映画『WAVES/ウェイブス』恋人を波のように優しく包み込む青年役を演じた、ルーカス・ヘッジズの新スチールが解禁!

『ムーンライト』、『レディ・バード』、『ヘレディタリー/継承』など次々と話題作を発表し、ハリウッドに新風を吹き込む映画制作会社A24が放つ最新作『WAVES/ウェイブス』が近日公開となる。

本作は、ある出来事で傷ついた若者たちが、再び愛を信じて生きる希望の物語が描かれる。トロント国際映画祭で史上最長のスタンディングオベーションを巻き起こし、「一生に一度の傑作」「今年、最もまばゆい体験」と世界中を大熱狂させた本作。
主役とも呼べるのは、今の音楽シーンをリードする豪華アーティスト達が手掛ける31の名曲。トレイ・エドワード・シュルツ監督が事前に本編に使用する楽曲のプレイリストを作成し、そこから脚本を着想し製作された。
監督自身が“ある意味でミュージカルのような作品”と語るように、全ての曲が登場人物の個性や感情に寄り添うように使用され、時には音楽がセリフの代わりに登場人物の心の声を伝える。まさに、ミュージカルを超える<プレイリスト・ムービー>だ。

ある夜を境に、幸せな日常を失った兄と妹。傷ついた若者たちが、再び愛を信じて生きる希望の物語。スクリーンいっぱいに躍動するサウンド、息を呑むほど美しい色彩と独創的なカメラワーク、登場人物の心情を疑似体験するストーリーテリングは、いまだかつてない映画体験をもたらし、映画の持つ無限の可能性を感じさせる。
誰もが体験する青春の挫折、恋人との別れと出会い、親子の確執、家族の絆、そしてすべての傷を癒す愛といったさまざまなテーマを、実験的かつ現代的な手法で鮮烈に描く。
とりわけサウンドに乗ってカメラが360度回転するオープニングの7分間は圧巻だ。そして135分後、息もできないほどの感傷と明日への希望が胸に広がる。

この度、ルーカス・ヘッジズの新場面写真が解禁された。ルーカスと言えば、出演する映画が軒並み良作ばかりという若手実力派だ。『ギルバート・グレイプ』の原作・脚本を手掛けたピーター・ヘッジズを父に持つ彼は、10歳の時に父が監督した『40オトコの恋愛事情』でエキストラ出演ながら映画デビュー。その後、ウェス・アンダーソン監督作『ムーンライズ・キングダム』でボーイスカウトのいじめっ子役として出演。
彼がその名を映画界に知らしめたのは、第89回アカデミー賞で主演男優賞(ケイシー・アフレック)と脚本賞を2冠した『マンチェスター・バイ・ザ・シー』だ。彼はこの作品での好演が認められ、弱冠20歳にしてアカデミー賞助演男優賞にノミネート、脚光を浴びた。

『WAVES/ウェイブス』のトレイ・エドワード・シュルツ監督は、「『マンチェスター・バイ・ザ・シー』が大好きで、特にルーカスのファンだったんだ」と語り、また、初めてルーカスに会った時のことを「彼も僕の作品を観てくれていて、彼から連絡してきてくれたのさ。会った瞬間に意気投合した。うまく説明はできないけど、どこか深いところで繋がっている気がしたんだ。バーガーを食べながら楽しく話したのを覚えているよ」と回想している。

ここから、正に飛ぶ鳥を落とす勢いでルーカスは快進撃を続けていく。その翌年アカデミー賞で主演女優賞(フランシス・マクドーマンド)と助演男優賞(サム・ロックウェル)を獲得した『スリー・ビルボード』では主人公の息子を演じ、また、同年同賞で6部門にノミネートされた『レディ・バード』では主人公が恋する少年役を演じた。

満を持して初主演を務めたのが、同性愛者という自分のセクシュアリティと向きあう青年を演じた『ある少年の告白』。母親役にニコール・キッドマン、父親役にラッセル・クロウと、ハリウッド屈指の名俳優たちと共演を果たし、これまで賞レースを賑わす良作に出演を続けてきたルーカスは、初主演作品において第76回ゴールデングローブ賞主演男優賞にノミネートされた。
日本で立て続けに公開された主演2作目となる『ベン・イズ・バック』でルーカスが演じたのは、薬物依存に陥る少年。ここでもまた、ジュリア・ロバーツが母親役を演じるなど、映画界の大物を前に堂々の演技を披露している。

一躍時代の寵児となったルーカス・ヘッジズ。待望の最新作で彼が演じるのは、見えない傷を抱えた少女に優しく、そして静かに寄り添う恋人役。その屈託のない笑顔で作品に爽やかな風を運び込みむ。
そんな彼が『WAVES/ウェイブス』に出演を決めた理由について「僕がこれまでに演じてきた役はどれも大きなプレシャーを感じながら生きているんだ。どの作品でも泣いていると茶化されたこともある。次第にどの役も僕らしさが反映されていないと感じるようになった。だから今回のピュアなラブストーリーに飛び付いたんだ。純粋なラブストーリーという点に惹かれたのさ」と明かしている。

巡り合う作品が傑作ばかりのルーカス、そのラインナップに新たに加わる『WAVES/ウェイブス』に、是非ご期待いただきたい。

<楽曲一覧 豪華31曲>
「FLORIDADA」「LOCH RAVEN (LIVE)」「BLUISH」アニマル・コレクティヴ
「BE ABOVE IT」 「BE ABOVE IT -EROL ALKAN REWORK」「BE ABOVE IT – LIVE」テーム・インパラ
「MITSUBISHI SONY」「SIDEWAYS」 「FLORIDA」「RUSHES」
「RUSHES (BASS GUITAR LAYER)」「SEIGFRIED」 フランク・オーシャン
「WHAT A DIFFERENCE A DAY MAKES」ダイナ・ワシントン/「La Linda Luna」 ケルヴィン・ハリソン・Jr
「LVL」 エイサップ・ロッキー/「AMERICA」 ザ・シューズ/「BACKSEAT FREESTYLE」 ケンドリック・ラマー
「IFHY」 タイラー・ザ・クリエイター feat. ファレル・ウィリアムス/「FOCUS」 H.E.R.
「LOVE IS A LOSING GAME」 エイミー・ワインハウス/「SURF SOLAR」 ファック・ボタンズ
「U RITE」「U-RITE (LOUIS FUTON REMIX)」 THEY./「I AM A GOD」 カニエ・ウェスト
「GHOST!」 キッド・カディ/「MOONLIGHT SERENADE」 グレン・ミラー・オーケストラ
「THE STARS IN HIS HEAD(DARK LIGHTS REMIX)」 コリン・ステットソン/「HOW GREAT」 チャンス・ザ・ラッパー
「PRETTY LITTLE BIRDS」 SZA feat. アイザイア・ラシャド
「TRUE LOVE WAITS」 レディオヘッド/「SOUND & COLOR」 アラバマ・シェイクス

<現時点(2020.2.4)までの主な受賞・ノミネート>
★第29回ゴッサム賞 作品賞/観客賞ノミネート/ブレイクスルー俳優賞(テイラー・ラッセル)受賞!
★第19回ニューヨーク映画批評家オンライン賞 ブレイクスルー・パフォーマー賞(ケルヴィン・ハリソン・Jr)受賞!
★第73回英国アカデミー賞 ライジング・スター賞(ケルヴィン・ハリソン・Jr)ノミネート
★第35回インディペンデント・スピリット賞 助演女優賞(テイラー・ラッセル)ノミネート
★2019年度ハリウッド批評家協会賞
次世代を担う俳優賞(ケルヴィン・ハリソン・Jr)受賞!
作品賞/インディペンデント映画賞/助演男優賞(スターリング・K・ブラウン)/助演女優賞(テイラー・ラッセル)
ブレイクスルーパフォーマンス賞(ケルヴィン・ハリソン・Jr、テイラー・ラッセル)/キャスト賞/撮影賞(ドリュー・ダニエル)
音楽賞(トレント・レズナー&アッティカス・ロス)ノミネート
★2019年度シアトル映画批評家協会賞 助演女優賞(テイラー・ラッセル)ノミネート
★第18回ワシントンDC映画批評家協会賞 撮影賞(ドリュー・ダニエル)ノミネート
★第32回シカゴ映画批評家協会賞 有望俳優賞(テイラー・ラッセル)ノミネート
★第16回セントルイス映画批評家協会賞 作品賞/サウンドトラック賞 ノミネート
★第11回インディアナ映画ジャーナリスト協会賞 助演女優賞(テイラー・ラッセル)ノミネート
★第24回サンディエゴ映画批評家協会賞 ブレイクスルー・アーティスト賞 (ケルヴィン・ハリソン・Jr)ノミネート
★ハリウッド・レポーター誌が選ぶ 2019年のトップ10映画選出
★ナショナル・ボード・オブ・レビュー賞 2019年のトップ10映画選出
★ヴァラエティ誌が選ぶ 2019年のトップ10映画選出

ストーリー
傷ついた今日も、癒えない傷も、愛の波が洗い流す―
高校生タイラーは、成績優秀なレスリング部のエリート選手、美しい恋人アレクシスもいる。厳格な父親ロナルドとの間に距離を感じながらも、恵まれた家庭に育ち、何不自由のない生活を送っていた。そんなある日、不運にも肩の負傷が発覚し、医師から選手生命の危機を告げられる。そして追い打ちをかけるかのように、恋人の妊娠が判明。徐々に狂い始めた人生の歯車に翻弄され、自分を見失っていく。そしてある夜、タイラーと家族の運命を変える決定的な悲劇が起こる。
一年後、心を閉ざして過ごす妹エミリーの前に、すべての事情を知りつつ好意を寄せるルークが現れる。ルークの不器用な優しさに触れ、次第に心を開くエミリー。やがて二人は恋に落ちるが、ルークも同じように心に大きな傷を抱えていた。そして二人はお互いの未来のためにある行動に出る・・・。

作品タイトル:『WAVES/ウェイブス』
出演:ケルヴィン・ハリソン・Jr、テイラー・ラッセル、スターリング・K・ブラウン、レネー・エリス・ゴールズベリー、ルーカス・ヘッジズ、アレクサ・デミー
監督・脚本:トレイ・エドワード・シュルツ(『イット・カムズ・アット・ナイト』)
音楽:トレント・レズナー&アッティカス・ロス(『ソーシャル・ネットワーク』、『ゴーン・ガール』)
原題:WAVES/2019年/アメリカ/英語/ビスタサイズ/135分/PG12
配給:ファントム・フィルム

公式サイト:https://www.phantom-film.com/waves-movie/
コピーライト:(c)2019 A24 Distribution, LLC. All rights reserved.

近日公開


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