第2回「スター☆オーディション」グランプリ・山木雪羽那が映画『おしゃべりな写真館』ヒロイン役で演技初挑戦！

昨年11月に開催された第2回「スター☆オーディション」にてグランプリを獲得した山木雪羽那（やまきゆうな）が映画初出演作『おしゃべりな写真館』が2023年秋全国公開となる。

妻を亡くした孤独な写真家と親元を離れて暮らす少女が出会うとき、夫婦山の麓に建つ小さな写真館に静かな奇跡が起きる――。

北海道鹿追町を舞台とする本作は、7月12日(火)にクランクインし、1年かけオール北海道ロケが行われる予定だ。山木は演技未経験ながら、本作のヒロインに抜擢され、中原丈雄演じる主人公・松原雄二とひょんなことから写真館で二人暮らしをする少女・吉本麻衣役を演じる。役作りでは髪を25センチほどカットし、ショートボブに。山木にとって初仕事となる本作での初挑戦の演技に注目したい。

また、鹿追町の町民の協力で、倉庫にゼロから制作されたセットや、オープンセットにも期待が高まる。

キャスト・製作者コメント（敬称略）

■ 中原丈雄

今回の映画は、鹿追の自然の中で生きていく姿を、景色や風景と共に楽しんでもらいたいです。また、ヒロインの山木さんは、これが映画のデビュー作とは思えないほど、とても自然な演技で驚きました。初めてのお仕事が映画の撮影で緊張もするかと思いますが、これから成長していく中の最初の作品としては、素敵な作品に彼女は出会えたと思います。
素敵な作品になると思いますので、ぜひ劇場でご覧ください。

■ 山木雪羽那

映画の出演が決まったと初めて聞いた時は、信じられなくて実感が湧かなかったのですが、本当に嬉しかったです。撮影現場のことなど、何も分からない状態からのスタートなので、どのように撮影するのかなども楽しみです。鹿追町に来て、親切で温かくて優しい人たちばかりで、すごく居心地がよくて、純粋にいいところだなと感じています。
楽しみと不安が半分半分くらいの気持ちですが、迷惑にならないように自分にやれることを一生懸命やりきろうと思ってます。麻衣は繊細だけど強がりな子でもあるので、そういうところも含めて、麻衣という役を愛せたらいいなと思っています。

■ 藤嘉行監督
十勝平野の広大な大地、その四季の移ろいを見たときに、ここで映画を撮りたいと思った。草原に建つ古い写真館を舞台に、妻を失ったカメラマンと京都からやってきた山村留学生の女の子との出会いと再生。カメラマン役は私の前作「明日へ」の主演、中原丈雄さん。静かで説得力ある芝居のできる人。準主役の女の子は、デビュー作となる山木雪羽那ちゃん。彼女の透き通る若さに期待する。脇を固めてくれる主人公の亡き妻に賀来千香子さん。その亡父に橋爪功さん。お二人は、テレビドラマシリーズ幽霊でお世話になったが、今回は幽霊で登場。確かな演技で脇を固めてくれる。
北海道の自然とともに、心に残る物語を作りたい。

■ 須永裕之プロデューサー
山木雪羽那さんはスターダスト新人オーディションで1万5千人の応募者の中からの選ばれた期待の新人です｡
そんな彼女が私達の製作する映画『おしゃべりな写真館』のヒロインオーディションに参加していただき､監督､キャメラマン等審査したスタッフ全員一致でヒロインに決定しました｡自然で透明感のある演技が十勝の雄大で美しい景色の中でどんな風に映像化されていくのか、今から､期待で胸が高鳴ります｡

山木雪羽那（やまきゆうな）
2009年1月24日生まれ。大阪府出身。趣味は絵を描くこと、お菓子作り、スマホゲーム。幼少期からダンスをやっており、ポッピンダンスが得意。2021年11月に開催されたスターダストプロモーション主催の第2回「スター☆オーディション」にてグランプリを獲得。

ストーリー
写真家として一世を風靡した過去を持つ主人公・松原雄二(63)（中原丈雄）。 2年前、最愛の妻・敬子（賀来千香子）を亡くし、悲しみの中で生きている雄二に追い討ちをかけるように緑内障が発症する。そんな失意の雄二の元に「写真館を譲る」と敬子の父親（義理の父）三國勘太郎（橋爪功）からの遺書と、生前に書いた敬子の最後の手紙が届く。手紙に誘われるように、写真館の在る北海道十勝平野北部の鹿追町に向かう雄二。100年近い歴史がある写真館は、夫婦山（めおとやま）を望む草原にポツンと建っていた。勘太郎とは結婚を反対されたことで疎遠になっていた雄二は、勘太郎の突然の遺言に戸惑っていた。そんなある日、雪の中で動けなくなっている少女・吉本麻衣(14)（山木雪羽那）を助ける。麻衣は、京都から親元を離れ山村留学でこの地へ来ていた中学生だった。ひょんなことから雄二と麻衣の写真館での二人暮らしが始まる。そこへ、幽霊の勘太郎と敬子が現れ驚く麻衣。麻衣には、幽霊と話せる能力があったのだ。勘太郎は、生前に鹿追町の人々の写真集を作るという計画を持っていた。カメラを持たなくなった雄二を、麻衣に協力させ写真を撮らせようと画策する勘太郎と、写真家として作品を撮り続けて欲しいと願う敬子。

大切な人に会いたくても逢えない…。
北海道の大自然の中、孤独な雄二と傷心な麻衣と、この世に思いを残す幽霊たちが織りなす心の再生ストーリー。