『漁港の肉子ちゃん』肉子ちゃんとキクコの何気なくも愛おしい日常が満載の場面写真一挙解禁！「トトロ」オマージュも

明石家さんまが、企画・プロデュースする劇場アニメ映画『漁港の肉子ちゃん』が6月11日（金）に全国公開される。

明石家さんまが、直木賞作家・西加奈子の小説に惚れ込み企画・プロデュースした本作は、漁港の船に住む訳あり母娘・肉子ちゃんとキクコの秘密が紡ぐ感動のハートフルコメディだ。
監督を務めるのは、『ドラえもんのび太の恐竜2006』(06)『海獣の子供』(19)といった数々の名作で知られる渡辺歩。アニメーション制作はSTUDIO4℃が出掛ける。
吹き替えキャストには、肉子ちゃんの声を大竹しのぶ、娘・キクコの声をCocomiが務め、人気声優の花江夏樹や下野紘、吉岡里帆、マツコ・デラックスらの声の出演でも話題となっている。

この度解禁となった場面写真には、穏やかな漁港の街を背景にレトロな色合いと哀愁を漂わせる船の上で、弾ける笑顔でお団子を食べる肉子ちゃんと大好きな読書を静かに満喫するキクコや、肉子ちゃんの働く焼き肉屋「うをがし」で、今にもジュワッという音が聞こえそうなほど、食欲をそそる煙を立ち昇らせた分厚い肉を一心に見つめる2人など、何気なくもどこか愛おしさを感じる母娘の日常が切り取られている。このほか、水族館のペンギンに驚き尻もちをつく肉子ちゃんや、幼少期のキクコによる健気でキュートな姿などもお披露目となり、漁港町を舞台に新たに育まれていく母娘の物語を思わず見守りたくなるシーンの数々となっている。

強烈なファッションセンスとマスコットキャラクターのような出で立ちで一度見たら忘れられない存在感の主人公・肉子ちゃん。そんな母親と対象的に、大きな目と小学生とは思えない少し大人びたルックスで周囲の目を引くキクコ。劇中には他にも、母娘を取り巻く個性強めなキャラクターが数多く登場することも見どころとなっている。

解禁された場面写真には『となりのトトロ』(88)オマージュのシーンも…。名作映画やアニメ作品などのオマージュにいくつ気づけるか？

『漁港の肉子ちゃん』の世界を豊かに彩っているのは、キャラクターデザインと総作画監督を務めた小西賢一。スタジオジブリ研修生の第一期生として入社し、アニメーターとして『耳をすませば』(95)や『もののけ姫』(97)に参加し、『かぐや姫の物語』(13/総作画監督)も担当した。美術監督には『スチームボーイ』(04)、『鉄コン筋クリート』(06)で美術監督を務めた木村真二。それぞれ直近では『海獣の子供』(19)で渡辺歩監督、STUDIO4℃とタッグを組んでいる。

さらに、GReeeeNが書き下ろしたエンディングテーマ「たけてん」の発売が5月26日(水)に決定。肉子ちゃんとキクコの軌跡、そして大好きな人をただ真っすぐに想う気持ちを歌い上げた渾身の楽曲だ。

ストーリー
食いしん坊で能天気な肉子ちゃんは、情に厚くて惚れっぽいから、すぐ男にだまされる。一方、クールでしっかり者、11歳のキクコは、そんな母・肉子ちゃんが最近ちょっと恥ずかしい。そんな共通点なし、漁港の船に住む母娘の秘密が明らかになるとき、二人に、最高の奇跡が訪れる――！

作品タイトル：『漁港の肉子ちゃん』
出演：大竹しのぶ　Cocomi　花江夏樹　中村育二　石井いづみ　山西惇　八十田勇一　下野紘　マツコ・デラックス　吉岡里帆　
企画・プロデュース：明石家さんま
原作：西加奈子「漁港の肉子ちゃん」（幻冬舎文庫刊）
監督：渡辺歩
キャラクターデザイン・総作画監督：小西賢一
美術監督：木村真二
脚本：大島里美
音楽：村松崇継
主題歌：稲垣来泉「イメージの詩」作詞・作曲：吉田拓郎編曲：武部聡志
サウンドプロデュース：GReeeeN （よしもとミュージック）
エンディングテーマ：GReeeeN「たけてん」（ユニバーサルミュージック）
アニメーション制作：STUDIO4℃
製作：吉本興業株式会社
配給：アスミック・エース

公式サイト：29kochanmovie.com
公式twitter：＠29kochanmovie
コピーライト：(c)2021「漁港の肉子ちゃん」製作委員会

6月11日（金）全国ロードショー