夏目真悟監督の初となるオリジナル長編劇場アニメーション『ghost/夜の果て』のメインキャストとして、堀田真由と高橋一生が声優出演することが決定。あわせて、特報映像が公開された。

「ワンパンマン」「ACCA13区監察課」「Sonny Boy」『四畳半タイムマシンブルース』など、原作・オリジナルを問わず数多くのアニメ作品で監督を務め、初のオリジナルTVアニメ「Sonny Boy」では独自の作家性を発揮した夏目監督。本作は、そんな夏目監督が自身の想いを丁寧に積み上げて創りあげた作品で、誰しもの心にある言葉にならない「本物の気持ち=“ゴースト”」をテーマに描く。
アニメーション制作は、今敏監督『パプリカ』や細田守監督『時をかける少女』『サマーウォーズ』などを手がけたアニメーションスタジオ、マッドハウスが担当。キャラクター原案を漫画家のオノ・ナツメ、キャラクターデザインを久貝典史が手がけ、TVアニメ「ACCA13区監察課」の制作チームが結集した。さらに、羊文学が書き下ろした全6曲の楽曲と、君島大空によるソリッドかつ幻想的な劇伴が物語を美しく彩る。
労働の必要がなくなった近未来。18歳になると、世界に必要な人間かそうでない人間かに、誰もが“選別”される。成熟した社会だが不条理な世界を生きるニケは、15歳で既に“選別”された特権を持つ優秀な少女。世の中に苛立ちを抱えながらも、自分にぴったりの場所があるに違いない、と自分の居場所を探している。そんな中、深い喪失を抱えるマスと出会う――。

主人公・ニケ役を堀田が演じ、高橋は、過去に家族を亡くしたことから深い喪失を抱え、身体に刺青を入れ続けながら日々を漂う中でニケと出会う男・マス役を務める。

特報映像では、「私は特別だから」と自分について語るニケに、彼女に寄り添うマスの繊細な関係性も垣間見える。さらに、羊文学の挿入歌「Sugar」に乗せて観る者を作品の世界へと誘う映像が凝縮されている。
堀田は「ニケは、不器用なくらいまっすぐで、美しいものや本物だと思えるものを大切にしながら自分の居場所を探し続けています。観てくださる方のそれぞれの心に違う形で届く作品になっていると嬉しいです」と語る。



また、高橋は「(監督の)夏目さんの眼差しから生まれた針の穴のような光明は、私たちと地続きの世界の、その冬の美しさのなかに、道標として輝いています」とコメント。



音楽を担当する君島は「音楽を作っていく中で、作中に登場する人物の誰へでも自分を代入できると気がつくような瞬間がありました」、主題歌・挿入歌を担当する羊文学は「何度も脚本を読み、最後にはいつも涙が出ていました。私たちの曲が、ghostが皆さんの思い出深い一本となるための、小さな力になれていれば嬉しいです!」とコメント。
さらに、キャラクター原案のオノ・ナツメは「出来上がった映像を拝見した時はキャラクターデザインの久貝さんの手によって完成したキャラクターたちの表情に見入ってしまいました」と、キャラクターへの想いを語るコメントを寄せている。
あわせて、ムビチケカード型前売券(第1弾)の発売が決定。8月7日より全国の上映劇場にて発売され、今後も上映劇場は更新される。

堀田真由 コメント
初めて台本を読んだ時、子どもの頃に抱いていた言葉にはできない沢山の感情を思い出しました。
そんな私も、大人になるにつれて自分が傷つかないように気持ちをしまい込み、「聞き分けのいい子」や「いい子」でいることをいつの間にか覚えてしまった気がします。
ニケは、不器用なくらいまっすぐで、美しいものや本物だと思えるものを大切にしながら自分の居場所を探し続けています。ニケの強さはとても眩しく、演じていて時に羨ましくもありました。
でも同時に、そのまっすぐさゆえの危うさも感じます。
この作品には、ひとつの答えを決めつけない魅力があると思うので、観てくださる方のそれぞれの心に違う形で届く作品になっていると嬉しいです。
高橋一生 コメント
喪失や、それに付随する絶望。
そういったものを潜り抜けなければ見えてこないものは確かに存在しています。
合理を突き詰めれば、世界はかえって人間の居心地の悪い場所になりますが、抗いようのない何かによって、私たちはまっすぐ、地獄と背中合わせの桃源郷に向かっているのかもしれません。
マスがどこかに抱いている諦観は、自分の視座と時折強く重なったように思います。
夏目さんの眼差しから生まれた針の穴のような光明は、私たちと地続きの世界の、その冬の美しさのなかに、道標として輝いています。
君島大空(音楽) コメント
音楽を作っていく中で、作中に登場する人物の誰へでも自分を代入できると気がつくような瞬間がありました。
それは大人になっていく過程そのものに敵対するような過剰な鋭さ、老成していく部分への省み、気持ちを守るために独自の儀式を執り行う個人と集団。
内省的であることは、ひとりの内に成り立つものではなく世界によって侵され、守られているのだと思います。
この作品に出会ってから、ひとりの人間に根差している暴力が何によって世界に開かれるべきなのかを考えています。
羊文学(主題歌・挿入歌) コメント
何度も脚本を読み、最後にはいつも涙が出ていました。そして、この作品に向き合うとき、嘘がないようにしようと思いました。
曲は、少し前、初めてのアメリカツアーの前後で完成させました。
日本で感じていた自分の痛みを、アメリカの広大な景色に似合うカラッとした音に乗せることで、ニケの強さと脆さを表現したいと思いました。
私たちの曲が、ghostが皆さんの思い出深い一本となるための、小さな力になれていれば嬉しいです!
オノ・ナツメ(キャラクター原案) コメント
キャラクター原案のお話をいただいた時、アニメ「ACCA13区監察課」の皆さんが勢揃いな中に参加させてもらえることをとても嬉しく光栄に思いました。
出来上がった映像を拝見した時はキャラクターデザインの久貝さんの手によって完成したキャラクターたちの表情に見入ってしまいました。目に残る色、耳に残る音、また映画館で味わいたいです。
『ghost/夜の果て』
声の出演:ニケ:堀田真由/マス:高橋一生
監督・脚本:夏目真悟
キャラクター原案:オノ・ナツメ
キャラクターデザイン:久貝典史
音楽:君島大空
主題歌・挿入歌:羊文学
原作:夏目真悟、鈴木智尋、バンダイナムコフィルムワークス、マッドハウス
アニメーション制作:マッドハウス
配給:バンダイナムコフィルムワークス
(C)ghost production committee
https://www.ghost-yoruhate.com/
2027年2月11日(木・祝)全国ロードショー