安田章大が企画から参加し、のんとW主演を務めた映画『平行と垂直』より、場面写真が公開された。

本作は、自閉スペクトラム症の兄の大貴(安田章大)と、結婚を控えた妹・希(のん)が、それぞれの人生の転機を迎え、お互いのこれからとこれまでに向き合いながら自分らしい幸せを見つめていく物語だ。
安田が、山野海のオリジナル脚本に感銘を受けて、佐藤現プロデューサーに映画化を持ちかけたことをきっかけに企画が始動。企画に共鳴した小林聖太郎監督も加わり、自閉スペクトラム症(ASD)の専門家たちによる監修を仰ぎながら約2年をかけて脚本を練り、映画化が実現した。
監督は、『毎日かあさん』、『マエストロ!』の小林聖太郎。音楽は、作曲家・富貴晴美が手掛けた。

今回解禁されたのは、大貴を支え続けながら、自らの幸せとの間で揺れ動く希の繊細な心情を映し出した場面写真4点。
カウンセラーとして働く希は、大貴と支え合う日々を送っている。毎週水曜日には大貴の手料理を囲み、他愛のない会話を交わす食事会が兄妹にとってかけがえのない時間となっていた。しかし、恋人・雅也(伊島空)からプロポーズを受けたことで、希の人生は大きな転機を迎える。兄を大切に思う気持ちと、自分自身の人生を歩みたいという願い。その狭間で揺れる希の心情が映し出されている。

企画段階から制作陣が「この役を託したい」と熱望し、希が持つ天性のおおらかさや優しさ、そして内に秘めた芯の強さを表現できる俳優としてのんをオファー。
脚本を読んだのんは、作品に真摯に向き合い、自身が感じたことや意見を制作陣へ伝え、その言葉を受けて脚本はさらにブラッシュアップされた。改稿を経て作品への理解を深めたのんは、障がいのあるきょうだいを持つカウンセラーへの取材などを重ねながら、兄を想い続ける責任感と、自分自身の人生を歩み出そうとする葛藤を、一人の女性として丁寧に積み上げた。

兄を想う優しさと、自分自身の人生を選び取ろうとする強さ。その複雑な感情を繊細な芝居で体現し、人生の岐路に立つ一人の女性を等身大で演じ切ったのん。温かな包容力と芯の強さを自然体で表現した、のんの熱演が伝わる場面写真となっている。
『平行と垂直』は、8月28日より全国公開。
8月28日(金)全国公開