『ヒトラーと戦った22日間』クリストファー・ランバートが実在したナチス将校を怪演、場面写真が解禁に―9/8(土)全国公開

ヒトラーと戦った22日間

実話を基に、アウシュヴィッツと並ぶソビボル絶滅収容所で起こった最大の脱出劇を描く、映画『ヒトラーと戦った22日間』が9月8日(土)よりヒューマントラストシネマ有楽町、新宿武蔵野館ほか公開となる。この度本作の新場面写真が一部解禁された。

クリストファー・ランバートが「狼のような眼差しの男」を怪演

実在したナチス将校、カール・フレンツェルを演じるのはクリストファー・ランバート。1984年のスクリーンデビュー以降、ハリウッドや出身国フランスでも活躍。近年はギャスパー・ウリエル主演の『サンローラン』等、プロデューサーとしても活躍している。ロシアでも絶大な人気を誇り、本作の主演を務めるコンスタンチン・ハベンスキーも『モータル・コンバット』や『ハイランダー』シリーズほか、彼のキャリアを追いかけていたという。「怒りと混乱を同時に見せる狼のような眼差しを持った男。彼は演じたキャラクターにリアリティを持たせてくれました」と語る。

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第71回カンヌ国際映画祭のマーケットに参加した際のインタビューでは、ランバートは演じるフレンツェルについて「脚本ではキャラクターが曖昧で、そこにとても興味を引かれました。悪そのものというよりは、迷い、見失ってしまった男だと感じました。このような絶望は、収容所では存在するのでしょう。生存本能を一旦刺激されると、人は動物になってしまうのです」と分析する。豊かなキャリアに裏打ちされた確かな演技力と他を圧倒する存在感は、本作でも格別。狂気の狭間に哀しい目をも見せる、ランバートの熱演に注目したい。

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ストーリー
アウシュヴィッツと並ぶ絶滅収容所ソビボル。死が待つとは知らず、多くのユダヤ人が国籍や貧富の差関係なく列車で送り込まれ、ガス室で大量殺戮されていった。残った者には虐待と屈辱の日々が続く。そんな中、秘かに脱出を企てるグループがあった。しかし彼らには強力なリーダーがいない。そこに1943年9月、ソ連の軍人でサーシャことアレクサンドル・ペチェルスキーが収容者として移されてくると、彼と仲間は、緻密な計画のもと前代未聞の反乱を計画する。それは収容者“全員の脱出”だった。これまで歴史に隠されてきた“絶滅収容所で起こった最大の反乱”は、一体どのように成し遂げられたのか。

作品タイトル:『ヒトラーと戦った22日間』
出演:コンスタンチン・ハベンスキー、クリストファー・ランバート、ミハリーナ・オリシャンスカ
監督:コンスタンチン・ハベンスキー
2018/ロシア、ドイツ、リトアニア、ポーランド/カラー/ロシア語、ドイツ語、イディッシュ語他/118分
原題:Собибор
英題:Sobibor
字幕監修:髙尾千津子
映倫:PG12
後援:ロシア文化フェスティバル組織委員会、駐日ロシア連邦大使館、ロシア連邦交流庁(Rossotrudnichestvo)
配給:ファインフィルムズ

公式サイト:www.finefilms.co.jp/sobibor
コピーライト:(c) Cinema Production

9月8日(土)より
ヒューマントラストシネマ有楽町、新宿武蔵野館他にてロードショー

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