『彼女が好きなものは』公開初日は12/3に決定&メインビジュアル・予告編解禁!第26回釜山国際映画祭にも正式出品

彼女が好きなものは

ゲイであることを隠しながら生活する男子高校生と、BL好きの女子同級生との恋愛を通じ、世間にはびこる“ふつう”という価値観とのギャップに向き合う男女の姿を描いた映画『彼女が好きなものは』の公開日が2021年12月3日(金)に決定し、メインビジュアルと予告編が解禁された。
また、本年度の第26回釜山国際映画祭のOpen Cinema部門に正式出品されることも決定した。

原作は、小説家・浅原ナオトの「彼女が好きなものはホモであって僕ではない」(角川文庫刊)。Web小説サイト「カクヨム」で話題となり、2018年2月に書籍化、2019年4月にはNHKで「腐女子、うっかりゲイに告る。」のタイトルでドラマ化もされ、大きな反響を呼んだ。

【ゲイ】であることを隠している男子高校生・安藤純(神尾楓珠)と、【BL好き】を隠しているクラスメイトの三浦紗枝(山田杏奈)。交わるはずのなかった2人が出会い、紗枝は純に告白をする。世間で“ふつう”と言われる幸せを諦められない純は紗枝の告白を受け入れる。自分が好きなものを「好き」と言えず秘密を抱えていた純と紗枝が、しだいに「純」と「紗枝」の2人だけの「好き」の形を見つけることに―。

純と紗枝は【ゲイ】や【腐女子】といったラベリングを脱して、「私」と「あなた」として、個と個の人間同士の誠実な関係を築き始めていく。今回解禁されたメインビジュアルには、そんな2人がしっかりとお互いを見つめ合う凛とした表情が写し出されている。

さらに、あわせて正式出品されることが明らかになった第26回釜山国際映画祭(10月6日~15日開催)の<Open Cinema部門>は、商業性と芸術性とが理想的にミックスされた新作や、国際的評価の高い作品を集め、メイン会場である「映画の殿堂」の野外スクリーンにて上映、例年5000人規模の観客を集める人気部門だ。なお、これまで同部門には、中野量太監督『浅田家!』、月川翔監督『君の膵臓をたべたい』、庵野秀明総監督『シン・ゴジラ』などの日本映画が出品されている。

彼女が好きなものは

ストーリー
わかり合えない僕らは、それでも「ふつう」の幸せを手に入れたい―

高校生の安藤純は自分がゲイであることを隠して日々を過ごしている。ある日、書店でクラスメイトの三浦紗枝が、男性同士の恋愛をテーマとした、いわゆるBLマンガを購入しているところに遭遇。BL好きであることを秘密にしている紗枝は「誰にも言わないで欲しい」と純に口止めをするのだが、彼女はまだ知らなかった。目の前にいる純がゲイであることに。純には妻子ある同性の恋人・誠がいるが、書店での遭遇をきっかけに、純と紗枝は急接近。紗枝の友人達とダブルデートをしたり、クラスメイトたちと遊園地で遊んだりと仲を深めるうちに、純は紗枝から告白をされる。「自分も“ふつう”に女性と付き合い、“ふつう”の人生を歩めるのではないか?」。一縷の望みにかけるかのように、紗枝の告白を受け入れ、付き合うことになったのだが…。

作品タイトル:『彼女が好きなものは』
出演:神尾楓珠 山田杏奈 前田旺志郎 三浦獠太 池田朱那
渡辺大知 三浦透子 / 磯村勇斗 山口紗弥加 / 今井 翼
監督・脚本:草野翔吾
原作:浅原ナオト「彼女が好きなものはホモであって僕ではない」(角川文庫刊)
エグゼクティブプロデューサー:成 宏基 / プロデューサー:前原美野里、宮本 綾
ラインプロデューサー:小泉 朋 / 音楽:ゲイリー芦屋
撮影:月永雄太 / 照明:藤井 勇 / 美術:安宅紀史 / 録音:齋藤泰陽 / 装飾:山本直輝
スタイリスト:SAKAI / ヘアメイク:寺沢ルミ / 編集:浦部直弘 / 助監督:杉岡知哉 / 制作担当:狭間聡司
企画協力:KADOKAWA/企画・制作・プロデュース:アニモプロデュース
2021年/日本/121分/アメリカンビスタ/5.1ch/カラー/デジタル
PG12
製作:「彼女が好きなものは」製作委員会
配給:バンダイナムコアーツ、アニモプロデュース

公式サイト:https://kanosuki.jp
公式Twitter:@kanosuki2021
公式Instagram:@kanosuki2021
コピーライト:(c)2021「彼女が好きなものは」製作委員会

2021年秋 TOHOシネマズ日比谷ほか全国ロードショー

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