第71回カンヌ国際映画祭パルムドール受賞、是枝裕和監督作『万引き家族』が中国史上実写邦画№1興行収入達成!

万引き家族

6月8日(金)より日本公開され、大ヒットしている是枝裕和監督作『万引き家族』。アジア各国で大ヒットを記録している本作だが、8月3日に中国全土約6000スクリーンにて公開され、週末興行成績が第4位(4860万元/約7.9億円)を記録し、今年中国で公開された全実写邦画のオープニング成績を超える大ヒットスタートを切った。そしてこの度、8月11日(現地時間)に、8390万元(約13.4億円)を記録し、『銀魂』(2017年9月1日公開:興収累計8143万元/約13億円)を超えて、実写邦画No.1興収を記録した。

中国作品以外のパルム・ドール賞受賞作品として、初めての中国拡大公開となる本作。6月23日の上海映画祭では是枝監督、松岡茉優さん、城桧吏君が、7月31日には、リリー・フランキーさんと佐々木みゆちゃんが訪中し、毎回熱烈な歓迎を受け、多くのメディアで取り上げられた。また、中国の観客にも本作の深い感動が伝わっているようで、中国の映画サイトMAOYAN(https://maoyan.com/films)では8.1、DOUBAN(https://movie.douban.com/)では8.8というレビュー評価で高得点をマーク。今回の結果を受け、中国ファンの間では本作と『銀魂』をコラボさせた画像がウェブで展開されるなど、中国で旋風が巻き起こっている。

アジア圏、ヨーロッパ各国、北米など含め現在合計で185の国と地域への販売が決定している本作。9月にスペインで開催される第66回サンセバスチャン映画祭において、是枝監督が生涯功労賞にあたるドノスティア賞を受賞、さらには、第36回ミュンヘン国際映画祭では外国語映画賞に当たるARRI / OSRAM賞を日本映画初受賞するなど、世界でも『万引き家族』旋風を巻き起こしている。引き続き本作の動向に是非ご注目頂きたい。

ストーリー
高層マンションの谷間にポツンと取り残された今にも壊れそうな平屋に、治と信代の夫婦、息子の祥太、信代の妹の亜紀の4人が転がり込んで暮らしている。彼らの目当ては、この家の持ち主である初枝の年金だ。足りない生活費は、万引きで稼いでいた。社会という海の底を這うような家族だが、なぜかいつも笑いが絶えず、互いに口は悪いが仲よく暮らしていた。
冬のある日、近隣の団地の廊下で震えていた幼い女の子を、見かねた治が家に連れ帰る。体中傷だらけの彼女の境遇を思いやり、信代は娘として育てることにする。だが、ある事件をきっかけに家族はバラバラに引き裂かれ、それぞれが抱える秘密と切なる願いが次々と明らかになっていく──。

作品タイトル:『万引き家族』
出演:リリー・フランキー 安藤サクラ / 松岡茉優 池松壮亮 城桧吏 佐々木みゆ /緒形直人 森口瑤子 山田裕貴 片山萌美 ・ 柄本明 / 高良健吾 池脇千鶴 ・ 樹木希林
原案・監督・脚本・編集:是枝裕和
音楽:細野晴臣(ビクターエンタテインメント)
配給:ギャガ

公式サイト:gaga.ne.jp/manbiki-kazoku
コピーライト:(C)2018フジテレビジョン ギャガ AOI Pro.

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