長編アニメーション映画『我々は宇宙人』のティザービジュアルと特報映像が公開。併せて、声優キャストとして坂東龍汰と岡山天音がW主演を務めることが発表された。

本作は、『NN4444』や『〇〇式』、『チルド』を手掛けた映画レーベルNOTHING NEWによる初の長編アニメーション映画。企画・脚本・監督を務めるのは、YOASOBI「優しい彗星」のMVなどを手がけた門脇康平。
平成の田舎町で出会い、親友となった内気な少年・翼と、“特別”な存在の暁太郎。しかし、日常の歪みの先に起きた取り返しのつかない出来事が、二人の関係を大きく変えていくことになる。
この度解禁されたティザービジュアルでは、ある夏の日、縁側で遊ぶ二人の姿が映し出されている。夕日が黄金に輝く中、見つめ合う翼と暁太郎。田舎の穏やかな風景の中に、「我々は宇宙人」というタイトルが違和感を与えるビジュアルとなっている。

併せて解禁された特報の前半では、ノスタルジックな雰囲気の中で楽しく過ごす二人の姿が描かれるが、後半、Yaffle作曲の劇伴とともに空気は一変。“ある事件”をきっかけに、物語は急展開を迎える。
坂東が演じるのは、内気でどこにでもいる普通の青年・翼役。岡山が、もう一人の主人公、人気者で特別な存在である暁太郎の声を務める。また、幼少期の翼と暁太郎の声は、オーディションで選ばれた槙木悠人(翼役)・中込佑玖(暁太郎)が演じる。
そして音楽には、藤井風や米津玄師などの楽曲をプロデュースする音楽家・Yaffleが参加していることも明らかになった。
またこの度、本作が第79回カンヌ国際映画祭監督週間部門にて正式上映されることも決定。これを受けて、門脇監督と坂東、岡山、Yaffleからコメントが到着した。
門脇康平監督 コメント
この度、カンヌ国際映画祭・監督週間に選出いただき、世界中の方々に作品をご覧いただく機会をいただけたことを、大変光栄に思っております。
『我々は宇宙人』は、誰もが知っている普遍的な喜びや悲しみ、痛みといった感情を、非常に個人的な思い入れを込めたキャラクターとストーリーによって描いた作品です。
本作のキャラクターたちが世界の皆さまにどのように受け止めていただけるのか、楽しみにしておりますし、多くの方の心に届く作品になると信じています。
坂東龍汰 コメント
映画『我々は宇宙人』で、翼の声を担当させていただきました。
脚本を初めて読んだときに、必ず多くの人の心を動かす映画になると確信し、門脇監督をはじめスタッフの皆さんが持つ尋常ではない熱量に触れ、僕も全力で応えねばという気持ちになりました。
収録では、暁太郎役の岡山天音さんが隣で、まるで湯気が立ち上るような迫力のある声を放たれていて、毎秒身体が痺れるような感覚でした。
そして、カンヌ国際映画祭「監督週間」に選出されたことも、心から嬉しく思います。
日本にとどまらず、世界中の方々に広く届く作品になることを祈っています。
岡山天音 コメント
最初に本編の映像を観させていただいた時、その美しく歪んだ世界に吸い込まれました。
門脇監督とのやり取りの中でも、今作が監督自身の血が色濃く混ざった作品である事を改めて知り、大人になった暁太郎の声を担わせていただく中で、必死で暁太郎の輪郭を編もうとしたことを覚えています。同時に、共演の坂東龍汰さんが体現する翼の光と影に、真隣で触れていた時間が、暁太郎としても、自分自身としても、とても感じ入る特別な時間でした。
カンヌ国際映画祭の監督週間で上映される事も含め、多くの方に、主人公2人の小さくて大きな物語が届く事を願っております。
Yaffle コメント
隠してる胸の奥を槍でぐりぐりつき回されるような映画です。圧倒的に美しいアニメーションという箱に、若き情熱たちが詰めた、死ぬまで忘れられないようなストーリーが入っています。一緒に観た人たちといろいろ話して理解が深まるような作りです。醜さも含めた人間の美しさを音楽として一緒に詰めました。
ジュリアン・レジ(カンヌ国際映画祭「監督週間」アーティスティックディレクター) コメント
本作は、異なる社会的背景を持つ二人の少年たちの成長と友情の物語です。
印象的なビジュアルスタイルもさることながら、この映画の真骨頂は語り口にあります。断片的な記憶をたどるように物語は進み、人の記憶がいかに個人の歴史や経験した現実を塗り替えていくかを、繊細な感性で描き出しています。(※日本語訳)
ストーリー
平成の日本、田舎町。内気で“普通”であることに悩む少年・翼は、小学三年生の春、クラスの人気者で“特別”な存在の暁太郎と出会い、親友になる。
二人だけの遊び、意味のない会話、夕暮れの帰り道―
世界は確かに、彼らのものだった。
しかし日常は少しずつ歪み始める。
ある日、暁太郎はクラスの中で浮いた存在となり、噂や視線が彼を囲んでいく。
翼はその変化に気づきながらも、何も言えず、何もしないという選択を重ねていく。
やがて起こる、取り返しのつかない事件ー
「もしもさ、俺が宇宙人だったらどうする?」
『我々は宇宙人』
声の出演:坂東龍汰 岡山天音
企画・脚本・監督::門脇康平
音楽:Yaffle
英題:『We are Aliens』
企画・製作・制作:NOTHING NEW
協力:MIYU PRODUCTIONS
(C)NOTHING NEW, MIYU PRODUCTIONS
https://nothingnew.film/wearealiens/
2026年劇場公開