海外TVシリーズ「ラヴクラフト・カントリー＜シーズン１＞」が2021年8月11日(水)よりダウンロード販売・デジタルレンタル、DVDレンタル開始となる。

本作はマット・ラフが2016年に刊行した同名の小説「ラヴクラフト・カントリー」が原作。米小説家H.P.ラヴクラフトの代表作「クトゥルフ神話」と反人種差別というメッセージを融合させた物語をベースに、社会派とエンターテインメントの要素を掛け合わせた異色の”ダークファンタジーホラー”だ。

ジムクロウ法が施行されていた1950年代のアメリカを舞台に、怪奇小説家・ラヴクラフトが描くSF物語を愛する黒人青年・アティカスが、行方不明の父から届いた手紙を頼りに旅に出るところから始まる。その道中で出会った白人至上主義者、モンスター、謎の魔力、悪霊が住む家。そして家族に隠された“秘密”― 果たしてこれは現実なのか？物語の幻想か？家族のルーツを辿るため戦う、悪夢のロードトリップが始まる―――。

「スター・ウォーズ」シリーズをはじめ、SF・ファンタジー作品の名監督として知られるJ.J.エイブラムス、『ゲット・アウト』『アス』で一躍有名監督の仲間入りをしたホラー作品の新鋭ジョーダン・ピールが製作総指揮を務め、「ゲーム・オブ・スローンズ」「チェルノブイリ」などクオリティの高さで知られるHBO(R)製作による、大ヒットメーカーの夢のコラボレーションが実現。

第78回ゴールデングローブ賞TVドラマ部門作品賞ノミネートのほか、米映画評論サイト・Rotten Tomatoesでも高評価を獲得。特にEp1「SUNDOWN」は批評家票100％を記録した。全米放送スタートとともに、HBO Maxでの第1話視聴者は1000万人を記録し、これまでのデジタル視聴者数新記録を樹立。最終話放送時には、放送スタート10分でTwitterトレンド入り・369,800件を超える投稿を記録している。

主人公アティカス役に『ラストブラックマン・イン・サンフランシスコ』『ザ・ファイブ・ブラッズ』出演のジョナサン・メジャース、レティ役には『ハーレイ・クインの華麗なる覚醒 BIRDS OF PREY』出演のジャーニー・スモレットを起用。J.J.エイブラムス、ジョーダン・ピールと共に製作総指揮を務めるミシャ・グリーンは『トゥームレイダー2』の監督・脚本家に抜擢。今最も注目される俳優・スタッフが、本作をより一層際立たせる。

ストーリー
1950年代、黒人に対する差別を法として明示したジムクロウ法が施行されているアメリカを舞台に、ラヴクラフトの描くSF世界を愛する主人公アティカス・フリーマンが親友のレティナと彼のおじであるジョージと行方不明の父親を捜す旅に出る。父親からは、秘密の遺産の相続権が“アーダム＝Lovecraft Country”にあるという手紙が残されておりそのメッセージを頼りに彼らはそこへ向かったのだ。その中で、レイシストである白人アメリカンによる人種差別的な恐怖や、ラヴクラフトの小説から飛び出してきたきたような謎のモンスターたちと遭遇しながらも、家族の秘密を探るために戦うのだった。

【CAST】
アティカス・フリーマン：ジョナサン・メジャース（杉村憲司）
レティーシャ・ルイス：ジャーニー・スモレット（志田有彩）
ジョージ・フリーマン：コートニー・B・ヴァンス（手塚秀彰）
モントローズ・フリーマン：マイケル・ケネス・ウィリアムズ（多田野曜平）
クリスティーナ・ブレイスホワイト：アビー・リー（伊藤静）

【STAFF】
製作総指揮：ミシャ・グリーン　J.J.エイブラムス　ジョーダン・ピール
原作：マット・ラフ