アレクサンダー・ロックウェル監督『スウィート・シング』ポスタービジュアル&場面写真解禁! ―10月29日(金)公開

スウィート・シング

『イン・ザ・スープ』(1992)や『フォー・ルームス』(1995)などで知られ、ジム・ジャームッシュと並んで米インディーズ映画のアイコンであるアレクサンダー・ロックウェル監督の新作『スウィート・シング』(10月29日(金)全国順次公開)より、ポスタービジュアルと場面写真が解禁された。

本作が描くのは、親に頼ることができず自分たちで成長していかなくてはならない、15歳の姉ビリーと11歳の弟ニコ、そしてその家族の物語。演じるのは、ロックウェル監督の実の娘ラナと息子ニコ。そして監督の実の妻である女優カリン・パーソンズが母親イヴを、『イン・ザ・スープ』からの盟友で、『ウェンディ&ルーシー』や『ミナリ』で知られる名脇役ウィル・パットンが父親アダムを演じている。

スーパー16ミリフィルム撮影の美しいモノクロとパートカラー、ヴァン・モリソンやビリー・ホリデイなどの音楽、『地獄の逃避行』や『スタンド・バイ・ミー』へのオマージュなど、一貫してインディーズにこだわり続けてきたロックウェルらしく、映画愛に溢れた一編だ。

この度解禁されたポスタービジュアルでは、監督の実の娘ラナが演じる主人公の少女・ビリーの微笑みを捉えたモノクロ写真が全面に使われている。これは、ビリーと弟のニコが、ある日出会った少年マリクと逃避行に出る場面から切り取られたもの。酒のトラブルが絶えない父、身を寄せた母とその恋人の家でも居場所がないビリーが、心から幸せな笑みを浮かべた瞬間だ。「宝物のような1日だった」というコピーが、彼らが冒険の中で出会う美しい景色や出来事を予感させる。

また、あわせて解禁となった場面写真は、父アダムと一緒に母イヴを待っている2人、マリクと3人で外を駆け抜ける姿など。世界は悲しいけれど、幸福な1日はある。すべての大人に、子ども時代のきらめきを思い起こさせる『スウィート・シング』は、10月29日(金)より、ヒューマントラスト渋谷、新宿シネマカリテ、アップリンク吉祥寺他全国順次公開。

スウィート・シング

ストーリー
世界は悲しいけれど、幸福な1⽇はある。
15歳のビリーと 11歳のニコ、その家族の物語。
普段は優しいが酒を飲むと人が変わる父アダム。家を出て行った母親イヴ。頼る大人がいないビリーとニコの姉弟。ある日出会った少年マリクとともに、彼らは逃走と冒険の旅に出る!世界はとても悲しい。でも、幸福な1日はある。その1日がずっと長く続きますように。すべての大人に子供時代のきらめきを思い起こさせ、ベルリン国際映画祭ジェネレーション部門で最優秀作品賞を受賞した。

スウィート・シング
スウィート・シング
スウィート・シング
スウィート・シング
スウィート・シング

作品タイトル:『スウィート・シング』
出演:ラナ・ロックウェル、ニコ・ロックウェル、ウィル・パットン、カリン・パーソンズ
監督・脚本:アレクサンダー・ロックウェル
原題:Sweet Thing|2020年|アメリカ映画|91分|DCP|モノクロ+パートカラー
日本語字幕:高内朝子
配給:ムヴィオラ

公式Twitter:@sweetthing_eiga
コピーライト:(c)2019 BLACK HORSE PRODUCTIONS. ALL RIGHTS RESERVED

10月29日(金)より、ヒューマントラスト渋谷、新宿シネマカリテ、アップリンク吉祥寺他全国順次公開

 

関連記事:
アレクサンダー・ロックウェル監督、25年ぶりの日本劇場公開作『スウィート・シング』10/29(金)公開決定!

↑上に戻る