映画『ザ・ホエール』で第95回アカデミー賞(R)主演男優賞受賞を獲得したブレンダン・フレイザーが主演を務める最新作『Rental Family(原題)』が、『レンタル・ファミリー』の邦題で2026年に日本で公開されることが決定。さらに、第50回トロント国際映画祭でのワールドプレミア開催も発表された。

監督を務めるのは、長編デビュー作『37セカンズ』(19)で第69回ベルリン国際映画祭パノラマ部門観客賞、国際アートシアター連盟賞を受賞したほか、「Beef/ビーフ」、「TOKYO VICE」などの話題作を手掛けてきた日本人監督・HIKARI。『37セカンズ』に続く長編2作目にして、サーチライト・ピクチャーズとタッグを組み、日本を舞台にしたオリジナル作品を手掛けた。
主演のブレンダン・フレイザーはオスカー後の次回作として本作を選び、日本に長期滞在。日本を見つめ続けた彼がどのような姿を見せてくれるのか。共演には平岳大、山本真理、そして柄本明が名を連ねる。
今回、ワールドプレミアの場として選ばれたトロント国際映画祭は、この10年、観客賞受賞作品がその後の賞レースを席巻することでも知られている。過去にはアカデミー賞(R)作品賞を受賞した『ノマドランド』、『グリーンブック』のほか、『ラ・ラ・ランド』、『スリー・ビルボード』、『ジョジョ・ラビット』といった作品がトロントから旅立っている。
また現地時間7月31日には、トロント映画祭で今最も注目されるクリエーターに贈られる、2025年度「Emerging Talent Award」をHIKARI監督が受賞することが決定した。名実ともに世界が注目する映画監督に名を連ねることになったHIKARI監督に、ますます注目が集まりそうだ。
あわせて、本作の場面写真も到着。フレイザー演じる東京で暮らす落ちぶれた俳優・フィリップが、日本の駅のホームで偶然目の前に居合わせた赤ちゃんに優しく微笑む姿が映し出されており、自然体で東京の風景に溶け込んでいる様子がうかがえる。
『レンタル・ファミリー』
出演:ブレンダン・フレイザー、平岳大、山本真理、柄本明ほか
監督:HIKARI
北米公開:11月21日
配給:ウォルト・ディズニー・ジャパン
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2026年 日本公開
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