米・スラムダンス映画祭、大阪アジアン映画祭ほかで受賞!松上元太監督の劇場映画デビュー作『JKエレジー』8月9日公開決定

第25回スラムダンス映画祭(優秀演技賞)、第14回大阪アジアン映画祭(JAPAN CUTS Award)、第65回ヒューストン国際映画祭(GOLD REMI)、第37回 CAAM映画祭 正式出品、第65回タオルミナ映画祭 正式出品ほか、世界の映画祭で評価された松上元太監督の劇場映画デビュー作『JKエレジー』が2019年8月9日(金)よりテアトル新宿ほか全国順次公開となる。

主演は「ミスiD」に入選した大型新人・希代彩。逆境に負けず健気に生きるココアを強い眼差しで体現し、ほぼ演技初体験にして米・スラムダンス映画祭で優秀演技賞を受賞する快挙を成し遂げた。ココアの共犯者となるカズオには、舞台を中心に絶大な人気を誇る猪野広樹。友人役には主演映画の公開を2本控える芋生悠。その他、川瀬陽太をはじめ、若手演技派の前原滉など実力派が脇を固める。また、音楽をエレクトロニカの注目株yuichi NAGAO、主題歌をヒップホップ・ユニットMoe and ghostsが書きおろすなど、旬のアーティストとのコラボも見逃せない。

ストーリー
群馬県桐生市にある遊園地の売店でアルバイトをしている、高校三年生の梅田ココア(希代彩)。学校では成績優秀なココアだが、家庭は貧しい。共に暮らすギャンブル狂の父・シゲル(川瀬陽太)と、元漫才師でニートの兄・トキオ(前原滉)の犠牲者だと感じながら生活しているため、自分の将来に希望が見出せないでいる。
そんなココアには秘密があった。学校とバイトの合間に、あるビデオに出演しているのだ。そのビデオとは「クラッシュビデオ※」と呼ばれ、ネット上などで一部の愛好家に楽しまれている動画である。

※クラッシュビデオ【小動物や植物、食べ物など、形あるものが女性に踏み潰される(破壊される)様を見て性的欲求を満たす目的で作られた動画】

当初は、兄の元相方であるカズオ(猪野広樹)から無理やり頼みこまれて出演していたが、次第に本人も踏み潰す感触に快感を覚え乗り気になってくる。ある時ココアは、大学に特待生/奨学金という制度があることを知り一念発起して進学を目指すことに。数少ない友人のサクラ(芋生悠)は大学への進学を希望、もう一人の友人アイコ(小室ゆら)は年上の彼氏と付き合っている中で妊娠が判明、母親になるつもりだ。それぞれの進路、将来がある。ココアは二人と過ごしていくうちに自らの将来に希望を見出していく。

そんな中、クラッシュビデオの出演が学校にバレてしまう。ココアは推薦を取り消され、学校に居場所がなくなり進学を諦める。友人たちとも疎遠に。絶望の中、ビデオ出演でコツコツ貯めたお金がココアにとっての僅かな希望だ。しかしその貯金も、兄が無断で持ち出してしまいなくなってしまう。一方、カズオはビデオ販売の件で横山(阿部亮平)とトラブルになり、金を強奪して逃走。絶望の中、交錯するココアとカズオ。ココアを心配する友人たち。ココアの決意はいかに――。

作品タイトル:『JKエレジー』
出演:希代 彩 猪野広樹
芋生 悠  小室ゆら  前原 滉
山本剛史 森本のぶ
阿部亮平
川瀬陽太
監督:松上元太
脚本:香水義貴/松上元太
撮影:堀 智弘 照明:今岡尚弥 録音:吉方淳二 美術:門馬雄太郎 編集:寺田周平 音楽:yuichi NAGAO
主題歌:Moe and ghosts「GO AHEAD,MAKE MY DAY」
協力プロデューサー:戸山 剛
2018年/88分/日本/カラー/DCP/ステレオ/アメリカンヴィスタ
製作・配給:16bit.

公式ツイッター:https://twitter.com/jkelegy
コピーライト:(C)2018 16bit.inc.

2019年8月9日テアトル新宿ほか全国順次公開


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