第96回アカデミー賞(R)で『哀れなるものたち』が作品賞、監督賞、主演女優賞、助演男優賞ほか計11部門でノミネート!

『哀れなるものたち』(1月26日(金)公開)が、第96回アカデミー賞(R)において作品賞、監督賞(ヨルゴス・ランティモス)、主演女優賞(エマ・ストーン)、助演男優賞(マーク・ラファロ)、脚色賞、撮影賞、編集賞、衣裳デザイン賞、メイクアップ&ヘアスタイリング賞、作曲賞、美術賞の11部門にノミネートされた。

第80回ヴェネチア国際映画祭で《金獅子賞》を受賞、第81回ゴールデングローブ賞では作品賞、主演女優賞エマ・ストーン(ともにミュージカル・コメディ部門)を受賞している本作。2023年12月8日からのアメリカNY/LAでの限定公開では、同規模公開だった昨年のオスカー受賞作『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』(最終北米興収7720万ドル)を上回る館アベレージをあげ、7週目となる今週末に北米興収2000万ドルを突破した。今週中にも『エブエブ』に次ぐ、コロナ後の限定公開作品第2位の興行成績となり、全テリトリーでランティモス作品最高のオープニング記録となったヨーロッパ各国と合わせて、その勢いは増すばかりだ。

また、先ごろ発表された第77回英国アカデミー賞においても作品賞、主演女優賞(エマ・ストーン)をはじめとする11部門ノミネートを果たし、映画賞レースでも圧倒的な存在感を放っている。

原作は、日本でも2008年に翻訳されたスコットランドの作家アラスター・グレイ著の傑作ゴシック小説「哀れなるものたち」(早川書房刊)。その類稀な世界がヨルゴス・ランティモス監督の手によって映像化された本作。ランティモス監督にしか成し得ない、世界最高峰の才能を集めて構築された、色彩感溢れる壮麗かつ大胆な美術、音楽、衣装、撮影を背景に、奇想天外でありながらも映画史に残るカタルシス溢れるエンディングに導く脚本、さらにプロデューサーとしても参加した盟友エマ・ストーンの演技も大きく後押しし、今回のアカデミー賞(R)ノミネートに繋がった。
なお、アカデミー賞(R)の発表は、3月10日(現地時間)に予定されている。

哀れなるものたち
哀れなるものたち
哀れなるものたち
哀れなるものたち
哀れなるものたち
ヨルゴス・ランティモス監督

ストーリー
自ら命を絶った不幸な若き女性ベラ(エマ・ストーン)が、天才外科医ゴッドウィン・バクスター(ウィレム・デフォー)の手によって奇跡的に蘇生することから始まる。蘇ったベラは“世界を自分の目で見たい”という強い好奇心に導かれ、放蕩者の弁護士ダンカン(マーク・ラファロ)の誘いに乗り、壮大な大陸横断の冒険の旅へ出ていく。やがて貪欲に世界を吸収していくベラは、平等と自由を知り、時代の偏見から解き放たれていくのだった。

作品タイトル:『哀れなるものたち』
出演:エマ・ストーン、マーク・ラファロ、ウィレム・デフォー、ラミー・ユセフ ほか
監督:ヨルゴス・ランティモス『女王陛下のお気に入り』『ロブスター』
原作:「哀れなるものたち」(早川書房刊)
製作年:2023年
製作国:イギリス
原題:Poor Things
北米公開:2023年12月8日
配給:ウォルト・ディズニー・ジャパン

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1月26日(金) 全国ロードショー

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