト「Rotten Tomatoes」では、92%フレッシュという高評価を獲得している(6月30日時点)。

本作の演技が高く評価されたヤヤ・マヘイニの他、『007 スペクター』『オン・ザ・ミルキー・ロード』のモニカ・ベルッチ、『Uボート:235 潜水艦強奪作戦』のケーン・デ・ボーウなど、豪華キャストが脇を固める。監督を務めるのは、過去にも「Beauty and the Dogs」(17)でカンヌ国際映画祭「ある視点」音響賞を受賞し、アカデミー国際長編映画賞のチュニジア代表に選ばれたことがある実力派、カウテール・ベン・ハニア

解禁されたティザーポスターは、サムの哀愁漂う背中とは対照的に、目の前で拍手をする無数の観客たちと真ん中に目立つネオンの光を放つタイトルが配置され、まさに「アートとなった男」の数奇な運命を示唆する仕上がりとなっている。

ストーリー
主人公サムは、当局の監視下にあり国外へ出られなくなってしまう。海外で離れ離れになってしまった恋人に会うためなんとかして出国したいと考えていた彼は偶然出会った芸術家からある提案を受ける。それは、背中にタトゥーをし、彼自身が”アート作品”となることだった…。芸術品となれば大金を得ることができ、展覧会の度に海外にも行ける。恋人に会うためオファーを受けたサムだったが、次第に精神的に追い詰められてゆく。高額で取引されるサムを待ち受ける運命とは…。

作品タイトル:『皮膚を売った男』
出演:ヤヤ・マヘイニ、ディア・リアン、ケーン・デ・ボーウ、モニカ・ベルッチ、ヴィム・デルボア
監督:カウテール・ベン・ハニア(「Beauty and the Dogs(Aala Kaf Ifrit)」(17) 第91回アカデミー賞国際長編映画賞チュニジア代表)
2020年/104分/チュニジア・フランス・ベルギー・スウェーデン・ドイツ・カタール・サウジアラビア/アラビア語、英語、フランス語
英題:The Man Who Sold His Skin 仏題:L’Homme Qui Avait Vendu Sa Peau
配給:クロックワークス

公式サイト:hifu-movie.com
コピーライト:(C) 2020 – TANIT FILMS – CINETELEFILMS – TWENTY TWENTY VISION – KWASSA FILMS – LAIKA FILM & TELEVISION – METAFORA PRODUCTIONS – FILM I VAST – ISTIQLAL FILMS – A.R.T – VOO & BE TV

2021年11月12日(金)  Bunkamuraル・シネマ ヒューマントラストシネマ有楽町 ほか全国公開

 

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