『ヒックとドラゴン』日本語吹替版キャストの坂東龍汰&Lynnが4D上映を体験

映画『ヒックとドラゴン』のドラゴンライド4D試写会イベントが9月2日、TOHOシネマズ 六本木ヒルズにて実施され、日本語吹替版キャストを務めた坂東龍汰とLynnが登壇した。

画像1
(左から)Lynn、坂東龍汰

本作は、ドリームワークス・アニメーションが手掛けたアニメーション映画を実写化。バイキングの少年ヒックと、彼が出会ったドラゴンのトゥースとの友情と大冒険を描く。

観客から大きな拍手で迎えられた2人。まず始めに坂東が「皆さんこんばんは、ヒック役を演じさせていただきました坂東龍汰です。短い間ですが、楽しい時間を一緒に過ごせたらと思います」、Lynnが「ご来場の皆さん、生配信をご覧の皆さんこんばんは。アスティ役を担当させていただきましたLynnです。よろしくお願いいたします」とそれぞれに挨拶。

画像2

日本に先駆けて公開された北米では週末興行ランキングで初登場NO.1となった本作。吹替を担当した率直な感想について、坂東は「オーディションで決まった時は緊張していたのですが、実際に演じてみると本当に楽しくて、三日間の収録が一瞬でした。最後の方は終わってしまうのが寂しかったです」、Lynnは「アニメーションの方も大好きだったので、今回出演出来ることが凄く嬉しかったですし、たくましいアスティを担当させていただける嬉しさを噛みしめながら演じていました」と喜びを溢れさせた。

画像3

また、一足先に吹替版の本編を鑑賞した感想について、坂東は「自分の声が聞こえてくるのが最初は怖かったのですが、気弱なヒックがトゥースと出会い、父との関係性も変化して徐々にヒックが成長していく感じと自分の吹替の成長がリンクし、感情移入しながら観ていました」とコメント。

一方、Lynnは「坂東さんは初めてと思えないぐらい吹替が本当にお上手で、まさにヒックそのものでした!」と坂東のヒックを絶賛しつつ、「めちゃくちゃ面白かったです。アフレコやリハの時に映像は観ていますが、出来上がった本編を改めて観ると感動して思わず泣いちゃうシーンがあったり、何よりトゥースが可愛くてその愛らしさを大画面で感じられるのが良かったです」と語った。

続けて、2人が演じたヒックとアスティの魅力についてそれぞれ問われると、まずLynnから「アスティの魅力は強さですかね。明確な目標に向かって他者を蹴落としてでも1番になるという気持ちの強さがあり、そこからヒックに影響されて少し変わりますが、共通してずっとある芯の強さがかっこいい女の子だなと思います」、坂東は「ヒックはずっと空回りしている可愛さもありますが、何といっても優しさが滲み出ているところが1番の魅力かなと思います。その優しさが徐々にたくましさに変わり強くなって成長していく姿、それに周りが影響されていく姿が映画の見どころであり、ヒックの魅力だと思います」とその魅力を語った。

また、ヒックとトゥースのように実際にドラゴンに乗って空を飛べるとしたら、どんな場所を飛んでみたいか聞かれると、坂東は「サバンナを飛んでみたいです。空を飛んで上から見渡すアトラクションみたいに、アフリカに行ってゾウに近付いたり、ライオンのギリギリをトゥースと一緒に飛んで冒険したい!」、Lynnは「私も大自然が良いなと思っていましたが、逆に大都会のビルの隙間を飛んだりするのも楽しそうですよね。スリルがあって面白そうです」と意外な一面がうかがえるエピソードも。

画像4

本作では気弱なバイキングの少年ヒックが、凶暴と恐れられていた伝説のドラゴン・トゥースと絆を育み最高の相棒となっていく様子が描かれるが、ここで2人にとっての「最高の相棒」を公開することに。

まず、坂東は自身がカメラを構える写真とともに「この間北海道の実家に帰った際、家族と昔住んでいた家に戻ったのですが、姉が海の方に立っている様子を僕が陸から撮ったのを誰かが撮っている写真です。カメラは数台持っていて、カメラが相棒!」、続いてLynnはビールがギリギリまで注がれたビールジョッキの写真を公開し、「ビールが好きなのですが、ただビールが好きなのではなくビールジョッキで飲むビールが好き。毎日家に帰ってからこのジョッキで飲むのが癒しの時間で、ジョッキが相棒です!」とコメント。

続けて、今までに体験した「大冒険」について聞かれると、坂東は中学2年生の修学旅行で行ったモンゴルの写真とともに「朝起きたらほぼ野生馬みたいな馬に乗らされて、この後早速落馬して左腕を折りました(笑)乗馬経験もないまま行ったので、超スパルタな修学旅行で半分以上の生徒が怪我をしてダウンしてましたが、最近またモンゴルに行きたい熱が高まっていて、今年中に行けたらと本気で思っています」と回答。

Lynnは宮古島の美しい海でダイビングしている写真とともに「今年の春頃に初めて潜って、結構深いところまで行けちゃいました。これが外れたら死ぬかもという“死”を近くに感じてすごく怖かったですが、自分の知らない世界がこんなに広がっているんだというワクワク感もありました」と語り、アスティの持つ勇敢さとも通ずる、怖いもの知らずなエピソードを披露した。

そしてここで、2人が実際に大迫力の4Dを体験。実写化にあたり、最新技術を駆使した新次元の映像美を実現し、まるで本当に空を飛んでいるかのような迫力満点の“ドラゴンライド”が大きな見どころとなっている本作だが、悲鳴や歓声とともに4D上映ならではの風や水の演出を全身で浴びると終始大興奮で、坂東は「本当に圧巻!凄かったです。このまま続き観ていいですか?」とその迫力と臨場感を絶賛した。

画像5

惜しくも時間が迫り、最後にこれから映画を鑑賞するファンへ向けて、Lynnは「アニメーションを見た事がある方もない方も素敵なストーリーに感動していただけると思いますし、何より理想的な実写化だと思っていて劇場で観るに相応しい迫力と疾走感がありますので、皆さんぜひ劇場で体感してください」、坂東は「本当に大迫力の映画ですし、人間ドラマも面白くて、ぜひ映画館の大きいスクリーンや4Dで楽しんでいただけたらと思います。初吹替でヒックを演じさせていただいてどんな反響が来るか楽しみにしていますので、吹替の方も観ていただけると嬉しいです。今日はありがとうございました!」と見どころを語り、イベントは大盛況のまま幕を閉じた。

『ヒックとドラゴン』は9月5日公開。

『ヒックとドラゴン』
出演:メイソン・テムズ、ニコ・パーカー、ジェラルド・バトラー、ニック・フロスト ほか
日本語吹替:坂東龍汰、Lynn、田中正彦、高木渉、内田雄馬、村瀬歩、神谷浩史、斉藤梨絵 ほか
監督:ディーン・デュボア
製作:マーク・プラット、アダム・シーゲル
配給:東宝東和
(C)2025 UNIVERSAL PICTURES. ALL RIGHTS RESERVED.
https://hic-dragon-movie.jp/

9月5日(金)全国公開

関連記事
【プレゼント】映画『ヒックとドラゴン』9月5日公開記念!トートバッグを3名様に☆
『ヒックとドラゴン』“父”ジェラルド・バトラーが実写版“息子”ヒックを絶賛、特別映像公開
『ヒックとドラゴン』ディーン・デュボア監督が制作秘話やキャスティングの裏側を語る特別映像公開
『ヒックとドラゴン』坂東龍汰が主人公ヒック役に決定 オーディション時のエピソードも明かす
実写映画『ヒックとドラゴン』9月公開決定 壮大な冒険の始まりを予感させるティザービジュアル解禁
大ヒットアニメーションを実写映画化『ヒックとドラゴン』2025年秋公開決定、特報解禁

目次