「フランス映画祭 2018」映画祭団長にナタリー・バイ就任&来日が決定!長編2作品の追加上映も決定

フランス映画祭 2018今年で26回目を迎える「フランス映画祭 2018」が6月21日(木)~6月24日(日)まで開催される。日仏交流160周年も迎える記念すべき本年の開催は、フランスとも親交が深い街・横浜で13年ぶりに実施が決定。フェスティバル・ミューズには、横浜市出身で何度もフランスを訪れたことのある常盤貴子さんが就任する等、開催前から盛り上がりをみせている。この度、映画祭団長として、映画界の巨匠ゴダール、トリュフォーらに愛されたフランスの名女優、ナタリー・バイの就任・来日が決定。2013年以来、3度目の団長を務める。

今回の起用理由としてユニフランス代表イザベル・ジョルダーノ氏は「クラシックでエレガントなフランス映画界の巨匠達であるフランソワ・トリュフォー監督やベルトラン・タヴェルニエ監督から新世代の監督たちまで、また、世界的に活躍するS・スピルバーグ監督やグザビエ・ドラン監督らにも愛される女優であり、多様な世代と多彩なジャンルをカバーするにふさわしい団長だと思っております。」とコメントを寄せている。合わせて、先日ラインアップ記者会見にて発表となった新作12作品に加えて、個性豊かな長編2作品の上映も追加決定した。

団長であるナタリー・バイが出演する、エマニュエル・ドゥヴォスとナタリーの競演が光るサスペンス『モカ色の車』。特別上映作品として『モカ色の車』上映前にはナタリー・バイの娘であるローラ・スメットの監督短編作品『トマ』の上映も決定し、ローラ・スメットの来日も予定している。さらに『たかが世界の終わり』(17)でセザール主演男優賞を受賞したフランス映画界の次世代俳優ギャスパー・ウリエル主演、第71回(2018)カンヌ国際映画祭監督週間にも出品された話題作『世界の果て』の上映が決定。長編14作品の全ライナップが出揃った。上映スケジュールもオフィシャルホームページにて6月2日(土)am0:00時に解禁、同日よりチケットも発売開始となる。

「フランス映画祭 2018」団長 ナタリー・バイ プロフィール
1948年フランス生まれ。代表作には、フランソワ・トリュフォー監督の『映画に愛を込めて アメリカの夜』(73)、『緑色の部屋』(78)、ジャン=リュック・ゴダール監督の『勝手に逃げろ/人生』(79)、『ゴダールの探偵』(85)など。
2000年代に入っても、クロード・シャブロル監督の『悪の華』(03)、ギョーム・カネ監督の『唇を閉ざせ』(06)、グザヴィエ・ドラン監督の『わたしはロランス』(13)、『たかが世界の終わり』(17)など、話題作への出演が続く。
受賞歴は 1980年『勝手に逃げろ/人生』でセザール賞助演女優賞、1982年『愛しきは、女/ラ・バランス』ではセザール賞主演女優賞、1999年『ポルノグラフィックな関係』でヴェネチア国際映画祭女優賞を獲得。

追加上映作品

作品タイトル:『モカ色の車』

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ナタリー・バイとエマニュエル・ドゥヴォスの競演が光るサスペンス

ストーリー

少しの荷物とお金、そして凶器を携えてスイス国境近くのエヴィアンへ向かったディアンヌ。目的はただひとつ。息子を事故 に遭わせ人生を狂わせた、モカ色のメルセデス・ベンツの運転手を見つけること。ディアンヌはある女にたどり着く。人をひ きつける魅力をもつその女は、どこか謎めいていて・・・。

原題:MOKA
監督:フレデリック・メルムー
出演:エマニュエル・ドゥヴォス、ナタリー・バイ、ダヴィッド・クラヴェル
2016/フランス/89分
※上映前に短編『トマ』(フランス/13分/監督:ローラ・スメット)の上映あり

コピーライト:(c)Pyramide Distribution


作品タイトル:『世界の果て』

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ジェラール・ドパルデュー、ギャスパー・ウリエル共演の戦争ドラマ
本年度カンヌ国際映画祭 監督週間上映作品

ストーリー

1945年、インドシナ半島。若い兵士、ロベール・タッセンは、前線で兄が目の前で無残に虐殺されるが、本人は何とか生き延びていた。復讐に燃えるロベールは、暗殺者たちを探す極秘任務に一人で出発する。しかし、若いインドシナの女性マイに出会い、全てが変わっていく・・・。

原題:LES CONFINS DU MONDE
監督:ギョーム・二クルー
出演:ギャスパー・ウリエル、ギョーム・グイ、ラン=ケー・トラン、ジェラルド・ドパルデュー
2018/フランス/103分

コピーライト:(c) 2017 Les films du Worso -Les Armateurs -Orange Studio – Scope Pictures – Rectangle Productions – Arena Films – Arches Films – Cinefeel 1 -Same Player – Pan Europeenne -Move Movie – Ce Qui Me Meut

フランス映画祭 2018 Festival du film francais au Japon 2018 開催概要

期間:6月21日(木)~6月24日(日)
会場:みなとみらい地区中心に開催(横浜みなとみらいホール、イオンシネマみなとみらい)
オープニング作品:『セラヴィ!』(『最強のふたり』の監督コンビの最新作)
主催:ユニフランス
公式サイト:http://unifrance.jp/festival/2018/

チケット発売情報
6月2日(土)より発売。詳しくは公式サイトをご確認下さい。

記事提供:映画・ドラマニュース

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