映画『パーム・スプリングス』これができたらモテる？超絶シンクロダンスシーン解禁！監督のコメントも到着 ―4/9(金)公開

昨年のサンダンス映画祭でプレミア上映され話題となり、多くの映画館が新型コロナで営業ができない中、ドライブインシアターで限定公開された『パーム・スプリングス』が、4月9日(金)より新宿ピカデリーほか全国公開となる。

本作は、ロッテントマトで驚異の95％を獲得。年末から今年にかけて続々と発表された海外の映画賞でも多数の受賞やノミネートを果たしており、現在までに11受賞36ノミネートを記録。先日発表されたゴールデングローブ賞でも、作品賞・主演男優賞（全てミュージカル・コメディ部門）にノミネートされた。

今回解禁となった映像は、何十万回も“今日”を繰り返しているナイルズならではのシーン。何十人もの結婚式参列者たちとのダンスシーンで、ナイルズだけは参加者みんなの動きを把握しており、その動きに合わせてドリンクを飲んだり、ノリノリの男性の大振りな手の振りに合わせておしりを叩かれるようなコミカルな動きにアレンジしたり、全く同じ振りのダンスをしたり、しまいには酔っぱらって倒れる人にベストなタイミングで椅子を差し入れたりと、超能力者のようなダンスでインパクト抜群な口説き方を一人浮かない顔をしていたサラにして見せる。

監督のマックス・バーバコウ曰く、「とても奇妙なシーンなので、まるまるそのまま撮りたいと思っていたんだけど、みんなとてもしっかりと準備をしてきてくれたので楽に撮れたんだ。実際にアンディと触れ合う人はダンサーなんだけど、全部で7回くらいしかテイクを撮ってないんだ」と語った。7回とは思えぬクオリティのダンスシーンとなっている。

ストーリー
カリフォルニアの砂漠リゾート地パーム・スプリングスで妹の結婚式で幸せムードに馴染めずにいたサラは、一見お調子者だが全てを見通したようなナイルズに興味を抱く。いい雰囲気になるふたりだが、謎の老人が突如ナイルズを襲撃に！負傷したナイルズは近くの奇妙な洞窟へ逃げ込んでいく。ナイルズの制止も聞かずサラも洞窟に入ってしまい、一度眠りに落ちると結婚式の日の朝にリセットされる“タイムループ”に閉じ込められてしまった！しかもナイルズはすでにループにハマっていて、数え切れないほど同じ日を繰り返しているという。2人で過ごす無限の今日は最高に楽しいものに思えたが、明日がこない日々は2人に本当に大切なものを気づかせていく。果たしてふたりは、永遠に続く時間の迷宮から抜け出し、未来を掴むことができるのか！？

作品タイトル：『パーム・スプリングス』
出演：アンディ・サムバーグ、クリスティン・ミリオティ、ピーター・ギャラガー、J・K・シモンズ
監督：マックス・バーバコウ
2020年／90分／アメリカ・香港／英語／カラー／シネスコ／原題：Palm Springs／PG-12
配給：プレシディオ

４月９日（金）新宿ピカデリーほか　全国ロードショー