現代美術家アイ・ウェイウェイ監督最新作、衝撃の難民ドキュメンタリー映画『ヒューマン・フロー 大地漂流』2019年1月公開

ヒューマン・フロー 大地漂流

世界的な現代美術家アイ・ウェイウェイ監督最新作!全世界に警鐘を鳴らす、衝撃の難民ドキュメンタリー映画『ヒューマン・フロー 大地漂流』は2019年1月より公開となる。

いま世界が最も注目する破天荒な芸術家、アイ・ウェイウェイ(艾未未)。現代中国のポップ・アイコンであり、民主化・公民運動の旗手で、つねに軽やかで型にはまらず、真摯かつ奇抜なアイデアで世界をアッと言わせるこの男は、中国当局の要注意人物であり、若者たちのヒーローである。
本作は社会運動家としても精力的に活動する彼が、自らギリシャのレスボス島を中心に、23ヶ国を超える40箇所もの難民キャンプを訪れ、インタビューを敢行。貧困・戦争・気候変動など、様々な理由で増加し続ける難民を何年にも渡って取材し、世界問題となっている難民危機の現状を追う。祖国中国から軟禁され、人間としての存在意義に向き合ってきた彼だからこそ撮り得た、全世界に警鐘を鳴らす衝撃の難民ドキュメンタリー作だ。

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なお、アイ・ウェイウェイは現代美術家として、六本木ヒルズ・森美術館15周年記念展「カタストロフと美術のちから展」〔2018年10月6日(土)~2019 年1月20日(日)〕にも作品を出品することが決定している。監督最新作に展覧会と、ますますその動向から目が離せない。

監督:アイウェイウェイ(艾未未)
1957年生まれ。中華人民共和国の現代美術家。1980年代から美術家として活動し、以来一貫して、中国現代美術を 先導して世界的に活躍を続けている。第48回ヴェネツィア・ビエンナーレ(99年)、シドニー・ビエンナーレ(06年)などの 国際展覧会に出展し、日本では森美術館等で個展を開催している。そして建築家として、2008年の北京オリンピックの「鳥の巣スタジアム」のデザインをし、彼の名が一躍世界に知れ渡ることになる。また、米タイム誌の2011年の「世界で最も影響力のある100人」に選ばれるなど、国際的に評価が高い。
一方で、人権活動にも力を入れており、2008年5月の四川大地震で死亡した児童・生徒・学生への援助と実態調査をはじめとする当局への責任追及により、2010年11月、北京の自宅において軟禁された。日本ではこれまでに『アイ・ ウェイウェイは謝らない』(2013)が劇場公開されている。

2017年 ベネチア国際映画祭5部門賞受賞

作品タイトル:『ヒューマン・フロー 大地漂流』
監督・製作:アイ・ウェイウェイ
原題:HUMAN FLOW
2017年/ドイツ/ビスタサイズ/5.1CH/140分
配給:キノフィルムズ/木下グループ

公式サイト:www.humanflow-movie.jp
コピーライト:(c)2017 Human Flow UG. All Rights Reserved.

2019年1月 シアター・イメージフォーラム他にてロードショー

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