ゴスペルドキュメンタリー映画『歌と羊と羊飼い』にゴスペル界から熱いメッセージが続々到着! ―10/9公開

ゴスペルドキュメンタリー映画『歌と羊と羊飼い』が10月9日(土)より渋谷・ユーロスペースにて劇場公開となる。

スペイン出身のゴスペルシンガー(MARISA)、全国ゴスペルコンテストの頂点を目指す少女たち(眞塩藍咲HIKARU)、米国黒人教会で活動していた牧師(Rev.Taisuke)、ゴスペルに真摯に向き合うミュージシャンたち(遠谷政史大山小夜子)、ゴスペルに出会い変わっていく主婦(杉本民奈子)の姿を追いながら、「生きること」「愛すること」を描き出す本作。

この度、ひと足早く本作を鑑賞したゴスペルディレクターやシンガー達から、以下のとおりコメントが寄せられた。

コメント(敬称略)

松尾公子(NYハーレム/ゴスペルディレクター)

歌と羊と羊飼い

映画の中の何気ない日常にある日本のゴスペル、それは、NYハーレムのブラックチャーチで20年歌っている私のゴスペルだった。
生まれた時から教会が身近にある欧米とは異なり、また、感情を思いっきり表すブラックコミュニティとは異なる文化の日本に、神様は「歌」という形でゴスペル(福音)の種を蒔いた。
歌うことでそれぞれの人生が少しずつ動いていく。
ハーレムでは教会をチャーチファミリーと呼ぶように、この映画の中には、沢山の温かさがある。
HIKARU、貴女の伝えたいという思いは、涙と共に私に届いたよ。

草薙さゆり(シンガー、全国ゴスペルコンテスト「ゴスペル甲子園2014」ソロ部門最優秀賞)

歌と羊と羊飼い

一言では語りきれない、あらゆる感情が揺さぶられるドキュメンタリー映画。

淡野保昌(YAMAHAゴスペル講師)

歌と羊と羊飼い

昨年急逝した松谷麗王さんのインタビューは、まさに天国からのメッセージ。そしてMARISAさんが日本を想い歌うシーンでは自然と涙がこぼれてきてしまった。
(※松谷麗王さん:2020年8月急逝したゴスペルディレクター)

千代延大介(クリスチャンロックバンド「サルーキ=」)

歌と羊と羊飼い

歌手にとって「何のために歌うのか」というテーマは、その活動が長いほど、その都度立ち止まり考えさせられるテーマであろう。
本作では、それぞれの人生のなかでのゴスペルとの出会い、ゴスペルを歌う理由、そしてゴスペルとは何かを問いかけている。
歌手にとって生きることは歌うことであり、ゴスペルを歌うことは生きる意味そのものが問われるテーマでもある。

三科かをり(ボーカリスト・ヤマハボーカルゴスペル講師)

歌と羊と羊飼い

改めてなぜ「ゴスペル」を歌うのかを考えさせられた。神に出会っていない者が「ゴスペル」を歌い、魂が解放されることがあるのは何故か?それが「ゴスペル」の魅力なのかもしれない。

島田直浩(サニーサイドゴスペルクラブ横浜リーダー)
今立たされているこの環境では、出来ないこと、出来なくなってしまったことがたくさんある。
そんな中でも、神様が指し示してくださる道が必ずあるということ。ゴスペルのもつ不思議な力はそこにある、そんなことを改めて感じさせてくれる映画。

遠谷政史(シンガー、ゴスペルディレクター)
「When praises go up, blessings come down.」(賛美が天に昇るとき恵みが降りてくる)
クリスチャンだけがゴスペルの恵みを体験できるわけではない。宗教は全く関係なく、ゴスペルを歌うとなぜ楽しくなるのか、心が満たされるのか。

長田雄大(シンガーソングライター・ゴスペルディレクター)
登場人物一人一人のドラマがひしひしと伝わってくる。
なかなか普段は聞く機会のない、それぞれの方々の「Why we sing」に触れ、自身のことを振り返り、神様に、何かに、誰かに想いを寄せて、さらにGospelへの愛を深めていきたいと思わせられる映画。


ストーリー
スペイン生まれのゴスペルシンガー(MARISA)、米国黒人教会でゴスペルを指導していた経歴を持つ牧師(Rev.Taisuke)、全国ゴスペルコンテストに挑戦する二人の少女(眞塩藍咲、HIKARU)、ゴスペルに向き合うゴスペルミュージシャン(遠谷政史、大山小夜子、Pencil Bunch)、ゴスペルと出会い変わっていく女性(杉本民奈子)。
それぞれの活動を中心に、ゴスペルに関わる人々の想いと人生が交錯していく。

作品タイトル:『歌と羊と羊飼い』
出演:眞塩藍咲 / HIKARU / MARISA / 杉本民奈子 / Rev.Taisuke / 遠谷政史 / 大山小夜子 / Pencil Bunch(松谷麗王 / KIWA / 綿引京子 / 平田ゆり)
千代延大介(サルーキ=) / Timothy Riley / Steven MacCaster
鈴木智晴 / 松枝利育 / 河崎将己
監督:四海兄弟
製作総指揮:飯塚冬酒
撮影:長棟航平 / 中田敦樹
音楽:伴正人
整音:東凌太郎
2021年|56分40秒
製作・配給:ガチンコ・フィルム

公式サイト:http://www.g-film.net/sheep/
コピーライト:(C)GACHINKO Film

2021年10月9日(土)~渋谷・ユーロスペース

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