韓国映画『全知的な読者の視点から』が2026年3月20日に日本公開されることが決定。本ポスターと本予告映像が解禁された。

本作は、小説の世界と現実の世界がリンクする異世界を舞台に、唯一の小説の読者である主人公の青年キム・ドクシャが、生き残りをかけたミッションに挑む物語。
“自分が好きだった、自分だけが知っている小説が現実になったら?”という好奇心をかき立てる斬新な設定と予測不能なストーリー。小説が現実となった世界で新たに出会った仲間たちと共に、生き残るための旅路がもたらすスペクタクルでダイナミックな展開が繰り広げられる。
原作は、韓国のweb小説サイト「Mupia(ムンピア)」での連載がスタートすると大きな話題をさらい、「NAVER WEBTOON」にて漫画化もされた「全知的な読者の視点から」。全世界累計で25億回以上読まれ、世界的な大ヒットコンテンツとなっている。2020年2月に完結したweb小説は現在エピローグシリーズが配信されており、web漫画版は現在も連載中で、英語、日本語、フランス語を含む10言語で世界中に配信。日本でも「LINEマンガ」での連載をきっかけに、KADOKAWA刊で単行本(全4巻)も発売され、アニメ化も発表されている。

(C) Sleepy-C(3B2S), UMI(REDICE), singNsong 2020/ REDICE STUDIO/ LDF (C) RIVERSE
その実写映画化となる本作は、2025年7月に本国で公開され、初週ランキング1位を獲得。台湾では歴代韓国映画1位を記録し、シンガポール、ベトナムをはじめとしたアジアの国々でも軒並みヒットを記録している。
本作で、10年間続いた小説を一途に読み続け、平凡な人生を歩んできた主人公ドクシャを演じるのは、今作が実写映画初主演となるアン・ヒョソプ。そして、ドクシャが読んでいる小説に登場する謎の人物ユ・ジュンヒョクを演じるのはイ・ミンホ。
他にも、チェ・スビン、シン・スンホ、AFTERSCHOOLのナナ、BLACK PINKのジスら、豪華キャスト陣が出演している。

今回解禁されたのは、「作者様、この小説は、最悪です」というドクシャの独白から始まる予告映像。現実の世界が突然崩壊し、自分だけが読んでいた小説の世界が現実となり、生きるための戦いを強いられた者たちの葛藤や、崩壊した世界を救うために立ち上がるドクシャと仲間たちの決意が描かれている。
予告映像のナレーションを担当しているのは、これまで数多くのアニメで主演を務めた声優・小林裕介。「Re:ゼロから始める異世界生活」のナツキ・スバル役をはじめとした“異世界転生アニメ”にも出演してきた小林が声を吹き込む映像にも注目だ。
あわせて解禁されたポスターは、「作者様、この物語の結末を、書き替えます。」という主人公たちの力強い思いが反映されたメッセージと、崩壊した世界を救うため、共に戦う仲間たちの精悍な顔つきが印象的だ。
なお、12月26日には本作のオリジナルポストカード付きムビチケカードが発売される。

ストーリー
子供の時のある事件がきっかけで心にトラウマを抱える青年・ドクシャは、【自分だけが読んでいたweb小説】の最終話を読み終えた。唯一の“救い”であり、10年以上読み続けた小説が迎える“最悪な結末”に絶望するドクシャの元に、作者から一通のメッセージが届く。
だったら、あなたがお望みの結末を見せてください―。
「俺だけが読んでいた小説の世界が現実となり、世界は崩壊した」
この世界の結末を知る“唯一の読者”となったドクシャは、崩壊した世界の中で自らの過去と向き合っていく。ドクシャはこの世界を救い、最悪な結末を迎える物語を書き替えることができるのか―。
『全知的な読者の視点から』
出演:イ・ミンホ、アン・ヒョソプ、チェ・スビン、シン・スンホ、ナナ、ジス、クォン・ウンソン
監督:キム・ビョンウ
原作:「全知的な読者の視点から」singNsong(「LINEマンガ」連載)
原題:전지적 독자 시점/omniscient Reader
2025年/韓国/韓国語/上映時間:117分/ビスタ/5.1ch
字幕翻訳:福留友子
提供:ツイン、Hulu
レイティング:G
配給:ツイン
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2026年3月20日(金)全国公開