パク・ソジュン&ウォン・ジアンが来日 韓国ドラマ『明日はきっと』配信記念イベントに登壇

韓国ドラマ『明日はきっと』で主演を務めるパク・ソジュンとウォン・ジアンが11月27日に来日し、都内で行われた配信記念イベントに登壇した。

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本作は、初恋の相手との運命的な再会をめぐる純愛ラブストーリー。主人公は、ごく普通の家庭に育った優しくて誠実な青年イ・ギョンド(パク・ソジュン)と、アパレル会社を経営する裕福な家庭に生まれ、大胆で自由奔放な性格のソ・ジウ(ウォン・ジアン)。20歳で出会い恋に落ちた二人は、二度の別れを経験する。

月日が経って30代後半になり、新聞社で芸能ニュースを追うジャーナリストとして忙しい日々を送っていたギョンドは、とある人気芸能人の不倫スキャンダルの記事を執筆する。実はそのスキャンダルの渦中にいた男性は、一途に想い続けていた初恋相手・ジウの夫だった。ジウの夫の不倫スキャンダルをギョンドが報じるという、予期せぬ運命で引き寄せられ衝撃的な“三度目の再会”を果たした二人の行き着く先とは――。

パク・ソジュンと、ウォン・ジアンが客席から登場すると、会場からは割れんばかりの大歓声と大きな拍手が上がった。7年ぶりのラブロマンス主演となるパク・ソジュンは、本作への出演を決めた理由について「物語自体が面白いと思い決意しました。20代と20代後半、そして現在という2人の物語が魅力的に思いました。これまで生きてきた年代を演技できるのも魅力でした。また、これまで演じたことのない役を演じられるのも決め手となりました」と明かす。

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ウォン・ジアンも「俳優としてとても成長できる作品だと思い、とても期待して出演したいと思いました。2人の関係性を見せられるのも魅力的に感じました。素敵な監督や先輩と共に息を合わせられると思い、それも出演を決めた理由です」と語った。

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本作で様々な年代の役柄を演じたパク・ソジュンは「繊細な感情を表現しないといけなかったので、そういった部分がチャレンジでした。3つの異なる年代を演じたのですが、歳を重ねるうちに変わる感情や表現をすごく繊細に表現する部分に気を遣いながら演じました。今この年齢で20歳を演じることも僕にとってはチャレンジでしたね。歳月を重ねる演技は難しいですが楽しく、終わった後はとても満足する気持ちでした」とコメント。

ギョンドの初恋相手となるジウについて。ウォン・ジアンは「私が演じたジウは裕福な家庭で育ちましたが、自分ではどうしようもない傷を負った人物です。でも突拍子もない魅力を放つキャラクターでもあります。ギョンドに出会い成長するのも魅力です。3つの年代でルックスの変化もありますし、ギョンドとどういう風に心情が変わるのか、年代ごとの演じ分けを意識して演じました」と、演技で意識したことを明かした。

出会いと別れを経験するギョンドとジウだが、脚本を読み合わせした時についてパク・ソジュンは「とても呼吸が合うなと思いました。キャストが決まってから監督やキャストの皆さんと一緒にお酒を交わし、仲を深める時間があったのですが、その時にジアンさんをとてもジウらしいと思いました。その気持ちを持ちながら撮影に臨みました」と語る。

ウォン・ジアンは「リーディングの段階からケミストリーを感じました。ギョンドを含め他の先輩たちとも行いましたが、その時からすごく楽しみになり、撮影への期待感で溢れていました。これから現場でどんな撮影が繰り広げられるんだろうとワクワクしたことを思い出します」と、最初から好相性だったという。

撮影現場でのエピソードについて、パク・ソジュンは「1話に桜のシーンがあるのですが、監督が桜が舞い散るシーンの演出のため巨大な扇風機を使ったので、台詞がなかなか聞こえなかったんです。簡単ではない環境での撮影でしたが、1話を見たらすごく素敵になっていて良かったです」とコメント。

ウォン・ジアンは「実は雨がたくさん降って撮影が遅延した日がありました。その時、小道具としてペーパーで作るバラが必要だったのですが、雨の日はバラを作る時間になり、私はバラづくりのマスターになりました」と楽しい現場だったことを振り返った。

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劇中に登場する、支離滅裂な演劇同好会のメンバーたちについて、ウォン・ジアンは「みんなで集まるとバカ騒ぎしながら撮影し過ごした思い出があります。2人で大変なシーンを撮ったあとでもみんな素敵な人で楽しかったです。海辺で裸足で撮ったシーンが印象的で、仕上がりも素敵になったので皆さん楽しみにしていてください」とコメント。

パク・ソジュンも「僕も同じですが車に乗って海岸沿いを走ったり、海に入ったりしたのですが、裸足で道を笑いながら歩くシーンがあり、すごく痛かったんです。でもドラマではとても幸せそうに映っているので期待していてください」と笑顔を見せた。

そして何度も来日したことがあるパク・ソジュンは「今日みたいな日は特別な出来事で、たくさんのファンの皆様に会うことを一番期待していました。関係者以外の方が初めてご覧頂くのでとても緊張しますが、皆さんに喜んで頂けたらいいなと思います」と告白。ウォン・ジアンも「日本に来たのでぜひ大阪に行けたらいいなと思います」と明かした。

そしてこの日は特別に、本作の挿入歌「Anytime Anyhow」を担当した“バラードの皇帝”の異名をもつシンガー・ソングライターのソン・シギョンからサプライズメッセージが到着。「皆さん、こんにちはソン・シギョンです。実は、こういう形でドラマの曲に参加するのはあまり多くないのですが、俳優さんから直接お願いされたのは初めてだと思います。パク・ソジュンさんが『お兄さん、1度やってください』、僕が『じゃあ、そうしよう』と言ったのが1年前で、それで参加することになりました」と、親交が深いパク・ソジュンからのお願いで参加が決定したと語る。

加えてソン・シギョンは「パク・ソジュンのファンとしてもこのドラマのファンとしてもこのドラマの成功を祈ります。僕の曲や僕の声がこのドラマの完成度に少しでも役に立つことができれば嬉しく思います」と日本のファンにメッセージを寄せた。

さらに、本作で韓国ドラマのOST(オリジナルサウンドトラック)初参加を果たし、挿入歌「Cafe Latte (English version)」を担当した幾田りらからもサプライズメッセージが到着。幾田は「最初、このお話をいただいた時は初めて韓国ドラマの挿入歌を担当ということですごく驚きましたし、すごくワクワクしてどんな楽曲で、どんな歌声でご一緒できるかなってすごく嬉しい気持ちになりました。楽曲に私も日本語で歌詞を書かせていただいて、それをKonnie Aokiさんが英語詞に翻訳してくださり楽曲が完成しました。「Cafe Latte (English version)」というタイトルの楽曲になったんですけれども、この曲が見る方々の心に寄り添えるようなそんな楽曲になれたら嬉しいなと思います」と心のこもったメッセージを寄せた。

そして幾田からパク・ソジュンとウォン・ジアンへ「「Cafe Latte (English version)」を聴いていただいてどんな風に感じられたかなという感想をいただけたらとても嬉しいです」と曲の感想を質問すると、実際に曲を聴いたパク・ソジュンは「僕は最初に幾田りらさんが参加すると聞いた時とてもびっくりしたんです。普段から好きだったアーティストの方と一緒に作品を作れて驚きと感謝の気持ちでした。曲が気になっていましたがドラマの色んな感情が詰め込まれた作品になっていますが、この曲は楽しく軽快な感情を表現していると思いました。いつか幾田さんにお会いしたいです」とコメント。

ウォン・ジアンは「普段から好きなアニメのOSTの曲を歌っている方として知っていたのですが、本作に参加することを知ってからとても不思議で楽しみな気持ちでした。メッセージを頂き感謝をお伝えしたいです。明るくて可愛いのでこのドラマの中でどういう風に流れるのか楽しみです」と、とても気に入った様子で大絶賛していた。

最後に、本作を楽しみにしている日本のファンの方に向けて、パク・ソジュンは「この作品はとても深い愛情を持って挑んだ作品です。僕もスタッフも深い愛を持って制作したので、皆様にも楽しんで頂きたいです。本当にありがとうございました」と語り、ウォン・ジアンは「本当に今日はありがとうございました。皆様はこれから冬の時期に見て頂くと思いますので、体調に気を付けて楽しんでください」とメッセージを送り、会場が温かく大きな拍手に包まれる中、イベントは幕を閉じた。

『明日はきっと』
出演:パク・ソジュン ウォン・ジアン ほか
監督:イム・ヒョヌク
脚本:ユ・ヨンア
主題歌:ソン・シギョン
原題:ギョンドを待ちながら/英題:Surely Tomorrow
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Prime Videoにて12月7日(日)より独占配信 以降、毎週土日に1話ずつ配信

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