吉岡秀隆主演「連続ドラマW 夜の道標 -ある容疑者を巡る記録-」に野田洋次郎の出演が決定 特報映像も解禁

吉岡秀隆が主演を務める「連続ドラマW 夜の道標 -ある容疑者を巡る記録-」に、野田洋次郎が出演することが決定し、コメントが到着。あわせて、特報映像が解禁された。

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原作は、芦沢央が作家生活10周年記念として手掛けた同名小説。1996年に起こった殺人事件の担当刑事・平良(吉岡秀隆)が、2年間逃亡する容疑者の足取り、殺人の理由を捜査しながら事件の“真実”に迫っていく、本格社会派ミステリーだ。各登場人物のバラバラに思えた点と点が“ある容疑者”を巡って繋がった時、思いもよらぬ“社会の闇”が浮き彫りとなっていく。

そんな本作への出演が決定した野田は、ロックバンド・RADWIMPSで活動しながらも、俳優として数々の映画・ドラマに出演。第39回日本アカデミー賞では新人俳優賞を受賞している。また昨年、主演を務めたNHK BSのドラマ「舟を編む~私、辞書つくります~」はギャラクシー賞に入賞し、現在、NHK総合のドラマ10枠でも放送され話題を集めている。

今作で野田が演じる阿久津弦は、軽度の精神障害を抱え、もがき続けた学生時代を支えてくれた恩師を殺害した容疑者。信頼しているはずの恩師をなぜ殺したのか。数多くの証拠を残しながらも、2年間その足取りが掴めない謎多き逃亡犯だ。吉岡演じる刑事・平良正太郎が真実に迫ったとき、阿久津が抱える“社会の闇”が明かされる、物語の鍵を握る役どころとなっている。

野田は「手頃で安易な答えが溢れる今の世の中に、決して優しくはないけど、必要な作品だと感じました」とコメント(全文は本記事下に記載)。森淳一監督と密にディスカッションを重ね、繊細に作り上げた役どころにも注目だ。

あわせて解禁された特報映像では、吉岡演じる刑事・平良が、2年間足取りの掴めない野田演じる容疑者・阿久津に迫る緊迫感溢れる様子が垣間見える。

1990年代を舞台に、フィクションながら現実にあった社会問題に切り込んだ慟哭のミステリードラマ「連続ドラマW 夜の道標 -ある容疑者を巡る記録-」(全5話)は、9月14日午後10時スタート。

野田洋次郎 コメント

頂いた脚本を読ませてもらいながら、作中で生きる人々の感情の、その質量の重さみたいなものに圧倒されました。引きずり込まれるような感覚がありました。今まで演じてきたどんな役とも違う難しいものになると想像しつつも「この作品に関わりたい」と強く思いました。手頃で安易な答えが溢れる今の世の中に、決して優しくはないけど、必要な作品だと感じました。大切な作品を、このチームで作れたことを誇りに思います。是非ご覧ください。


ストーリー
1996年、横浜市内で学習塾を経営する講師・戸川勝弘が殺害された。被害者の元教え子で軽度の精神障害を抱える阿久津弦(野田洋次郎)が早々に容疑者として捜査線上に浮かぶが、事件発生から2年経った今も足取りはつかめていない。捜査が縮小する中、窓際刑事の平良正太郎(吉岡秀隆)が課長・井筒勲の指示で、若手刑事・大矢啓吾と共に戸川殺しの専従捜査を担当することに。悪い噂1つない人格者・戸川がなぜ殺されたのか――。戸川を知る塾関係者、容疑者・阿久津の母親や元妻、知人……平良らは日々聴き込みを続けるが、謎は深まるばかり。
一方、殺人犯を匿うことになる阿久津の同級生・長尾豊子、阿久津にあるきっかけで出会う小学生・橋本波留。関係ないように見えた者たちが、阿久津という逃亡中の容疑者を中心に動き出した時、バラバラに思えた点と点が繋がり、やがて思いもよらぬ展開を見せていく。
阿久津の殺人と逃亡の理由、平良たちがたどり着く“真実”、そして浮き彫りになる、ある社会問題とは――。自らも家庭に問題を抱える刑事・平良正太郎を軸に、たった一つの真実に近づいていく本格社会派ミステリー。

「連続ドラマW 夜の道標 -ある容疑者を巡る記録-」
出演:吉岡秀隆 野田洋次郎 ほか
原作:芦沢央「夜の道標」(中公文庫)
脚本:倉光泰子 森淳一
監督:森淳一
音楽:Jun Futamata
企画プロデュース:小髙史織 野村敏哉
プロデューサー:小林祐介 妙円園洋輝
制作プロダクション:ダブ
製作著作:WOWOW

9月14日(日)午後10時スタート(全5話)
毎週日曜 午後10時~ ※第1話無料放送
WOWOWプライム WOWOWオンデマンド
【番組特設サイト】https://www.wowow.co.jp/drama/original/yorunodohyo/

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