ドリーム

2017-08-07
2016Twentieth Century Fox

2017年 第89回アカデミー賞(R)3部門ノミネート
宇宙開発史の陰に、世界へ夢と希望をもたらした3人の女性がいた。
全ての働く人々に贈る、勇気と感動の実話!

東西冷戦下、アメリカとソ連が熾烈な宇宙開発競争を繰り広げている1961年。ヴァージニア州ハンプトンのNASAラングレー研究所では、優秀な頭脳を持つ黒人女性たちが“西計算グループ”に集い、計算手として働いていた。 リーダー格のドロシー(オクタヴィア・スペンサー)、技術部への転属が決まったメアリー(ジャネール・モネイ)、幼い頃から数学の天才少女と見なされてきたキャサリン(タラジ・P・ヘンソン)は、黒人女性として初めてハリソン(ケビン・コスナー)率いる宇宙特別研究本部に配属される。それぞれ家庭を持つ3人は公私共に毎日をひたむきに生き、国家の威信をかけたNASAのマーキュリー計画に貢献しようと奮闘していた。
そして1962年2月20日、宇宙飛行士ジョン・グレンがアメリカ初の地球周回軌道飛行に挑む日がやってきた。ところがその歴史的偉業に全米の注目が集まるなか、打ち上げ直前に想定外のトラブルが発生。コンピュータには任せられないある重大な“計算”を託されたのは、すでに職務を終えて宇宙特別研究本部を離れていたキャサリンだった……。

【introduction】
全米で『ラ・ラ・ランド』を上回る興行成績を記録した超話題作!
元祖リケ女=NASA女?働きウーマン!?歴史的偉業の陰に存在した、最も意外な貢献者たち―。

主演を務めるのは、『ベンジャミン・バトン 数奇な人生』で第81回アカデミー賞(R)助演女優賞ノミネート、近年はテレビシリーズ「Empire 成功の代償」での活躍が目覚ましいタラジ・P・ヘンソン。
続いて、『ヘルプ〜心がつなぐストーリー〜』で第84回アカデミー賞(R)助演女優賞を受賞したオクタヴィア・スペンサー、第89回アカデミー賞(R)作品賞に輝いた『ムーンライト』にも出演している個性派シンガーのジャネール・モネイ、同作『ムーンライト』で見せた熱演により第89回アカデミー賞(R)助演男優賞の栄冠に輝いたことが記憶に新しいマハーシャラ・アリ。
さらにケビン・コスナー、キルスティン・ダンストといった実力と実績の確かな大スターたちが息の合った好演を見せていることでも話題となった本作。監督は、日本でもスマッシュヒットを記録した『ヴィンセントが教えてくれたこと』のセオドア・メルフィ。
また本作に深く共感し、音楽に加え製作にも名を連ねるのが、11度のグラミー賞に輝く人気実力ともに頂点に立つミュージシャン、ファレル・ウィリアムス。彼の書き下ろした楽曲が、本作にポップでポジティブなテイストを添えている。

2017年 第89回アカデミー賞(R)3部門(作品賞、助演女優賞、脚色賞)ノミネート

9月29日(金)TOHOシネマズシャンテ他、勇気と感動のロードショー!
公式サイト

キャスト

タラジ・P・ヘンソン(『ベンジャミン・バトン 数奇な人生』)
オクタヴィア・スペンサー(『ヘルプ〜心がつなぐストーリー〜』)
ジャネール・モネイ(『ムーンライト』)
ケビン・コスナー(『フィールド・オブ・ドリームス』、『マン・オブ・スティール』)
キルスティン・ダンスト(『スパイダーマン』シリーズ、『メランコリア』)
ジム・パーソンズ
マハーシャラ・アリ

スタッフ

監督:セオドア・メルフィ『ヴィンセントが教えてくれたこと』
脚本:アリソン・シュローダー、セオドア・メルフィ
全米公開:2016年12月25日
原題:Hidden Figures
配給:20世紀FOX映画

レビュー

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おじさんケビン格好いい

評価: ★★★★★ (5点) 投稿者:わせい2017-09-20

NASAの偉大な事業を支えた3人の黒人女性の実話に基づくお話 天才的な数学者キャサリンとその友達ドロシーとメアリー NASAというエリート白人男性だけの職場でそれぞれ 当時の人種差別をその能力でいかに克服していくかのサクセスストーリーです。 理不尽な当時の人種差別を少しコミカルに描いてます。 年取ったおじさんのケビン・コスナーがキャサリンの道を開いてくれます。 感動します。公開が楽しみです。

立ち向かう勇気

評価: ★★★★★ (5点) 投稿者:うっさん2017-09-20

1960年代にヒロインたちが、、女性であること、黒人であること、様々な壁を打ち破りながら、NASAの有人飛行を成功に導いたという実話に元ずく作品。 素直に素晴らしいと思いました。現実には、描かれている以上の困難があったでしょう。いまだに差別と偏見が残っていることは、白人と黒人というだけでなく世界のいたるところ、日本でも事件になっています。しばし、考えさせられました。科学や文明が進化しても、私たちの心が進化できる日は、来るのでしょうか。

1960年代黒人女性たちのキャリア奮闘ストーリー

評価: ★★★★★ (5点) 投稿者:snow20092017-09-09

1960年代初頭、米国とソ連の宇宙開発戦争のバックヤードで奮闘努力した黒人女性研究者たちの物語。 キャリアを積むためには、より良い仕事を得るためには、プライベートを充実させるには、等々、2017年の今でも通じるエピソードがいっぱい。 何もしなければ、何も起きない。元気に仕事をするための工夫がいっぱい。