映画『世界が愛した料理人』伝説となったフレンチの神様ジョエル・ロブション氏が残した最後のメッセージ―9月22日(土)公開

世界が愛した料理人スペインのミシュラン料理人が究極の食を求めて日本の名店を巡る美食ドキュメンタリー『世界が愛した料理人』が9月22日(土)よりYEBISU GARDEN CINEMAほか全国順次公開となる。

第67回ベルリン国際映画祭カリナリー部門で上映された美食ドキュメンタリーがついに日本公開。本作は、スペイン史上最年少でミシュラン三ツ星を獲得した天才料理人エネコ・アチャが料理の真髄、魂とは何かを求めるため、「すきやばし次郎」をはじめとする日本の名店を巡る美食探求ドキュメンタリーである。真の料理を極めるため日々追及し続けるエネコが、最高の料理に必要なもの、料理に込めるべき魂とは何かを求め、辿り着いたのは日本が誇る“和食”だった。世界最年長の三ツ星料理人の寿司屋「すきやばし次郎」や日本の名店の数々が登場。ジョエル・ロブションなど世界的な料理人の創作の秘密も紐解きながら、エネコが目指す究極の料理の姿が明らかになる。

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「フレンチの神様」巨匠シェフ、ジョエル・ロブションが死去
交流のあった服部学園理事長・服部幸應さんの追悼コメント到着

2018年8月6日、「フレンチの神様」と呼ばれる巨匠シェフ、ジョエル・ロブションが死去した。73歳だった。1981年にパリで自身の店をオープンし、わずか3年でミシュラン三ツ星を獲得。以降96年の閉店まで三ツ星を保持し続けた。本作ではジョエル・ロブションが生前カメラの前でインタビューを受ける様子が映されている。長年連れ添ってきた料理への想いを問われたロブションは、まるでわが子の話をするように温かく、愛がある。劇中、ロブションはこう言う。「私は食材に愛情と敬意を持っています。料理にもそれが表れているはず」。世界中に「食」を通して幸せを与えてきた「フレンチの神様」の創作の秘訣が明らかになる。
また、ジョエル・ロブションと約40年間に渡る親交を築き、偶然にもロブションと同い年の服部学園・理事長の服部幸應は「彼の料理はパーフェクト。その完璧さに近付こうとする姿勢に自分も影響を受けた」と追悼のコメントを寄せた。ロブションが最後にカメラの前で残したメッセージの全貌を是非劇場で確かめてほしい。

作品タイトル:『世界が愛した料理人』
出演:エネコ・アチャ「アスルメンディ」、マルティン・ベラサテギ「ラサルテ」、カルメ・ルスカイェーダ「サンパウ」、
ジョエル・ロブション「ジョエル・ロブション」、石田廣義・石田登美子「壬生」、山本征治「龍吟」、小野二郎・小野禎一「すきやばし次郎」
服部幸應、マッキー牧元、マイケル・エリス「ミシュランガイド」
監督:アンヘル・パラ、ホセ・アントニオ・ブランコ
2016年/75分/原題:SOUL/スペイン/5.1ch/ビスタ/カラー
後援:スペイン大使館
配給・宣伝:アンプラグド

公式サイト: sekai-ryori.com
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9/22(土)よりYEBISU GARDEN CINEMAほか全国順次公開

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