『潜水艦クルスクの生存者たち』海底に取り残された乗務員たちの運命は…本編映像(ロシア軍との交渉シーン)解禁!

潜水艦クルスクの生存者たち

マティアス・スーナールツ、レア・セドゥ、コリン・ファースの豪華キャストで贈るトマス・ヴィンターベア監督『潜水艦クルスクの生存者たち』(4月8日(金)公開)より、本編映像が解禁された。

本作は、ロシアで実際に起きた未曾有の原子力潜水艦事故を完全映画化。主人公の司令官を演じたのは、『リリーのすべて』や『レッド・スパロー』で人気のマティアス・スーナールツ。その妻を『007』シリーズのレア・セドゥが演じ、初の母親役に挑んだ。人命救助に奔走する英艦隊の准将には『英国王のスピーチ』のコリン・ファース。さらに本作が遺作となった名優マックス・フォン・シドーが、ロシア軍の幹部役で威厳のある演技を披露している。『アナザーラウンド』でアカデミー賞(R)国際長編映画賞を受賞したトマス・ヴィンターベア監督が、潜水艦クルスクに運命を翻弄された名もなき男たちの実話を、極上のエンタテインメントへと昇華させた。

この度解禁となった本編映像は、原子力潜水艦クルスクの沈没事故の救出に協力しようと、イギリス海軍の准将であるデヴィット(コリン・ファース)が、NATOの司令官らを連れて、ロシア軍を率いるぺトレンコ指令長官(マックス・フォン・シドー)に対し、他国からの救援の必要性を訴えるシーンから始まる。

「時間との勝負です」と、緊迫した状況を伝えるが、「ロシアの救難隊はよく機能している」と、ロシア政府が単独で進めている救出活動はあくまでも順調であると答える。その回答に対してデイビットは「生存者がいれば直ちに救出できる」と進言するが、「支援が必要な時はこちらから知らせる」という返答の一点張りで、頑なに歩み寄ろうとしない。ロシア政府はクルスクの機密情報や国家の威信を優先する一方で、人命を何とも思っていないのだろうか。そして海底に取り残された乗務員たちの運命はどのような結末を迎えるのか…まさに今起こっている戦争の内幕を想起させるようなワンシーンとなっている。

ストーリー
乗艦員118名を乗せた原子力潜水艦クルスクは軍事演習のため出航するのだが、艦内の魚雷が突然暴発、凄まじい炎が艦内を駆け巡る。次々と命を落とす惨状に直面したミハイルは、爆発が起きた区画の封鎖を指示し、部下と安全な艦尾へ退避を始めるが、艦体は北極海の海底まで沈没し、わずか23名だけが生き残った。海中の異変を察知した英国の海軍准将デイビッドは救援を表明するが、ロシア政府は沈没事故の原因は他国船との衝突にあると主張し、軍事機密であるクルスクには近寄らせようとしない。乗組員の命よりも国家の威信を優先する政府の態度に、ターニャたち家族は怒りを露わに抗議する。酸素が徐々に尽きていく中、果たして愛する家族のもとへ帰る事はできるのだろうか─

作品タイトル:『潜水艦クルスクの生存者たち』
出演:マティアス・スーナールツ、レア・セドゥ、マックス・フォン・シドー、コリン・ファース
監督:トマス・ヴィンターベア
2018年|ルクセンブルク|英語|117分|カラー|シネスコ|5.1ch|原題:KURSK|字幕翻訳:林完治
映倫:G
提供:木下グループ
配給:キノシネマ

公式サイト:https://movie.kinocinema.jp/works/kursk
コピーライト:(C) 2018 EUROPACORP

4月8日(金)より kino cinéma 横浜みなとみらい・立川髙島屋S.C.館・天神 ほか全国順次公開

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