『さらば愛しきアウトロー』レッドフォードがサンダンス映画祭で見出したロウリー監督コメント&メイキング写真7点解禁!

ハリウッドを代表する名優ロバート・レッドフォードの最新作であり、惜しまれつつも俳優引退作となる、実在した伝説の銀行強盗犯を描いたデヴィッド・ロウリー監督最新作『さらば愛しきアウトロー』が7月12日(金)よりTOHOシネマズ シャンテほかにて全国公開となる。

1960年にデビューしたのち、『明日に向って撃て!』(69)で一躍大ヒットを記録、『スティング』(73)でアカデミー賞主演男優賞にノミネートされ、その実力を認められたハリウッドを代表する名優、ロバート・レッドフォード。60年近くに及ぶ役者人生の中で膨大な人数のファンを獲得し、すべての時代に名作を刻み続けてきた本物のスター俳優がついに、本作を最後に引退する。米有名映画レビューサイトロッテン・トマトで満足度93%の高評価を獲得(※2019/6/18時点)し、世界中の映画ファンからの圧倒的な支持を集める話題の最新作。監督は、レッドフォードが若い才能を見つけ、支援するために創設したサンダンス・インスティテュートが主催するサンダンス映画祭で頭角を現し、『A GHOST STORY/ア・ゴースト・ストーリー』で観客賞にノミネートされたデヴィッド・ロウリーが手がける。

そしてこの度、ロウリー監督がロバート・レッドフォードについて語ったコメントとメイキング写真7点が解禁となった。

レッドフォードが主催するサンダンス映画祭で、インディーズの映画監督として自らのキャリアの幅を広げてきたロウリー監督。俳優としてのレッドフォードとの出会いについては、「『ピートと秘密の友達』で一緒に仕事をしてからだ。撮影で彼と一緒に過ごし、仕事をした日々は本当に素晴らしいものだった。」と振り返る。レッドフォードが演じるフォレスト・タッカーについては「本質的に非常に似ているところの多い2人だった。フォレストが自分の好きなことをし、それをやり抜く生き方に、レッドフォードは親近感を抱いていたのだと思う。私自身もまた、そんなフォレストの生き方に、自分との共通点を見出した。」と語る。また、「実在のフォレストのありのままの姿を、映画の中で追求するつもりはなかった。レッドフォードが徹底的にフォレストを解釈し、自分なりのキャラクターを生み出すことがわかっていたし、周辺の様々な情報にこだわるよりも、カメラを常にレッドフォードに向けていたいと思ったからだ。」とレッドフォードの40年間におよぶ映画人生への敬意が感じ取れるコメントも。フォレストのキャラクターについては「明るく描きたかった。確かに、フォレストのストーリーには悲劇的な側面もあることは否めないが、そうした衝動をまずは抑えて、観客を笑顔にする映画を作りたかった。」と主人公の犯罪や刑事からの逃亡劇を、物語の二次的な要素とし、ユーモアにあふれた性格を中心に描いたと振り返る。

またロウリーはレッドフォードと役柄について意見を交換することは、この映画の大きな楽しみのひとつだったと言い、「何年間も、レッドフォードといろんなことを話し合った。レッドフォードは様々なアプローチの脚本を読んでいたけど、ある時、2人ともが気に入った脚本が出来上がったんだ。そこから、もはや議論する必要はなくなったよ。」とコメント。「その脚本では、キャラクターがよく練られていて、レッドフォードが演じるにはぴったりだった。だから、それ以上は手を加えず、役作りは彼にまかせたんだ。ただ、シシー・スペイセク演じる、タッカーとの恋人役であるジュエルとの関係については、よく話し合った。おそらく、今回製作中で、彼と最も時間を割いたところだね。」と振り返る。

最後に「私はこの映画で3つのことを成し遂げたいと思っていた。フィルムメイカーとしての本能に従って、自分が納得できる領域がどこなのか見極めること。観客に笑いを届けること。そして、往年の銀幕のスターの一人にラブレターを書くこと。よい映画を作ることで、結果としてすべてを達成できると思っている。」と締めくくる。

あわせて解禁されたメイキング写真7点では、レッドフォードとロウリー監督の笑顔のオフショットから、真剣な表情で役に入り込んでいる姿がおさめられている。すべての時代に名作を刻み続けてきた本物のスター俳優におくる、愛が詰まったラブレターであり、世紀をまたいで燦然と輝く唯一無二のキャリアの集大成となる最高傑作を、ぜひ劇場で。

さらば愛しきアウトロー

さらば愛しきアウトロー

さらば愛しきアウトロー

さらば愛しきアウトロー

さらば愛しきアウトロー

さらば愛しきアウトロー

さらば愛しきアウトロー

実在のフォレスト・タッカーとは?

1920年アメリカ・フロリダ州生まれ。15歳で最初に投獄され、強盗と脱獄を繰り返した伝説の犯罪者。1979年の夏、海で囲まれたサン・クエンティン州立刑務所からも手製のボートで脱獄するという突飛な経歴でも知られる。1999年に起こしたテキサスでの強盗の罪で、13年の刑を受け、2004年獄中にて、83歳の生涯をとじた。

ストーリー
80年代アメリカ。紳士的な犯行スタイルで、銀行強盗と16回の脱獄を繰り返した伝説の銀行強盗フォレスト・タッカー。事件を追うジョン・ハント刑事は、一度も人を傷つけず2年間で93件もの銀行強盗を成功させた彼の仕事ぶりに魅了され、仕事に疲れるだけの毎日から逮捕へ向けて再び情熱を取り戻す。フォレストが堅気でないと感じながらも、心奪われてしまった恋人もいた。そんな中、フォレストは仲間と共に金塊を狙った大仕事を計画するが――。

作品タイトル:『さらば愛しきアウトロー』
出演:ロバート・レッドフォード『明日に向って撃て!』『スティング』
ケイシー・アフレック『マンチェスター・バイ・ザ・シー』『A GHOST STORY/ア・ゴースト・ストーリー』
シシー・スペイセク『キャリー』『歌え!ロレッタ愛のために』
ダニー・グローヴァー『リーサル・ウェポン』シリーズ 『ダーティ・グランパ』
トム・ウェイツ『コーヒー&シガレッツ』『Dr.パルナサスの鏡』
チカ・サンプター『サウスサイドであなたと』
監督:デヴィッド・ロウリー『A GHOST STORY/ア・ゴースト・ストーリー』
原作:「THE OLD MAN &THE GUN」デイヴィッド・グラン
2018年/アメリカ/英語/93分/シネマスコープ/カラー
原題:THE OLD MAN & THE GUN
日本語字幕:齋藤敦子
配給:ロングライド

公式サイト:longride.jp/saraba/
コピーライト:Photo by Eric Zachanowich. (C)2018 Twentieth Century Fox Film Corporation All Rights Reserved

7/12(金)、TOHOシネマズ シャンテほか全国ロードショー


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