【レポート】『“それ”がいる森』相葉雅紀、櫻井翔とのイタリアでの恐怖体験を川柳に!公開直前イベントで怪談ライブ開催

“それ”がいる森

不可解な怪奇現象が多発するという実在の森を舞台に、実際に数々の“それ”を見たという目撃情報をベースに描かれるホラーエンターテインメント『“それ”がいる森』(9月30日(金)公開)の公開直前イベントが行われ、相葉雅紀・松本穂香・尾形貴弘(パンサー)が登壇。怪談大好き芸人の島田秀平を招き、一夜限りの怪談ライブが開催された。

本作は、相葉雅紀演じる・淳一が息子・一也と森の中で得体の知れない“それ”を目撃したところから、松本穂香演じる一也の担任・絵里とともに怪奇現象に巻き込まれていく。不可解な事件に巻き込まれる尾形貴弘(パンサー)演じる強盗犯・尾花や淳一たちにあの世を超える恐怖が迫り来る―。“それ”と遭遇した彼らに一体どんな恐怖が待ち受けているのか…!?

『“それ”がいる森』公開直前イベント

◆日程:9月20日(火)
◆場所:恵比寿Q.E.Dクラブ
◆登壇者:相葉雅紀、松本穂香、尾形貴弘(パンサー)、島田秀平 ※敬称略

不気味にライトアップされた小雨降る薄暗い森の中に相葉雅紀、松本穂香が登壇。相葉は「今日は足元に悪い中、そしてこんなちょっと嫌な雰囲気のする会場まで来ていただいてありがとうございます!(笑)」と、松本は「こんな真っ暗な森の中でイベントをやらせてもらうことがあまりないので楽しみたいと思います!」と、それぞれ映画の雰囲気にぴったりな不気味な森に触れながら挨拶。

さらにMCの呼び込みにより、本作にも出演しているお笑い芸人パンサーの尾形貴弘、そして怪談大好き芸人の島田秀平が登場。坊主で和装という出で立ちで登場した尾形の姿を見た相葉と松本には思わず笑いが。尾形は「なんで僕だけ和装なんですか!?僕お坊さん役じゃないですからね!ちゃんとした役で出てますから!」と勢い良く挨拶。

本作の感想を聞かれた島田は、「僕は怪談が大好きで、色々なホラー映画も観てきたんですけど、そのどれにも属さないような、まさに新感覚ホラーエンターテインメント映画だなと思いました!“それ”の正体がわかった瞬間、僕の生命線がきゅっと縮まっちゃったような(笑)」と、あの島田ですら体験したことがない新しい映画だと語る。

“それ”がいる森

そんな島田が得意の怪談を披露するということだが、MCに怪談が得意かどうか聞かれた相葉は、「僕は苦手なんですけど、穂香ちゃんが大好きみたいで・・・」と松本に話を振ると、松本は「私はホラー映画も好きなんですけど、最近怪談がすごく好きで、散歩しながら聞いたりしていて(笑)」とまさかの趣味を告白した。

そして、早速メインイベントでもある島田の怪談話へ。とある森にあるというダムにまつわる怪談を披露すると、キャスト一同怖がりながら会場は一気に温度が下がったような空気感に。相葉は「怖かったけど、間の使い方とか話し方がやっぱプロだな~!(笑)」と島田の怪談師としてのテクニックに感嘆した様子。一方、松本は「怖くて鳥肌たちました!でも、島田さんの奥に怖がっている尾形さんがちらついて見えて(笑)少し邪魔でした(笑)」と話し、会場を笑わせた。

続いて尾形が話す番となったが、コタツの中から小さい赤鬼を見たという話を大きな身振り手振りで披露すると、会場にはくすくすと笑いが広がり、これには松本も「熱量だけは感じました(笑)」と苦笑交じりで感想を述べた。

“それ”がいる森

続いてはホラー川柳のコーナーへ。相葉が披露したのはは「二人部屋 会話の相手は 三人目」という川柳。「櫻井(翔)くんとのエピソードなんですけど、昔心霊ロケでイタリアに行った時に僕がシャワーに入っていると櫻井くんに外からなにか話しかけられていた気がして・・・。でもうまく聞き取れなかったので“ちょっと待って!”とか適当に返事していたんです。その後、シャワーから出たあとに聞いたら“え?話しかけてないよ?”って・・・。一体誰に話しかけられていたんだろうと思いましたね」と、実体験をもとにした怖すぎるエピソードを披露した。

“それ”がいる森

松本の川柳は「地下恐い ホラー映画の 見過ぎです」。松本は「ホラー映画って地下室がよく出てくるじゃないですか。絶対行っちゃだめなのに行っちゃったりして。そのせいで地下が怖くなりました」と、ホラー好きならではの川柳を披露した。島田は「地下というのは湿気が多いので、湿気が多いとやっぱり不思議なことが起きやすいですね」と補足していた。

“それ”がいる森

続く尾形は「テレビ消え 犬娘泣き出す マイホーム」という川柳を披露。「家のテレビがついたり消えたりするのはしょっちゅうなんですけど。犬が壁に向かってすごく吠えていて、そしたら娘もその壁を指差して、“おじさん怖い”って泣くんですよ。うち、リホームして窓をひとつ無くしちゃったんですけど、そのせいでいわゆる霊が出ていく道がなくなっちゃったらしくて、うちはもう家の中霊でパンパンらしいんですよ!でも、悪いことは起きてないので、パンパンなんだけどみんなで楽しく過ごそうと思ってます!(笑)」と、意外にも本当に怖い話を披露しつつ会場を笑わせた。

そして、島田が選ぶ一番怖かった川柳は相葉の川柳に。島田は「やっぱり短いなかで情景が浮かんで鳥肌が立ったので、相葉さんで!」と理由を語った。

最後に、松本が「公開まであと10日ということで、これからも公開に向けて映画をどんどん盛り上げていきたいと思います。ぜひ楽しみにしていてください!」と、相葉が「あの中田監督が今撮りたいホラー映画ということで、怖い部分だけでなく親子の絆や家族の絆だったりも描かれていたりするので、ぜひ“それ”の恐怖を映画館でお楽しみください」と、いよいよ公開を間もなくに控える本作をアピールし、イベントは大盛況のまま幕を閉じた。


ストーリー
田舎町でひとり農家を営む田中淳一(相葉雅紀)は、元妻・爽子(江口のりこ)と東京で暮らす小学生の息子の一也(上原剣心)が、突然ひとりで訪ねて来たのをきっかけに、しばらく一緒に暮らすことになる。ちょうどその頃から、近くの森では不可解な怪奇現象が立て続けに発生し、淳一が住む町でも、住民の不審死や失踪事件が相次いでいた──。そんな矢先、淳一と一也も偶然得体の知れない“それ”を目撃してしまう。
「“それ”の正体とはいったい――!?」
淳一は一也の担任の絵里(松本穂香)とともに、怪奇現象に巻き込まれていくが、それは未知なる恐怖の始まりにすぎなかった──。

作品タイトル:『“それ”がいる森』
出演:相葉雅紀 松本穂香 上原剣心 江口のりこ 眞島秀和  宇野祥平 松浦祐也 酒向芳 野間口徹 / 小日向文世
監督:中田秀夫(『リング』『スマホを落としただけなのに』『事故物件 恐い間取り』)
脚本:ブラジリィー・アン・山田 大石哲也
企画・配給:松竹
制作プロダクション:松竹撮影所

公式サイト:https://movies.shochiku.co.jp/soregairumori/
公式Twitter:@soregairumori
公式Instagram:@soregairumori
コピーライト:(C)2022「“それ”がいる森」製作委員会

2022年9月30日(金) 全国公開

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