「福井映画祭13TH」がメトロ劇場にて11月30日（土）、12月1日（日）に開催される。2006年から始まった「福井映画祭」は、全国から応募された数多くの自主制作映画の中から、観客の投票によりグランプリを決める映画祭だ。本年度は、コンペティション作品14本に加え、招待作品として富田克也監督の『典座 -TENZO-』、篠崎誠監督の『共想』を上映。
今年は297作品(長編部門90作品、短編部門183作品、アニメーション部門24作品)の応募がコンペティション部門に登録。約3ヶ月間の一次審査で数名の実行委員が全作品の中から30作品を選び、二次審査を経て最終的に長編部門4本、短編部門4本、アニメーション部門6本の計14本を上映作品として選出された。
さらに、コンペ部門とは別に招待作品として2作品が上映。1本目は、インディペンデントで独自のスタンスで作品を作り発表し続ける空族・富田克也監督の最新作『典座-TENZO-』。本作は、カンヌ国際映画祭の批評家週間特別招待部門にも選出されるなど世界各地の映画祭で上映、受賞後、現在国内各地の劇場で公開され好評を博している。仏教をテーマとしていて、曹洞宗の僧侶が出演しており、永平寺でも撮影されている。空族として富田監督と共に活動し、今作の共同脚本として作品に参加した相澤虎之助さんと出演された僧侶の来場も予定されている。
2本目は、国際的にも評価が高い名匠・篠崎誠監督の最新作『共想』。東日本大震災後の人々の心の変化を描く「あれから」「SHARING」に続く三部作の三作目とも言える作品で第19回東京フィルメックス特別招待作品としても上映。篠崎監督と出演者の来場が予定されている。
本映画祭の上映スケジュール、各作品の詳細情報は「福井映画祭13TH 特設サイト」にてご覧いただける。前売りチケットのメール予約も可能だ。詳しくは下記サイトをご覧ください。
福井映画祭13TH 特設サイト
https://fukuifilmfestival.jp/13th/
■開催日：11/30（土）、 12/1（日）
■開催場所：福井メトロ劇場
■開催時間：11/30（土） 13:00 ～ 20:20、 12/１（日） 11:00 ～ 19:50
■料金
当日1日券1,500 円、前売1日券1,300 円
前売2日券2,000 円、高校生以下無料
※「典座」は別途料金1,500円（前売1,300円）
公式サイト：https://fukuifilmfestival.jp/
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