【コラム】「シャープ・オブジェクト KIZU-傷-:連続少女猟奇殺人事件」原作者『ゴーン・ガール』のギリアン・フリンが語る

シャープ・オブジェクト KIZU-傷-:連続少女猟奇殺人事件ワーナー・ブラザーステレビジョン& ホームエンターテイメントは、海外TVシリーズ「シャープ・オブジェクトKIZU-傷-:連続少女猟奇殺人事件」を2019年4月3日(水)よりブルーレイ発売、DVDレンタルを開始した。

本作は、エイミー・アダムス演じる主人公の女性記者が独裁的で過保護な母親の影響により抱えてしまった過去のトラウマと闘いながら、故郷の街で起こった連続少女猟奇殺人事件の犯人を追っていく極限のサイコ・サスペンス。後味の悪いストーリー展開が、クセになって観れば観るほどハマってしまうと話題のこの春注目の海外TVシリーズだ。

このたび、『ゴーン・ガール』で一躍有名となり、本作で原作・脚本・製作総指揮を務める作家ギリアン・フリンが自ら作品について語るコメントが到着した。

本作で原作、脚本、製作総指揮を務めるギリアン・フリン

昨年11月にアメリカで公開されたヴィオラ・デイヴィス主演のスリラー映画『Widows(原題)』で脚本を担当するなど、今ハリウッドで注目を浴びているベストセラー作家ギリアン・フリン。現在までに著書は「KIZU-傷-」「冥闇」「ゴーン・ガール」の3作が発表されており、「冥闇」「ゴーン・ガール」はともに映画化もされている。そして、ギリアン・フリンの処女作である「KIZU-傷-」は英国推理作家協会2部門(最優秀スリラー賞・最優秀新人賞)を受賞するなど高い評価を受けており、遂に本作で完全実写化となった。

「KIZU-傷-」を執筆した当時についてフリンは「原作を書くときに、私が想い描いたのは暗い森の中にある辺鄙な感じのする町。想像力をフルに働かせて物語の舞台を作り上げたわ」と振り返る。
また、スリリングなストーリー展開の中で重要となる本作の舞台アメリカ南部について「中流階級の人がほとんどいなくて、富裕層と貧困層しか住んでいない。(そんな中で主人公のエイミー・アダムス演じる)カミールは富裕層出身。彼女の家族は地元で一番のお金持ちで、昔ながらの南部の貴族って感じの人達ね」と設定の背景を解説する。

さらに、本作の物語の中で重要なこととしてフリン自身が挙げているのは、”町の主な産業が豚肉の加工業であること”と話す。その理由について「住人が毎日のように生き物を殺しているの・・・そして別の住人がその殺された生き物を食べる、つまり”暴力の連鎖”を表現している。」とその設定の意図についても明かしている。

アメリカ南部の独特な雰囲気とフリンの手腕がより物語をダークに際立たせる本作。
「シャープ・オブジェクトKIZU-傷-:連続少女猟奇殺人事件」は、4/3(水)よりブルーレイ発売、DVDレンタル開始。

ストーリー
独裁的で過保護な母親を持ち、幼少期にトラウマを抱えてしまった記者カミール・プリーカー(エイミー・アダムス)。アルコール依存症で自傷行為を繰り返し、精神病院を退院し、職場復帰したカミールだが、故郷の街ウィンド・ギャップで起きた猟奇的な連続少女殺人事件の取材を担当することになる。事件を追っていくうちに、過去のトラウマや母親との確執に葛藤しながらも真相を追っていく。

【キャスト】
カミール・プリーカー:エイミー・アダムス(佐古真弓)
アドーラ・クレリン:パトリシア・クラークソン(唐沢潤)
リチャード・ウィリス:クリス・メッシーナ(綱島郷太郎)
ヴィッカリー:マット・クレイヴン(石住昭彦)
アマ・クレリン:エリザ・スカンレン(森なな子)
幼少期カミール:ソフィア・リリス(佐古真弓)

【スタッフ】
原作:ギリアン・フリン
監督:ジャン=マルク・ヴァレ
製作総指揮:ジェイソン・ブラム、エイミー・アダムス、ギリアン・フリン

「シャープ・オブジェクト KIZU-傷-:連続少女猟奇殺人事件」 
2019年4月3日 ブルーレイ発売/DVDレンタル開始
■ブルーレイ コンプリート・ボックス 2枚組/¥11,300+税
■DVDレンタル Vol.1~Vol.2 ※1巻4話収録
※R-15:本作には、一部に15 歳未満の鑑賞には不適切な表現が含まれています。

発売・販売元:ワーナー・ブラザースホームエンターテイメント
公式サイト:https://warnerbros.co.jp/kaidora/detail.php?title_id=55461&c=3
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2019年4月3日(水)ブルーレイ発売、DVDレンタル開始

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