世界最高峰の映画の祭典「第94回アカデミー賞授賞式」（3月27日(日)開催 ※現地時間）が、WOWOWでアメリカ・ロサンゼルスのドルビー・シアターより独占生中継される。

すでに、番組案内役をジョン・カビラと宇垣美里が務め、スペシャルゲストに中島健人（Sexy Zone）、スタジオゲストに河北麻友子、町山智浩（リモート出演）、レッドカーペットリポーターとして小西未来が出演することが明らかになっていたが、この度、もう1人のスペシャルゲストとして斎藤工の出演が決定した。斎藤は、2017年の「第89回アカデミー賞授賞式」以来、約5年ぶりの番組出演となる。

そして、先日公開されたジョン・カビラ、宇垣美里、中島健人、河北麻友子の4人による番組ビジュアルにも斎藤が加わり、5人での新たな番組ビジュアルも解禁された。

映画やドラマなど数多くの注目作に俳優として出演するのはもちろんのこと、クリエーターとしても数々の作品を手掛ける斎藤。昨年10月に10周年を迎えた映画情報番組「映画工房」のMCも務め、常に映画との新しい出会いを模索し続けている。

WOWOWの「アカデミー賞授賞式」には、2012年～2017年にかけて過去6回出演し、2015年にはレッドカーペット・ナビゲーターとして現地取材を経験。「その経験が現在のモノづくりや監督業に直結している」と話す斎藤が、今年はスペシャルゲストとして日本のスタジオから現地の様子を届けてくれる。

「第94回アカデミー賞授賞式」は2月8日にノミネーションが発表され、最多ノミネートは作品賞を含む11部門12ノミネートされた『パワー・オブ・ザ・ドッグ』。そして、日本作品としては、濱口竜介監督の『ドライブ・マイ・カー』が作品賞、監督賞、国際長編映画賞、脚色賞の4部門にノミネート。作品賞と脚色賞へのノミネートは日本映画としては初の快挙。今年の授賞式は日本映画界にとっても歴史的なものになりそうだ。

そして、2019年以降は司会者を置かずに進行してきたアカデミー賞授賞式だが、今年は3名の司会者が立つことが発表された。司会を務めるのは、『最終絶叫計画』シリーズでブレンダ役を務める女優のレジーナ・ホール、『アイ・フィール・プリティ！人生最高のハプニング』の主演を務めるコメディアンで女優のエイミー・シューマー、エミー賞バラエティ・スペシャル部門の作品賞と脚本賞にノミネートされた『ワンダ・サイクスのどうかしてる!』の主演を務めるコメディアンで女優のワンダ・サイクス。4年ぶりに豪華な司会者が立つことが決まり、より大きな盛り上がりを見せそうだ。

映画には、本編の中だけでは語られない作り手のドラマがある。授賞式の面白さはそのドラマの一端を垣間見ることができること。授賞式で起こるドラマも映画の一部であり、それを見ずして「その映画はまだ終わっていない」。斎藤も「その一瞬一瞬のドラマに寄り添い、視聴者の方々と共に歴史を目撃出来たら嬉しい」と話すように、是非、人間と時代が生み出すドラマのある授賞式をリアルタイムで確かめてみては。

「第94回アカデミー賞授賞式」は、3月28日(月)（※日本時間）にWOWOWで生中継される。さらに、「アカデミー賞授賞式」をより楽しめるよう、2月26日(土)にはノミネーション発表を受けて、注目の映画とその魅力を届ける「第94回アカデミー賞ノミネーション徹底紹介」が放送&配信、3月13日(日)には現地アメリカの最新情報を交えながら受賞予想を行う「第94回アカデミー賞直前総予想」が生放送&配信（番組生放送直後には、WOWOWオンデマンド限定で延長戦も生配信）される。

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番組オフィシャルサイト：https://www.wowow.co.jp/extra/academy/

斎藤工コメント（7回目の出演）※敬称略

私事ですが、7年前の授賞式で現地のレッドカーペットリポートに行かせて頂いた経験が現在のモノづくりや監督業に直結しています。そしてここ数年、ポン・ジュノ監督、クロエ・ジャオ監督、濱口竜介監督と当時よりもアジアの風がアカデミーに吹いているこのタイミングで番組に関わらせて頂き感慨深いです。
米アカデミー賞授賞式は毎年続けてきた伝統であると同時に、”映画”はその時代の世相を映画的に歴史として残すという責務があると思います。withコロナ時代も丸2年になりますが、世界的な祭典である米アカデミー賞が昨年のように形を変えながらもフレキシブルに開催するという事に意義を感じます。今年の授賞式はどのような形式で開催されるかわかりませんが、映画業界の真価を、そして『ドライブ・マイ・カー』の行く末を、リアルタイムで日本のスタジオの皆さんと一喜一憂しながら、その一瞬一瞬のドラマに寄り添い、視聴者の方々と共に歴史を目撃出来たら嬉しいです。