羊の木

2017-11-13
2018「羊の木」製作委員会 山上たつひこ いがらしみきお/講談社      

錦戸亮主演 × 吉田大八監督最新作
さびれた港町にやってきた、見知らぬ6人の男女
平凡な市役所職員が知った驚愕の事実。彼らは全員、元殺人犯―

平凡な市役所職員の月末(つきすえ)は、男女6人の受け入れを担当するが、移住してきた彼らはどこかおかしい。これは、過疎問題を抱える地方都市が仮釈放中の受刑者を受け入れるという前代未聞の“国家の極秘プロジェクト”だったのだ。
美しい海に臨むさびれた町、魚深(うおぶか)で、犯した罪を抱えながらもそれぞれの居場所に馴染もうとする6人。町の人々は元受刑者という事実を知らされないままに彼らを雇い、町の住人として受け入れ、共に生活を始める。
そんなある日、月末は“彼らは全員元殺人犯”という衝撃の事実を知ってしまう。時を同じくして港で身元不明の変死体が発見され、静かな町に穏やかならぬ波紋が広がっていく…。

【introduction】
「第53回シカゴ国際映画祭」正式出品 /「第22回釜山国際映画祭」キム・ジソク賞受賞
吉田大八監督が豪華俳優陣 × 極限の設定で描く衝撃と希望のヒューマン・サスペンス!

『桐島、部活やめるってよ』、『紙の月』など、人間の光と闇を描き続ける俊英・吉田大八監督の最新作となる本作。 原作は熱狂的な支持を集める山上たつひこ×いがらしみきおの巨匠タッグによるコミック「羊の木」。漫画界を震撼させる内容で2014年文化庁メディア芸術祭優秀賞を受賞。
吉田監督は、このセンセーショナルな問題作の世界観をベースに誰も想像し得ない全く新しい衝撃と希望の結末を創りあげ、ワールドプレミアとなった第22回釜山国際映画祭では、“キム・ジソク賞”を受賞した。
極限状況に巻き込まれていく主人公、月末役に錦戸亮。月末が想いを寄せる女友達に木村文乃。元受刑者という暗い過去を持つ6人の“新住民”に北村一輝、優香、市川実日子、水澤紳吾、田中泯、そして松田龍平と日本映画界屈指の強烈な個性を持つ実力派キャストが集結。善と悪、普通と異常、職務と友情の境界線上で揺れるサスペンスフルな人間関係に圧倒的なリアリティを与える。

2018年2月3日(土)よりTOHOシネマズ 新宿ほかにて全国ロードショー
公式サイト

キャスト

錦戸亮 木村文乃 北村一輝 優香 市川実日子 水澤紳吾 田中泯/松田龍平

スタッフ

監督:吉田大八 『桐島、部活やめるってよ』『紙の月』
脚本:香川まさひと 『クヒオ大佐』
原作:「羊の木」(講談社イブニングKC刊) 山上たつひこ「がきデカ」、いがらしみきお「ぼのぼの」
配給:アスミック・エース

レビュー

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配役ピッタリ 元殺人犯は怖い??

評価: ★★★★★ (4点) 投稿者:わせい2018-01-10

街の祭りの「のろろ祭り」を境に急展開 この「のろろ」がわけわからない―神?魔物? 6人元殺人犯は、この街で更生できるのか? 6人の俳優が豪華です。妙に役にマッチしています。 吉田監督の思いは、「見て楽しめる」は十分伝わりました。 公開が楽しみです。