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『ナポレオン』洋画初登場1位スタート!リドリー・スコット監督が手応えを語るメイキング特別映像解禁

ナポレオン

ホアキン・フェニックス主演、リドリー・スコット監督による映画『ナポレオン』(公開中)のメイキング特別映像が解禁された。

12月1日(金)から公開され、洋画初登場1位となったほか、上映バージョンではIMAXが全体の18.3%と高稼働している本作。主人公ナポレオン役を演じるホアキン・フェニックスとリドリー・スコット監督のタッグは『グラディエーター』(2000)以来、実に23年ぶりとなる。そして、ナポレオンの妻・ジョゼフィーヌ役を演じるのはヴァネッサ・カービー

解禁された映像で、スコット監督は「本物の迫力に勝るものはない」と語り、カービーも「リアルでごまかしがない」と語る通り、大砲が乱れ飛び、歩兵を直撃する様子など広野での戦いのシーンは実にカメラ11台で同時撮影され、CGはほぼなし。カービー曰く「たった1シーンに数百人のエキストラ。戦闘シーンに費やす労力が半端じゃない」と感嘆の声をあげるほど。実際、エキストラは延べ8000人以上が参加しており、しかも戦闘シーンではエキストラ俳優も軍事訓練を受けるという徹底ぶりだ。ナポレオンの有名な戦いの数々…エジプト遠征でのピラミッド砲撃、アウステルリッツの戦い、ワーテルローの戦いなどどの戦闘シーンもそのリアリティは近年稀に見る迫力を誇る。

スコット監督の映像制作はというと「頭の中で画作りを完成させ、絵コンテに起こす」そうだ。撮影準備のため、スコットは自身のチームを司令室(war room)に集めた。自らの手でストーリーボードを描いてワーテルローやアウステルリッツ、トゥーロンのセットを再現した巨大な模型と、アート部門による絵などを用意した上でチーム全員にビジョンを共有。また、技術チームには実現したいイメージの指示を出した。

そしてこのイメージをスクリーンに具現化するのに腕を振るったのが、3度アカデミー賞(R)にノミネートされたプロダクション・デザイナーのアーサー・マックス。1997年の『G.Iジェーン』(97)以来、スコットとは15作品においてコラボレーションを続け、プロダクション・デザインのビジネスが数十年の間に大きく変化するのを目の当たりにしてきた人物だ。

そのベテランを以てしても、スコット監督の現場には強い思いがあるそうで「リドリーとの仕事では、即座に対応する能力が求められます。題材は過去、現在、未来のいずれでもいいのです。彼はジャンルからジャンルへと流動的に移動します。中世は彼の好きな時代の一つでしょうね。さまざまな未来、現在も。それから聖書を題材にしたもの。そして今回のように、18~19世紀です」と明かす。

そして「徹底的にスペクタクルを網羅しています。豪華な宮殿からみすぼらしい納屋、途中には焼けた村もあります。船で海にも出ます。大規模な交戦もあります。アウステルリッツ、ワーテルロー、マレンゴ、ボロジノの戦い。物語全体が巨大なおもちゃ箱のようであり、デザイナーにとっては素晴らしいご馳走です」と、本作への手応えを語ってくれた。

日本公開前日となる11月30日には、86歳の誕生日を迎えたスコット監督。「ぜひ大画面で見てくれ!」との言葉通り、その仕上がりに手応え十分の本作は、IMAX(R)、Dolby Cinema(R)、Dolby Atmos(R)(字幕版のみ)での上映、また2D/MX4DR/4DX/4DXScreen/ScreenX/D-BOX(字幕版&吹替版)など、さまざまなフォーマットで上映されている。

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