小栗旬主演『人間失格』宮沢りえ、沢尻エリカ、二階堂ふみら豪華女優陣が太宰を愛した3人の女を熱演!コメントも到着

人間失格

松竹、アスミック・エースの共同配給作品映画『人間失格』が9月13日(金)より全国公開となる。太宰治。突飛な言動と奔放な私生活で、文壇から煙たがられながらも、ベストセラー作品を連発した天才作家。正妻と2人の愛人という3人の女性と並行して関係を持ち自堕落な生活を送った果てに、愛人と川に身を投げる―。
この大スターのトップスキャンダルは、当時センセーショナルな事件として世間の注目を浴びたが、その裏に隠された彼の“本当の人生”と、 彼をめぐる“3人の女との恋と愛”の物語を、誰も知ることはなかった―。女を惹きつけてやまないどうしようもなく魅力的な男の栄光と挫折、セックスと死。彼は、何と戦い、誰を愛していたのか?! 男女に起きることのすべてがここにある―。

太宰の遺作となった「人間失格」は、日本文学史上最高の傑作にして、累計1200万部以上を売り上げ、現在もなお単一書籍として歴代ベストセラーランキングのトップを争う、“世界で最も売れている日本の小説”。「人間失格」という原作の映画化ではなく、その誕生秘話を太宰自身と彼を愛した3人の女たちの目線から、事実をもとにしたフィクションとして初めて映画化するのが本作。
監督は、世界屈指の写真家であり、衝撃的な成功を収めた映画『さくらん』 『ヘルタースケルター』に続き、今年は『Dinerダイナー』の公開も控えるトップクリエイター、蜷川実花。主人公・太宰治を演じるのは、ハリウッド版『ゴジラVSコング(邦題未定、原題GODZILLA VS. KONG)』でついに世界進出を果たす、今や日本を代表する俳優、小栗旬
このたび、新たに、太宰を取り巻く女性を演じる3名の豪華キャストが発表された。

太宰の正妻・津島美知子役に、『紙の月』『湯を沸かすほどの熱い愛』で日本映画界にその絶対的な存在感を示した、宮沢りえ。2人の子どもを育て3人目を身ごもりながら、奔放な夫を支えて家庭を守り作家の妻の鑑と称される、芯が強く凛とした包容力あふれる女性像を、圧巻の演技力で魅せる。
そして、太宰の愛人で弟子でもある作家・太田静子役に、主演を務めて絶賛された『ヘルタースケルター』に続き蜷川監督とタッグを組む、沢尻エリカ。太宰から才能を認められ、彼の創作のために自分の日記を提供し、妻があることを知りながら彼の子どもがほしいと願う、一途で天真爛漫な資産家の娘を可憐に演じ切る。
さらに、太宰の愛人で最後の女・山崎富栄役に、『私の男』で数多くの主演女優賞を受賞し、話題作への出演が相次ぐ若手随一の実力派、二階堂ふみ。戦地から戻らない夫を待ちながら美容師として真面目に働いていたが、太宰と恋に堕ち共に死にたいと思いつめていく若き未亡人を体当たりで熱演。
20代、30代、40代と各世代を代表する超豪華女優陣が顔を揃え、小栗旬とともに、どうしようもなく魅力的な一人の天才をめぐる“文学史上最大のスキャンダル”の真相と、いまだかつてない「究極の恋」を体現する。

キャストコメント

宮沢りえさん
津島美知子役
太宰の正妻。太宰の小説「ヴィヨンの妻」のモデルとされる。
2人の子どもを育て3人目を身ごもりながら、奔放な夫を支えて家庭を守り、作家の妻の鑑と称される。

≪コメント≫
いつか、いつかと話していたミカさんとの作品作りが実現してとても嬉しいです。映画の中の世界とはいえ太宰治の妻として生きる時間はとてもエネルギーを必要とする時間でしたが、役を生きる事に誠実な小栗さんと子供の役である素晴らしい3人の存在、才能あるスタッフが、太宰治の妻として母としての息吹を与えてくれたような気がします。


沢尻エリカさん
太田静子役

太宰の愛人で弟子。太宰の小説「斜陽」のモデルとされる。
太宰から文才を認められた上流階級の娘。太宰の創作のため自分の日記を提供し、彼の子がほしいと願う。

≪コメント≫
蜷川監督作品に帰って参りました。
今回は恋に生きる女性を全力で演じてみました。
実花さんが作り出す世界観と小栗さん演じる太宰治の魅力で、ウキウキが止まらない撮影で夢みたいな体験をする事が出来ました。
沢山の素敵なキャストと最高のスタッフが集結しているので、どんな仕上がりになるのか期待しかありません。
皆さんもきっと「人間失格」の太宰治に魅了されるでしょう。
それでは、劇場でお会いしましょう。


二階堂ふみさん
山崎富栄役
太宰の愛人で最後の女。
戦地から戻らない夫を待ちながら美容師として働いていたが、太宰と恋に堕ち、共に死ぬことを夢見る。

≪コメント≫
とうとうこの作品に出会ってしまいました。美しく儚い、そんな夢を見ていたような現場でした。
小栗さん演じる修治さんは、私が何処かで求めていた “太宰治” のような気がします。きっと観る人其々の中にある “太宰治” に会える作品だと思います。
実花さん、しあわせでした。

※注:修治とは太宰治の本名。


蜷川実花監督
木村伊兵衛写真賞ほか数々受賞。映画『さくらん』(2007)、『ヘルタースケルター』(2012)監督。映像作品も多く手がける。2008年、「蜷川実花展」が全国の美術館を巡回。2010年、Rizzoli N.Y.から写真集を出版、世界各国で話題に。2016年、台湾の現代美術館(MOCA Taipei)にて大規模な個展を開催し、同館の動員記録を大きく更新した。
2017年、上海で個展「蜷川実花展」を開催し、好評を博した。2020年東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会理事就任。

≪コメント≫
人間失格は太宰治の物語でもあり、同時に三人の女性達の話でもあります。
私が尊敬して止まない大好きなミューズ達。

ずっと仕事したかったりえちゃん。想像をはるかに越える美知子の演技に圧倒されました。本当凄かった、震えました。

大切な戦友エリカ。私が知ってる可愛いエリカがそのまま静子に乗り移りました。やっぱり大好き、お帰りなさい!

演じるために生まれてきたようなふみちゃん。
全てのシーンが息を飲む仕上がりになったのは富栄として生きてくれたからだと思います。

いつもみんなに助けてもらいました。
こんな奇跡のような日々を過ごせて幸せでした。
ありがとう。


池田史嗣プロデューサー(松竹)

≪コメント≫
この実在した三人の女性は、
太宰という破天荒な天才作家に振り回された不幸な女性、と見られることが多い存在。
ですが、蜷川実花監督のフィルターを通して見る女性像は、そんなにヤワなものではありません。
少なくとも彼女たちの存在が、作家としての太宰に大きな影響を及ぼしていたことは間違いありません。
どんな女優さんに来ていただくのか、本当に大きなテーマでした。

『紙の月』の宮沢りえさん。
『ヘルタースケルター』の沢尻エリカさん。
『私の男』の二階堂ふみさん。
それぞれの世代のチャンピオンのような女優三人が揃ったのは、奇跡に近いことだと思います。
そして三人とも、作品のために全てを捧げてくださいました。

いつの時代でも、自分の人生を自分で決める女性は強く、美しい。
映画『人間失格』は、三人のヒロインの勝利の物語でもあります。
最強の三女優、夢の競演。
きっと、もう二度と再現できないキャスティング。
どうぞお見逃しなく。

 


ストーリー
天才ベストセラー作家、太宰治。身重の妻・美知子とふたりの子どもがいながら、恋の噂が絶えず、さらには自殺未遂を繰り返すという破天荒な生活を送っている。弟子でもある作家志望の静子と、未亡人の富栄。ふたりの愛人と正妻をめぐり、日本中を騒がせた“文学史上最大のスキャンダル”が幕を開けようとしていたー。

作品タイトル:『人間失格』
監督:蜷川実花
主演:小栗旬、宮沢りえ、沢尻エリカ、二階堂ふみ
脚本:早船歌江子
配給:松竹、アスミック・エース

公式サイト:http://ningenshikkaku-movie.com/
公式Twitter: @NSmovie2019
公式Instagram:@nsmovie2019
公式Facebook:NSmovie2019
コピーライト:(C)2019 『人間失格』製作委員会

2019年9月13日(金)ロードショー

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