『アンダー・ユア・ベッド』容赦ない凄惨な全貌を予感させる場面写真いよいよ解禁!健太郎役・安部賢一からコメント到着

アンダー・ユア・ベッド

KADOKAWAとハピネットの共同製作によって、閉塞気味のこの映画界において、「リミッターを外せ!」を合言葉に、あえてタブーとされる題材をテーマに、クリエイター達の感性と才能を思うままに爆発させた、“ジャンル映画”の中でも特にエッジの立った作品を共同で開発、発信していくプロジェクト『ハイテンション・ムービー・プロジェクト』を立ち上げた。4月12日より公開中の記念すべきプロジェクト第1弾『殺⼈⻤を飼う⼥』に続き、第2弾となる『アンダー・ユア・ベッド』が7月19日(金)より公開となる。メガホンを取ったのは、黒沢清監督、塩田明彦監督の助監督を経て、『バイロケーション』『劇場版零~ゼロ~』『氷菓』など着実に確かなファンを獲得している期待の女性監督・安里麻里。原作は大石圭の人気ベストセラーの同名小説。この度、本作の新たな場面写真が解禁となった。

今回解禁された場面写真は、主人公・三井直人(高良健吾)が、近くにいたい一心で、浜崎千尋(西川可奈子)の自宅近くに引っ越した家の部屋から、窓越しに覗く姿が映し出された1枚。壁には千尋の拡大写真が貼られ、薄暗く生活感の無い空間で、じっと静かに盗撮する姿は、狂気的だが孤独に蝕まれた男の切なく繊細な雰囲気を捉えた本作を象徴する1枚だ。

2枚目は、ベッドに座り高圧的な視線で妻の千尋を見つめる夫・浜崎健太郎(安部賢一)。表情からこのあとの恐ろしい出来事が予期される。

アンダー・ユア・ベッド

3枚目、顔に無数のあざがあり、目にいっぱいの涙をためる千尋は、目を覆いたくなる程痛々しく、追い詰められた絶望感しかない悲惨な表情。

アンダー・ユア・ベッド

4枚目は、本来夫婦2人の楽しく過ごすはずの夕食で、重い空気と緊張感が張りつめる中、テーブル越しの千尋は、健太郎に怯えて顔が強張りつつも、彼に何かを言い放ちたいとジッと堪えている。

アンダー・ユア・ベッド

「ずっと近くで覗いていたい―」だけの三井は、結婚して別人のように変わってしまった千尋の姿とその理由を徐々に知ることになる。ただ静かに想いを寄せて覗き続ける男は何を思い、この先何が待っているのだろうか―。女性監督だからこそ挑めた、全く容赦ない凄惨な展開は、受け止められないくらいズシンと重くのしかかり、各方面で反響と称賛の声が上がり始めている。

さらに、千尋の夫・浜崎健太郎を演じる安部賢一からコメントが到着した。
安部は、先に行われた千尋役のオーディションの相手役として本作に関わっており、健太郎役はその時点では未定となっていた。しかし、オーディションで凄惨な行為を繰り返す安部の迫力ある確かな演技力の一方で、この難役に臨む女優への優しい気遣いと心配りを見せ、「この役を演じきれるのは安部さん以外にいない!」と満場一致でのキャスティングとなった。

安部賢一(夫・浜崎健太郎役) コメント

浜崎健太郎役を演じました安部賢一です。
役を頂いてから最初に考えたのが、凄惨なDVをどう表現するべきか。健太郎は普通のサラリーマンです。普通の人です。なのでチンピラに見える事は避けたいと思いながら役作りをしました。見て頂いた皆さんに、普通がゆえにゾッとする人物、もしかしたら近くに居るんじゃないかと思わせる人物を演じられたらと、挑戦しました。

現場では千尋役の西川可奈子さんの覚悟が強烈に伝わって来ました。この方なら自分が思っている所までやっても受け止めてくれるだろうと思ったので、本番でもギリギリまで挑戦しました。千尋がそこに居ました。カットがかかり西川さんに声を掛けると、「大丈夫です、もっとやって下さい」と。良い作品になると感じました。

主人公、三井直人役の高良健吾さんとは現場であまり同じ時間を過ごしてはないのですが、待っている時の佇まいは三井そのもので、声を掛ける事は出来ませんでした。

それぞれの覚悟をしっかりと役に反映させる事が出来た作品になったと思います。

もちろん、プロデューサーや安里監督をはじめスタッフの皆さんの覚悟も。

愛するがゆえに歪んでしまい、狂気に変わる時も。それを単純に歪んでいる、狂気だと言い切る事が出来るのか、、、。 

プロフィール
1973年生まれ 大分県出身
主な出演作品にEX「相棒」(18)、EX「BG~身辺警護人~」(18)、『L change the World』中田秀夫監督(08)、『アウトレイジビヨンド』北野武監督(12)、『踊る大捜査線THE FINAL 新たなる希望』本広克行監督(12)など、映画、ドラマに幅広く活躍。2018年『ガチ★星』江口カン監督にて初主演を務め、役者としての存在感に磨きがかかる。


イントロダクション
家族や学校、誰の記憶に残らず存在を忘れ去られてきた孤独な男・三井直人が、学生時代に人生で初めて「名前を呼んでくれた」千尋との11年ぶりの再会を夢見て、追い始める処から始まる本作。しかし、目の前に現れた彼女は結婚し、学生時代の頃のような輝きを失い、まるで別人のように変わり果てていた。彼女に一体何が起こっているのか。三井は、彼女に憑りつかれたように監視するようになり、自宅に潜入しベッドの下に潜り込み、ベッドの上の彼女を想い過ごし始める。加速度的に暴走していく男。これは愛ゆえの盲目なのか、それとも狂気なのか―。愛する彼女への一途で純粋な思いと、異常で孤独な男の切なさ、繊細な役柄を、今年も出演映画が続々公開を迎える高良健吾が演じる話題の問題作。

ストーリー
30年存在しなかった男の孤独に蝕まれた愛は狂気となった―
「もう一度、名前を呼ばれたい」
「今、こうして名もない男がベッドの下で虫のように横たわっている。そして、そこで毎日…彼女を、ただ見つめているんだ」雨の日の無人のエレベーター。誰かの香水の香りが残っている。俺は思い出す。この香り…、11年前、たった一度だけ名前を呼んでくれた佐々木千尋のことを。親からも学校のクラスメイトからも誰からも名前すら憶えられたことのないこの俺を「三井くん」と呼んでくれた時のこと。俺は人生で唯一幸せだったあの感覚にもう一度触れたいと思い、彼女を探し出すことにした。家庭を持った彼女の家の近所に引っ越し鑑賞魚店を開店し、自宅に侵入、監視、盗撮、盗聴、彼女の近くで全てを覗き見ていたいと思った。だが、俺の目に映ったのは、全く別人に変わり果てた姿だったのだが……。

作品タイトル:『アンダー・ユア・ベッド』
主演:高良健吾
原作:大石圭「アンダー・ユア・ベッド」(角川ホラー文庫刊)
監督・脚本/安里麻里
製作:ハピネット KADOKAWA
制作プロダクション:ザフール R18+
配給:KADOKAWA

公式サイト:http://underyourbed.jp
Twitter:satsu_under
コピーライト:(C)2019映画「アンダー・ユア・ベッド」製作委員会


『ハイテンション・ムービー・プロジェクト』
「リミッターを外せ!」を合言葉に、KADOKAWAとハピネットの共同製作により、あえてタブーとされる題材をテーマに、クリエイター達の感性と才能を思うままに爆発させた、“ジャンル映画”の中でも特にエッジの効いた作品を共同で開発、発信していくプロジェクト。第一弾が大石圭原作、中田秀夫監督作品『殺人鬼を飼う女』4月12日(金)公開、第二弾に同じく大石圭原作、安里麻里監督作品『アンダー・ユア・ベッド』今夏公開を控える。
4月12日(金)『殺人鬼を飼う女』は、監督、キャストが揃っての公開初日舞台挨拶を予定しており、前売り券好評発売中です。詳しくは公式サイト(http://satsujyo-movie.jp/)にてご確認ください。


『アンダー・ユア・ベッド』
7月19日(金)テアトル新宿ほか全国順次ロードショー

『殺人鬼を飼う女』
全国順次公開中


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