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『鳩のごとく 蛇のごとく 斜陽』安藤政信と奥野壮が熱演!居酒屋で激論を交わす師弟をとらえた衝撃の本編映像が解禁

映画『鳩のごとく 蛇のごとく 斜陽』の本編映像が解禁された。

1947年に出版され“斜陽族”と流行語にもなり、大ベストセラーとなった太宰治の名著「斜陽」執筆75周年を記念した本作。ヒロインのかず子を宮本茉由、彼女が想いを寄せる売れっ子作家を安藤政信が演じ、戦後の日本を舞台に“恋と革命の物語”が綴られる。

解禁されたのは、安藤政信が演じる、太宰治自身を投影した作家・上原と、奥野壮が演じるかず子の弟・直治が激論を交わす本編映像。行きつけの居酒屋で「今更どんなに叩かれたって屁とは思わん」と執筆したばかりの小説の批評を受け流した上原は、「それより、お前はどうして東京に出てきた。伊豆にいりゃあ、いいものを」と直治に話しかける。「忘れたんですか先生、僕はいよいよ出版をやりますよ。おふくろの宝石を売り飛ばしてちょっとした資金を作ったんです」と、直治は意気込む。

「やめろ、その金を持ってすぐに伊豆に帰れ、お前に商売なんかとても無理だ」と、上原は商才のない弟子をたしなめる。「だから、先生の力を借りようと…」と言いかけた直治に、「ふざけるな。お前みたいなダメなやつと心中はできねえ。お断りだ」と一刀両断、「お前は偽者だ。文学青年ぶって洒落た口をきいているが、みんな小手先の小細工じゃねえか」と畳みかけ、さらに「お前は根っからのひ弱な貴族よ」と言い放つ。

直治は「僕は大衆さ。地位も金も、失うものは何もない」と開き直るが、上原は「甘っちょろい野郎だ、いいか、世の中は金だ。他人の金をかっぱらって生きるのが人間じゃねえか、たかることもできなきゃ野垂れ死にするだけよ」と、貴族のプライドを捨てきれないことを糾弾する。自らの駄目さを嘆く直治に、「駄目だ、駄目だ。偽者に何ができる、何が分かるんだよ。お前に小説が書けねえのも、血を吐くような本物の生活をしねえからだ」と、作家として命を削りながら執筆する自分の生き様をぶつける。

酒に酔いせせら笑う作家に「先生、俺を見捨てるのか?」とすがる弟子。「商売は小説よりもきびしいぜ。お前に命懸けの勝負ができるのか」と覚悟を迫る上原への返答に窮した直治は「説教はやめろよ!あんたの顔なんか見たくもねえ。こっちから縁を切ってやる」とその場を立ち去ろうとするが…。

売れっ子作家として活躍する上原は、自由に生きるためにその身を削って執筆を続けている。甘っちょろい考え方が抜けないままの弟子にとって、師からの忠告は耳に痛いことばかり。プライドを傷つけられた直治の絶縁宣言は、この後どんな展開を見せるのか―。

太宰治「斜陽」執筆75周年記念作品『鳩のごとく 蛇のごとく 斜陽』は、10月28日(金)よりTOHOシネマズ甲府、シアターセントラルBe館にて先行公開、11月4日(金)よりTOHOシネマズ日本橋ほか全国公開。

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