【レポート】『リトル・サブカル・ウォーズ ~ヴィレヴァン!の逆襲~』初日舞台挨拶に岡山天音・森川葵らが登壇!

リトル・サブカル・ウォーズ ~ヴィレヴァン!の逆襲~

名古屋で生まれ、今や日本中に店舗を構える何でもアリの遊べる本屋「ヴィレッジヴァンガード」。その個性を出し過ぎな、誰かの”好き“で溢れかえった本屋を舞台に、自称「空っぽ」の杉下とその仲間たちが過ごしたハチャメチャで刺激的な青春の日々の物語を描いたドラマシリーズ「ヴィレヴァン!」。そのカルト的人気は名古屋を中心としたサブカル戦士たちの熱いハートに火をつけ、まさかの映画化を果たした『リトル・サブカル・ウォーズ ~ヴィレヴァン!の逆襲~』が全国公開中だ。

公開を記念して実施された初日舞台挨拶には、主人公で自称「からっぽ」の大学生・杉下啓三を演じた岡山天音、杉下とともにヴィレヴァンで働く同僚の文学少女・小松リサ役の森川葵、さらにサブカル魂全開の店員を演じた本多力柏木ひなた(私立恵比寿中学)、そして本作のメガホンをとった後藤庸介監督が登壇した。

なお、その模様は新型コロナ感染症対策として、渋谷の中心SHIBUYA109 8Fのハチスタより全国26劇場へ生中継された。

 

映画『リトル・サブカル・ウォーズ ~ヴィレヴァン!の逆襲~』初日舞台挨拶 概要

日時:10月23日(金)18:30~19:00
※無観客、全国26劇場のスクリーンへ生中継
登壇者(敬称略):岡山天音、森川葵、本多力、柏木ひなた(私立恵比寿中学)、後藤庸介監督
スペシャルゲスト(敬称略):柳田周作(神はサイコロを振らない)
会場:SHIBUYA109ハチスタ

初日を迎えた感想を聞かれると、岡山は「目の前にはいないけど、生中継ということで多くのお客さんに楽しんでもらえるのでは」と語り、森川は「スクリーンで美しく映っているか心配ですが、劇場はどんな感じなのかしら?こちらは楽しくやってます」と精一杯手を振り女優ならではの着眼点を見せつつ、観客に呼びかけた。

映画版ゲストの萩原聖人安達祐実の話になると、本多は「(萩原は)迫力が凄かった。安達さんは、小さい頃から一方的に画面越しに見ていたので実在していたことに驚き、話しかけると汚してしまうのではと、ご挨拶するのが精一杯でした」と撮影を振り返った。柏木は「「プロ野球スピリッツA」と言うゲームで萩原さんとお互いお友達になりました。安達さんとは連絡先を交換して一緒にアイシャドウ買いました」と現場の関係性の良さを感じられるエピソードを語った。

映画で大変だったことを聞かれると、サブカルがなくなった世界を舞台に岡山が演じた杉下以外は洗脳されたシーンと、洗脳前のシーンの演じ分けと言うハードルがあったことに触れ、森川は「私、洗脳前と、洗脳後の「いらっしゃいませ」の言い方が一緒のシーンがあります。全く差別化できてない!」と自ら演技ミスを暴露。すると本多も「僕も洗脳中は瞬きしないつもりだったけどいっぱいしてる」と続けて暴露。最後には、監督から柏木に「ちょっと笑ってるシーンあるよね?」とまさかの暴露。柏木は「でも、OK出したじゃないですか!」ともっともな意見で返答。また、監督に「本多さんがおかしいから笑ってた」と責められると、本多が「天音くん助けて」と岡山に助けを求めるも、「なんでも助けを求める(笑)」と森川からチクリ…といった仲の良さが窺えるクロストークが展開された。

途中からスペシャルゲストとして、主題歌を担当した柳田周作(神はサイコロを振らない)も参加し、感想を聞かれると「エンドロールに自分の名前とバンド名と載っているのを見て、音楽を始めた頃からの夢が叶い感慨深かったです。一人一人のキャラクターが最高で、福岡のカラオケでバイトしていた頃を思い出しました」とコメント。主題歌の起用理由を聞かれると監督は「ラストには最高のバラードを流したかった。一見ふざけたコメディだけど、最高の店や仲間たちとの絆などラストはエモい作品なので、世界一優しい歌声を選びました」と絶賛すると、柳田は「ありがとうございます、恐縮です」と答えた。すると、岡山も「ありがとうございます」と言い、次いで柳田から、今度は本多から、そしてまた柳田…とありがとうリレーが繰り広げられた。

最後に本編の見どころでもある個性豊かなヴィレヴァン店員達が“好き”を叫ぶ物語にちなみ、キャストがそれぞれ自分の【好きなもの】を全力で叫ぶという企画が行われた。

本多は「本多劇場グループが好きだ!」と演劇人らしいコメント。柏木は「太陽とシスコムーンが好きだ!」と、さすがアイドル!と感じさせるコメント。柳田は「サウナが好きだ!」と、「週8でサウナに通っているので代謝がいい」と汗だくになりながらコメントした。森川は「アニメが好きだ!」と、毎日必ず少しの時間でもアニメを見ないと1日が終わらない、と熱烈なアニメ愛を語った。最後に岡山は「ビューティフルライフが好きだ!」と、サブカル映画である本作の舞台挨拶で超有名ドラマのタイトルを叫び、1周回ってその深さを感じさせた。自粛期間中に一気見したといい、やや涙ぐみながら愛を叫んでいた。

最後に岡山は「バカバカしいことを大人たちが命がけで作りました。最初は笑って楽しめる、気付いたら自分の内側と向き合えると思います。誰かにとって生きることが、少し楽になるそんな作品になっていると思います。是非思うままに楽しんでください。」と、本作同様、最後にはジーンとさせるコメントで舞台挨拶を締めくくった。

ストーリー
自称「空っぽ」の大学生・杉下啓三は、ヴィレッジヴァンガードで儲け度外視で集められたガラクタや、常識からかけ離れた変人バイトたちに囲まれはちゃめちゃで刺激的な日々を送っていた。そんな、刺激にも慣れ始め早1年、平和だが、何かが足りていないことに気づく。この世から“サブカル”がなくなっていたのだ!サブカルを、カルチャーそのものを取り戻すべく、杉下の壮絶なバトルがいよいよ幕を開ける!

リトル・サブカル・ウォーズ ~ヴィレヴァン!の逆襲~作品タイトル:『リトル・サブカル・ウォーズ ~ヴィレヴァン!の逆襲~』
出演:岡山天音、森川葵、最上もが、本多力、柏木ひなた(私立恵比寿中学)、水橋研二、落合福嗣、小林豊(BOYS AND MEN)、大場美奈(SKE48)/萩原聖人、安達祐実/平田満、滝藤賢一
監督:後藤庸介
脚本:いながききよたか
主題歌:「目蓋」神はサイコロを振らない(Virgin Music)
制作:コギトワークス
配給:イオンエンターテイメント

公式サイト:https://www.nagoyatv.com/vv_movie/
公式Twitter:@nagoyatv_vv
公式Instagram:nagoyatv_vv
コピーライト:(c)2020メ~テレ

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