クロス

2017-05-15
2017「クロス」製作委員会

欲望の十字架から逃れられない
罪を背負い、過去に囚われ、欲望の中でもがく人間たちに、再生の光は射すのか――

あるジャーナリストによって白日の下に晒された、“集団リンチ殺人事件“加害者の現在。これをきっかけに、人間の欲望のマグマが燃え上がり、もうひとつの封印されていた忌まわしい殺人事件が呼び起こされる…。 人間の欲望、嫉妬の渦、そして真の贖罪とは何かを問いかけるエロティックサスペンスが誕生した。

人間の欲望と狂気を抉り出す新鋭!原案・脚本 宍戸英紀
「映像化不可能」と言われた、第39回城戸賞受賞作『クロス』が遂に映画化へ!

歯科医院の受付として働きながら贖罪の日々を送る美しい元美術教師・真理子役に紺野千春。全てを捨て再生への道へと歩み出すまでを静謐な感情表現で見事に演じきり、クライマックスの濡れ場では、美しい肢体をさらけ出し挑んだ。
真理子に敵意を剥き出しにし、幸せを掴み取ろうとする女の執念をむき出しにする知佳役にはシンガーでもある女優Sharo。知佳の夫、孝史役に実力派 俳優・山中聡が務め、本作では新たな一面をのぞかせている。物語のキーマンとなる孤高のジャーナリスト柳田役に斎藤工を迎え、ちすん、那波隆史、秋本奈緒美が集結した。

脚本は本作『クロス』で第39回城戸賞を受賞した宍戸英紀。残酷で人間の心の淵を描き出した本作は「映像化不可能」と言われ、映画化が難航していたが、宍戸自らが奥山和由プロデューサーに手紙と共に脚本を手渡し、映画化が実現した。
主題歌は、“和製スティービー・ワンダー” といわれる盲目のピアニスト木下航志が担当。 「映画は観るものではあるが、真の芸術は五感で感じ創造するもの」という奥山の言葉に答え、物語の絡み合った人間の欲望を浄化させていくような、澄み切った中にも哀しみを秘めた歌声で物語を彩る。

2017年7月1日よりユーロスペース他全国順次公開
公式サイト

キャスト

紺野千春 山中 聡 S h a r o

スタッフ

原案・脚本:宍戸英紀
監督:奥山和由・釘宮慎治
撮影:釘宮慎治
音楽:木下航志 主題歌「Just a Closer Walk with Thee」〜輝く明日へ僕は歩く〜
製作:吉本興業 チームオクヤマ
制作プロダクション:ノアド
2017年/Japan/カラー/89min/DCP
配給・宣伝:太秦
映倫:120703/R15

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