本日4月1日(金)より公開される『映画オッドタクシーイン・ザ・ウッズ』。公開直前の3月31日(木)、【公開前夜祭SP番組】が配信され、双子の警察官・大門兄弟の声優を演じたお笑いコンビ・ミキの昴生と亜生、本作のプロデューサーである平賀大介、そして本イベントのMCを務める吉田尚記の4人が登場した。

2021年4月よりテレビ東京にて放送されたTVアニメ「オッドタクシー」。キャラクターたちのかわいいビジュアルを裏切り、それぞれの思惑が複雑に絡み合った本格的なミステリー・サスペンスが展開され、1話から緻密に張り巡らされた伏線を回収した戦慄の最終回は放送後Twitterトレンドに入るなど、大きな話題を呼んだ。本作は、そんな「オッドタクシー」のTVシリーズを再構成しつつ、衝撃の最終回のその後も描かれる。

『映画オッドタクシーイン・ザ・ウッズ』前夜祭イベント

■番組タイトル：『映画オッドタクシーイン・ザ・ウッズ』公開前夜祭スペシャル～まだ観てないってホントですか！？今からでも間に合う！～
■放送日時：3月31日(木) 21:00～22:30
■出演者：昴生／ミキ、亜生／ミキ、平賀大介プロデューサー／P.I.C.S.（敬称略）
■MC：吉田尚記（ニッポン放送アナウンサー）
■アーカイブ視聴URL：
https://bals.space/theater/297/（共感シアター）
https://youtu.be/Gq9-JwMKYgs（オッドタクシー公式YouTube）

オープニングで予告映像をみた昴生は、「この自分の声がスクリーンで流れるんでしょ？嬉しいですよ」と早くも興奮を隠しきれない様子で映画公開に向けた喜びを表現。

最初のコーナーでは「オッドタクシー」の魅力をトーク。TVシリーズを観ていなくても、映画からでも存分に楽しむことができる本作だが、大門弟を演じた亜生は「こんな見た目のアニメなのにリアルなんですよ。リアルなところがいっぱいあるから入り込みやすいし、リアルでやってるんじゃないかってドキドキしちゃう」と東京を舞台にしたアニメのリアルな世界観について語った。

昴生は「とにかく会話劇がすごい！特に（主人公の）小戸川の見聞が広くて色々な話ができるんですよ。見た目はかわいらしいし、会話も面白い。でもよく見ていくとちょっと怖い、っていう色々な楽しみ方ができる、本当にすごいアニメですよ」と魅力を熱弁し、「『オッドタクシーおもんない』っていうやつ、おもんないですよ」と作品への自信を述べた。

そんな出演者の二人も大絶賛する本作。ここでキャスティングの裏話を問うと平賀プロデューサーは「最初に亜生さんが決まった」と衝撃の大暴露。昴生は「バーターやないか！」と嘆きのツッコミ。「最後のシーンとか、本当の兄弟じゃないと出せない感じもあったし、このキャスティングの必然性もあったんですよ」と平賀プロデューサーがフォローするも、「何で聞いてもうたんやろ」とまさかの映画公開前夜に知る衝撃の真実にショックを隠しきれない様子を見せた。

いよいよ公開を迎える本作について、平賀プロデューサーが「アニメシリーズの続編っていう形はないよねっていうみんなの意見があった」と明かし、「アニメを観た人にとって、答えあわせをしながら最後の続きが観れるというのが売りです」と新たな視点で描かれた映画の魅力を制作側目線で語った。

映画化について亜生は「（同じく本作の声優を務めた）ダイアンの津田さんがアニメの放送が進んでいって、急にTwitterのアイコンを（自分が演じている）キャラクターに変えて、放送の最後の方には『映画化や！』って言ってたら本当に映画になって、次は『もっと、なんか起こせ～！』ってなんか抽象的なことを言ってました」と、ダイアン津田のエピソードも披露した。

するとMCが、「まだ観てないって本当ですか？！」という番組タイトルが出演者に向けられていたということを暴露。「オッドタクシー」の大ファン、芸人のニッポンの社長・辻から「ミキ、見てないんすよ、あいつ」とリーク情報が伝えられると、亜生は「正直、アニメシリーズの放送時は観ていませんでした。でも大阪の（お笑いの）劇場でみんなから『すごいな』って言われて、僕はそのあと観ました。そしてめちゃくちゃ面白かったです」と答え、昴生も「観ました。ほんまに観た！」と疑惑を完全否定したが、その真相を確かめるべく、ミキの二人には作品を見ていれば答えられるクイズに挑戦してもらうことに。

「指名手配犯だったチンピラの、ゲラダヒヒの男の名前」「アルパカの白川が習っているもの」「ゲーム会社勤務の田中が、課金してゲットした激レアキャラ」という内容に余裕で答える亜生と危うげな昴生だったが、見事全問正解。昴生は「人一倍観てるよ！なぜならバーターだから！」と疑惑を払拭した。

番組の後半では、テレビシリーズ第一話の同時視聴を実施。鑑賞後、昴生は興奮気味に「最高の前夜祭ですね、これ観たあと絶対映画行っちゃうよな」とコメントし、亜生も「これ最高やなぁ」と改めてオッドタクシーの世界観を味わい、映画への期待を膨らませた。

最後に視聴者に向けて一言ずつコメント。まずは平賀プロデューサーが「テレビシリーズを観た人にとっては引っかかっていたことの解答編になってますし、初めての人はこの映画で『オッドタクシー』の世界の入り口に入れるので、ぜひ劇場で観ていただきたい」と呼びかけると、昴生は「声優界で初めてバーターで声優をやらせていただきました。」と笑いを交えながらも「本当に面白いので是非観てください！」とコメント。そして亜生は「映画で初めて観ますっていう人は、帰ってアニメをもう一回観てください。もう一個の楽しみ方があります」と映画を観た後の楽しみ方もアピールした。

そして昴生が「映画で終わるとは思わないでください！勝手に言ってますけど」と”勝手な妄想”で今後の新展開への期待を煽り、さらに亜生が「アニメで終わると思いきや映画までいってますから。どこまで伸びるか分からないですよ」とコメントし、前夜祭SP番組は終始大爆笑に包まれてエンディングを迎えた。

『映画オッドタクシーイン・ザ・ウッズ』は本日4月1日より全国公開中。

『映画オッドタクシーイン・ザ・ウッズ』初日舞台挨拶

■日付：4月2日（土）
■場所・時間：
・TOHOシネマズ新宿
時間：11：00の回上映後舞台挨拶、14：30の回上映前舞台挨拶
登壇者（予定・敬称略）：花江夏樹(小戸川役)、飯田里穂(白川役)、木下麦監督
・TOHOシネマズ日比谷
時間：14：25の回上映後舞台挨拶、18：00の回上映前舞台挨拶
登壇者（予定・敬称略）：花江夏樹(小戸川役)、飯田里穂(白川役)、古川慎（山本役）、木下麦監督
■チケット購入リンク：https://w.pia.jp/t/oddtaxi/

『映画オッドタクシーイン・ザ・ウッズ』ティーチイン付き舞台挨拶

■日時：4月4日（月）18:40の回上映後舞台挨拶
■場所：TOHOシネマズ梅田
■登壇者（予定・敬称略）：木下ば麦監督、平賀大介プロデューサー
■チケット購入リンク：https://hlo.tohotheater.jp/net/schedule/037/TNPI2000J01.do

『映画オッドタクシーイン・ザ・ウッズ』ふせったーコラボ

■コラボ期間：～4月14日（木）まで ※予定
■ふせったー公式サイト：https://fusetter.com/

ストーリー
偏屈で無口な変わり者<小戸川>。
個人タクシーの運転手として街を流しながら、なるべく他人と関わらないように、平凡な日々を過ごしていた。
ところが、ある日思い掛けず『練馬区女子高生失踪事件』に巻き込まれてしまう。事件には、億を超える巨額の金、目的不明の半グレ集団、売り出し中のアイドル、カリスマ化されていく大学生など、様々な事物が絡み、混沌としていく。
それでも、ある計画の実行をきっかけに、事態は一気に収束。一連の出来事は、多くの悲しみや不条理をはらみながら、いったんの結末を見た。
――かに思われた。
関わっていた人々は、口々に証言する。“あの時一体何が起きていた”のかを。
それらを繋ぎ合わせることで浮かび上がってくる、事件の新たな輪郭。
一人のタクシードライバーの“人生を一変させるような出来事”がカタチを変え、運命の歯車は再び揺さぶられていく。

作品タイトル：『映画オッドタクシーイン・ザ・ウッズ』
出演：花江夏樹／飯田里穂／木村良平／山口勝平／三森すずこ／小泉萌香／村上まなつ
昴生亜生(ミキ)／ユースケ津田篤宏(ダイアン）／たかし(トレンディエンジェル)／村上知子(森三中)
浜田賢二／酒井広大／斉藤壮馬／古川慎／堀井茶渡
汐宮あまね／神楽千歌／虎島貴明／METEOR
企画・原作:P.I.C.S.
脚本：此元和津也
監督：木下麦
副監督：新田典生
キャラクターデザイン：木下麦・中山裕美
美術監督：加藤賢司
色彩設計：大関たつ枝
撮影監督：天田雅
編集：後田良樹
音響監督：吉田光平
音響制作：ポニーキャニオンエンタープライズ
音楽：PUNPEE VaVa OMSB
音楽制作：ポニーキャニオン
音楽制作協力：SUMMIT, Inc.
アニメーション制作：P.I.C.S. × OLM
製作：映画小戸川交通パートナーズ
配給：アスミック・エース