前田敦子×高良健吾『葬式の名人』川端康成の作品を原案にした、笑って泣ける“お葬式コメディ”で実力派キャストが共演!

葬式の名人

大阪を舞台に、奇想天外な高校の同級生のお通夜を体験する人々を描く、映画『葬式の名人』が、2019年に全国公開となる。この度、本作の出演キャストが発表された。

映画評論家として知られる、樋口尚文監督の劇場用映画第二作目となる本作は、ノーベル文学賞受賞作家・川端康成の作品(「十六歳の日記」「師の棺を肩に」「少年」「バッタと鈴虫」「葬式の名人」「片腕」等他多数)を原案に、川端康成の母校・大阪府立茨木高校の後輩で、日本チャップリン協会会長を務める、脚本家・プロデューサーの大野裕之が脚本を執筆。川端康成が18歳まで過ごした、大阪府茨木市の市制70周年記念事業の一環として、茨木市全面協力のもと、2018年 8月、酷暑の中、茨木高校を中心に、茨木市オールロケにて撮影された。
突然訪れた高校時代の同級生の訃報。卒業から10年の時を経て、通夜に集まった面々が体験する、これまでに見たことも聞いたこともない奇想天外なお通夜を描く、笑って泣ける“お葬式コメディ”。

主演を務めるのは、2018年も、『のみとり侍』『食べる女』等、出演作の公開が相次ぐ、女優・前田敦子。エッセイ本「前田敦子の映画手帖」を出版するなど、映画通として知られる前田が演じるのは、貧しいながらも、女手1つで小学生の息子を育てるシングルマザー。前田は、本作で初のママ役、そして関西弁での演技に初挑戦する。
そして、前田演じる渡辺雪子の同級生であり、共に奇想天外な通夜に翻弄される、茨木高校の野球部顧問・豊川大輔を、15年『悼む人』『きみはいい子』で日刊スポーツ映画大賞・石原裕次郎賞 主演男優賞を受賞するなど日本を代表する実力派俳優・高良健吾が演じる。
日本を代表する、キャスト・名匠が集まり製作される本作の完成に、ぜひご期待いただきたい。

樋口尚文監督 コメント

私はかねて女優としての前田敦子さんに心酔していましたが、いつか前田さんでマーティン・スコセッシ『アリスの恋』のようなカッコいいシングルマザーが描けたら、というかなわぬ夢を持っていました。その「まさか」が今回の『葬式の名人』で実現、前田さんは初の関西弁も味方につけて、初のママ役をもの凄い集中力で演じきってくれました。これ以上はない相手役の高良健吾さんの繊細で緻密な演技も必見です。しかもなんと世界的文豪の川端康成の小説を原案とした、コメディありラブストーリーありファンタジーありの〈世にもフシギなお通夜〉に、観客の皆さんにも笑って泣いて「参列」していただきたいです。

大野裕之プロデューサー コメント

コメディを書いたはずが、前田敦子さんの情愛あふれる熱演に何度も泣かされ、高良健吾さんの色っぽくて真っ直ぐな演技に震えました。樋口尚文監督はじめ名匠スタッフ陣のおかげで、大切な同級生のお通夜を通して、生きることの大切さをユーモラスに描く作品ができました。
それにしても、川端康成の母校である大阪府立茨木高校でのロケは、映画の達人たちによる楽しいお祭りのようでした。(実は、茨木高校は私の母校でもあるので、本当に感無量なんです!)皆様もこの熱いお祭りに、奇妙で感動的な<同窓会>に、ぜひおいでください!

ストーリー
大阪府茨木市にある簡素な木造アパートで、息子と二人で暮らしている28歳・雪子。
ある日、彼女のもとに高校時代の同級生の訃報が届く。卒業から10年の時を経て、通夜に集まった同級生たちが体験したのは、これまでに見たことも聞いたこともない奇想天外なお通夜だった――。

作品タイトル:『葬式の名人』
出演:前田敦子 高良健吾 ほか
監督:樋口尚文(『インターミッション』)
企画:榎望(『日本のいちばん長い日』『駆込み女と駆出し男』『母と暮せば』)
プロデューサー・脚本:大野裕之(『太秦ライムライト』)
撮影:中堀正夫(『鏡の女たち』)
美術:部谷京子(『Shall we ダンス?』)
音楽プロデューサー:佐々木次彦(『おくりびと』)
音楽:上野耕路(『ヘルタースケルター』)
照明:祷宮信(『GONINサーガ』)
編集:大島ともよ(『戦場のメリークリスマス』)
劇中マンガ:やまだないと(『フレンチ・ドレッシング』)
原案:川端康成
配給:ティ・ジョイ

公式サイト:http://soushikinomeijin.com/

2019年、全国ロードショー!


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