映画『ライ麦畑で出会ったら』監督業もこなす芸能一家出身の若手俳優、若き才能あふれるアレックス・ウルフに注目!

ライ麦畑で出会ったら

青春小説の金字塔として、世代を超えて愛されているJ.D.サリンジャー著「ライ麦畑でつかまえて」。刊行から60年以上の時が経ったいまなお、色褪せることなく多くの人を魅了し続けている。そんな不朽の名作に心を奪われた青年の成長を描いた珠玉の青春映画『ライ麦畑で出会ったら』が10月27日(土)よりヒューマントラストシネマ渋谷、新宿武蔵野館ほか全国順次ロードショーとなる。
本作は、ジェームズ・サドウィズ監督の実体験を基に描かれているだけに、青春時代ならではの甘酸っぱさとほろ苦さはリアルそのもの。普遍的ともいえる感情は幅広い層からの共感を呼び、長編監督デビュー作にして海外メディアからも高評価を獲得。世界各地の映画祭でも数々の賞を受賞し、喝采を浴びている。揺れる麦の穂に触れているかのような優しさと、爽やかな感動を味わえる“青春映画の決定版”。大人になると忘れがちな思いが蘇り、心の奥が温かくなる、珠玉の青春映画が誕生した。

「ライ麦畑でつかまえて」に夢中になり、演劇化を目指す主人公・ジェイミーを演じるのは、1997年ニューヨーク生まれのアレックス・ウルフ。この役を演じることを熱望し、ボロボロになるまで読み込んだ「ライ麦畑でつかまえて」を手に監督の前に現れたその姿は、ジェイミーが見せる一途な情熱を持つ少年の姿に重なり、まさにハマり役として選ばれた。若さゆえの痛々しさと瑞々しさを体現した演技で称賛されている。

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そんなアレックス・ウルフの家族は芸能一家であり母親は女優で脚本家のポリー・ドライバー、父親はジャズピアニストのマイケル・ウルフ。また、兄のナット・ウルフは俳優・ミュージシャンとして活躍している。
これまで『ブレンダン・フレイザーのエリートをぶっとばせ!』(13/未)では飛び級入学の13歳の天才少年イーライ役を熱演し、ブルックリン国際映画祭で男優賞を受賞した。その他『パリオット・デイ』(16)などに出演。最近では、『ジュマンジ/ウェルカム・トゥ・ジャングル』(17)のスペンサー(高校生)役を好演した。また、自身が主演し、ステファニア・オーウェンも出演する『The Cat and the Moon』(原題/製作中)で監督デビューを果たしている。公開待機中作品であるホラー映画『ヘレディタリー/継承』(2018年11月30日公開予定)では主人公一家グラハム家の長男を熱演し、今後の活躍が期待されている若手俳優のひとり。俳優に監督業もこなす、芸能一家アレックス・ウルフの才能に今後も目が離せない。

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ストーリー
1969年、アメリカ・ペンシルベニア州。学校一冴えない高校生のジェイミーは、周囲ともなじめない孤独な生活を送っていた。そんなある日、若者のバイブル「ライ麦畑でつかまえて」に感銘を受け、演劇として脚色することを思いつく。しかし、舞台化には作者であるJ.D.サリンジャーの許可が必要だと知る。そこで、連絡を取ろうと試みるものの、隠遁生活をする作家の居所はつかめないまま。その最中、学校である事件が発生し、ジェイミーは寮を飛び出してしまう。そして、演劇サークルで出会った少女のディーディーとともに、サリンジャー探しの旅に出ることを決意するのだった。新たな一歩を踏み出したジェイミーが見つけた“人生のヒント”とは……?

作品タイトル:『ライ麦畑で出会ったら』
出演:アレックス・ウルフ(『ジュマンジ/ウェルカム・トゥ・ジャングル』)、ステファニア・オーウェン(『ラブリーボーン』)、クリス・クーパー(『アダプテーション』)
監督:ジェームズ・サドウィズ(『ELVIS エルヴィス』、『フランク・シナトラ/ザ・グレイテスト・ストーリー』)
アメリカ/英語/2015年/97分/シネマスコープ/5.1カラー/PG12原題:Coming Through The Rye/
配給:東北新社 STAR CHANNEL MOVIES

公式サイト:raimugi-movie.com
コピーライト:(c)2015 COMING THROUGH THE RYE, LLC ALL RIGHTS RESERVED

10月27日(土)、ヒューマントラストシネマ渋谷、新宿武蔵野館他全国順次ロードショー

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